1月21日の新聞・折々のことばから
目は臆病・手は鬼
気仙沼のある魚問屋でのこと。
大にぎわいの宴席のあと、下げた食器の山を見てため息をついていると、一家の母がこう言ったという。
途方もない量の片付け仕事を前に怖(お)じけているいるときも、とりあえず手を動かせば存外すんなり事はなる。
震災後、すさまじい瓦礫(がれき)の山を前にしてボランティアの人達がこの言葉を立証した。
「斉吉(さいきち)魚問屋便り」(2013年2月)から。
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目は臆病・手は鬼
三陸地方に伝わることば
気仙沼のある魚問屋でのこと。
大にぎわいの宴席のあと、下げた食器の山を見てため息をついていると、一家の母がこう言ったという。
途方もない量の片付け仕事を前に怖(お)じけているいるときも、とりあえず手を動かせば存外すんなり事はなる。
震災後、すさまじい瓦礫(がれき)の山を前にしてボランティアの人達がこの言葉を立証した。
「斉吉(さいきち)魚問屋便り」(2013年2月)から。
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