里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

2016年01月19日 | 日々のつぶやき
昨日ニュースで、都心部では、少し積雪があったようでしたね。

関係ない者が、景色として見るには、「あぁ、綺麗やな」と言う感じです。

しかし、積雪のあるところに生活する人たちは、綺麗やなと言う感じからは、ほど遠い感じです。

私も、結婚して京都に来るまでは、舞鶴の山深いところに住んでいましたので、冬は大変でしたよ。

雪が降ると、屋根に積もった雪が、大きな轟音を立てて、屋根から滑り落ちます。

地響きを立てて、傾斜のきつい屋根を大量の雪が滑り落ちます。   

        

屋根から落ちた雪は、家の出口さえも塞いでしまいますので、とりあえず、出口から、道へ出るまでを雪かきして歩く道を作らねばなりません。

屋敷から、大きい道まで出るところは、各家の人が雪かきをして、大きい道は、市の方から、雪かき専用の車が来てくれて、除雪してくれます。

自家用の車は、11月の下旬くらいにスノータイヤに変え、3月中旬くらいに又普通のタイヤに戻します。

スノータイヤだけでは、雪が多い時は、滑ったり、又坂道は登れない時もあります。

それで、積雪が多い時や、走るとき、まだ雪が降り続いている時は、スノータイヤの上に、チェーンを付けて走る時もありました。

スノータイヤから普通のタイヤに戻した時は、あぁ、車が軽くなったと感じます。

今となっては、懐かしい思い出ですが、当時、そのような地域に住む者にとっては、大変なことでした。



折々のことば

2016年01月18日 | 日々のつぶやき
昨日の新聞・折々のことばより

忘れてええことと、忘れたらあかんことと、ほいから忘れなあかんこと

                           河瀬 直美


 神隠しにあったのか、幼い息子が行方不明になってかなりの時間が経つ。

その父親が自分に言い聞かせるかのようにこうつぶやく。

大切な人を失った人は、いつかはその人の不在を前提に人生を組み立てなおしてゆかざるをえない。

何を軸に?

それは思い出の仕分けでもある。

社会が瓦解(がかい)しつつあるときもきっと同じことが言えるだろう。

                 監督の映画「沙羅双樹」の中から。


1月17日

2016年01月17日 | 日々のつぶやき
今から21年前の朝、阪神大震災が起きました。

あの日の、午前3時くらいに、私は、何か大きな音で「カタン」と聞こえ、目が醒めました。

その瞬間ガラス窓が赤く光ったのを見て、一体今の光は何なのだろうと、少し不気味な感じを受けました。

何だろうと気になって仕方がありませんでしたが、またそのまま眠り込んでしまいました。

そして、5時40分頃、大きな揺れを感じました。地震でした。


もう一件、私の記憶が、ちょっと正しいか、不安ですが、母が、当時まだ家にテレビがなかった頃、ラジオで、連続ドラマ「金色夜叉」を聞いていました。

そのストーリーの中で、寛一さんとお宮さんの会話で、「今月、今夜の、この月を」と言うのがあったように思います。

それが1月17日の月だと思うのですが…(えらい古い話ですみません)(母を偲んで書きましたので)


金色夜叉




絶唱

2016年01月16日 | 日々のつぶやき
今日は、朝から何故か、小学校から今までの同級生の人達の中で、亡くなった人たちの事がやたらと、記憶の中から甦ってきます。

病死、事故死、その他不慮の死を遂げた人(病院で、薬の量を間違われてetc・・・)、自殺した人。

みんなみんな、何故死んだ? と問いかけたい。


昨日の朝、娘が、お父さんが「さ~ちゃん、○○○ちゃん」と呼ぶ声で目が醒めた。と言いました。

私も、主人が「オーイ・オーイ」と呼ぶ声で目が醒めました。

娘と二人で「お父さん、何か言いたい事があるのかなぁ」と言いました。


思い当たる事はと考えましたら、多分、今、仕事で福島県にいる二男の事だろうと思いました。

この二男が、13日から一週間くらいの予定で、福島大学病院に検査入院すると言う事を聞いておりましたので…

会社の健康診断で、少し引っかかったところがあると言う事で、入院することになったらしいです。

二男の説明では、どうも私には、よく解らない話ですが、ホルモン異常とかで、内分泌科に入院するとのことでした。

こんな二男を亡き主人が心配して、何か私たちに伝えたくて、夢で、呼びかけたのでしょうか?


それで、昨日は、勤務がシフト制で、たまたま休みの日だった娘とお墓参りに行くことにしました。

そのお墓へ行く途中に、二男から携帯に電話が入り、「今、退院したし」と言う事でした。

「え~ぇ、一週間くらいの入院と言っていたのと違った?」

「検査だけやし、2日間だけで良かったんや」

「それで検査の結果は、どうだったん?」

「未だ解らない、次、2週間後に病院へ行って、聴く事になっている」


何ともまぁ、朝からビックリや、気が抜けるような・・・

でもまぁ、良かったと言う事に、とりあえずはおさまりました。


福島までは、なかなか行ってあげることは、困難だし、あまり入院が長引くようであれば、「先生に頼んで、京都の病院へ入院出来るように、紹介状を書いて貰って」と言っていました。

次、2週間後に結果を聞くそうですが、何も異常がない事を祈りたいです。


ここまで我が子の話は、今のところ、ひとまずおさまりましたが。・・・


文章の最初に書いた、同級生の中で、もうだいぶ亡くなった人たちがおられるので、その人たちに「何故死んだ?」と問いかけたい気持ちです。

若くして亡くなり、この世に未練はなかったですか?

高校2年の時に亡くなったMちゃん、強烈に印象に残っています。

いつもおとなしく、何に悩んでいたのかは家族の方も、クラスメイトも誰も解りませんでした。

家族の方から、「行方不明になりました」との連絡が学校に入り、みんなで、2日間、自宅や学校の周辺の山や川、そして海など、授業は止めてみんなで探しました。

やっと海で見つかりました。多分自殺だったのでは? 

でも、残された者は、耐えられませんでしたよ。

今でこそ、「優しかったよ」、「旅行に行ったときは、いつもお土産有難う」等など、いい思い出をありがとうと言えるようになりました。

でも、未だ身近な人を亡くしたり、仲良しだった友達が、この世に別れを告げたことに対して、やはり涙が止まらない時があります。
   

舟木一夫「 絶唱~ロケ地探訪・智頭町~」

折々のことば

2016年01月15日 | 日々のつぶやき
1月12日の新聞の折々のことばから

どうにもならない事は沢山あると身に染みた今でもこんな夜があります。

                      知的障害の子を持つ母


 排泄(はいせつ)トレーニングを始めて11年。

今日は着替えを4組ぬらし「おむつの予備を」との手紙を持ち帰り、ぐっと凹(へこ)む。

「ようやく一山越えたのかな」と喜んでいたのに。

でも水好きの子はお漏らしも不快でない。

だったら仕方ないか・・・。         

「困ったやつ」と思いもするが、この世で、二つとないご縁。

朝になればきっとまた気持ちは凸に。

         ブログ「とんとんのヒトリゴト」から。

折々のことばより

2016年01月14日 | 日々のつぶやき
今日の新聞の折々のことばから

くりかえし製作すべきでもなければ、同じ人間がやたらくりかえして見るべきではない「記録」というものもあるのである。                                   

                                        吉田秀和

 ホロヴィッツの演奏会の録画映像。

そこには、もちろん本人も見たことのない苦渋の形相が映し出されていた。

音楽の「真実」をもぎとるために一人のピアニストがかくも「手荒」に扱われていいものかと、音楽評論家は思わず目を伏せる。

反復して晒(さら)される画像が見る者の品位をも蝕(むしば)んでゆく例は少なくない。

                                「私の時間から」。

               

母の誕生日に思いを

2016年01月13日 | 日々のつぶやき
今日1月13日は、私の母の誕生日でした。

母は、13日生まれの事を「13と言う数字はあまりいい数字ではないから、私はあまりいい人生ではない」とぐちを言っていたことがありました。

私は、そんな母に、「13日と言う日に生まれた人は、お母ちゃんだけと違うで、大勢の人がこの同じ日に、又は月違いの13日生まれの人もいっぱいおられるはずやし、そんな考え方はしない方がよいのと違うか?」と親をなだめたことがありました。

母は、納得したような、それでも納得は出来ないような、あいまいな反応でした。

まぁ、苦労ばかり多くて、決していい人生だったとは、言えないと思いますが…

でもそこそこの生活が出来て、子供3人も、まずまずの子でしたし、あまり上ばかり見なくてもいいのではないか?と私は思っていました。

母は、健康そのもので、スポーツは何でも出来ましたし、私から見る限りでは、言うことなしと思いました。

そんな母が、よく鼻歌で歌っていた「青葉の笛」を聞いてみたくなりました。


青葉の笛 (唱歌) 唄・元旦

野村正峰:日本のわらべ歌

2016年01月12日 | 日々のつぶやき
昨日取り込んだ曲は、難しく、殆どの人が御存知ない曲だったと思います。

私自身も知らない曲でした。

ただ、昨日演奏された曲を入れようと探したところ、昨日アップした曲だけが見つかりました。

今日は、多分ほとんどの方が全部とは言わなくても、何処かに知っているメロディーが出てきますので聞いて見て下さい。

それでは、耳になじみのある曲を入れて見ました。


野村正峰:日本のわらべ歌

琴・三弦のコンサート

2016年01月11日 | 日々のつぶやき
今日は、ザ・パレス サイド ホテル2Fで行われたK先生社中のお琴と三弦のニュー イヤー コンサートに行きました。

先日下見に行ったとき、このホテルの駐車場は、車が20台くらいしか置くことが出来ないようでしたので、近くの御所の駐車場に入れて、会場となるホテルへ行きました。


     

     

みんな大変上手に弾かれました。

プログラムが、丁度半分まで進んだとき、10分間の休憩がありました。

その時に、お客様全員に、お菓子が配られました。

     

この袋の中身は、家に持って帰ってから、食べて、途中で、あっ、写真を撮るのを忘れたと慌てて写しましたが、中身は、殆ど空に近い状態になっていました。

入っていた中味は、おかき、八つ橋、チョコレート、あめなどが入っていました。

2時から始まり、予定通り4時に演奏会は終わりました。

演奏がとても上手でしたので、帰る途中も、家に帰り着いてからも、未だ音の余韻が私の体に残っていました。

御所の駐車場に、参拝と言う目的外で車を止めましたので、気持ちの中で、申し訳ないなと言う感じがありましたから、売店でお土産を買って帰りました。

     


今日は、お天気も良く、新成人のお祝い行事もあり、あちこちで、若く、初々しい晴れ姿の人達もいっぱい見ましたし、目も耳もいっぱい・いっぱい、いい事を取り入れた日になりました。


今日、演奏された曲の中で、やっと一曲だけyou tube で見つけることが出来ました。


冬の曲(吉沢検校 作曲)



久しぶりの演奏会、楽しませて貰いました。



     



猿を決め込む

2016年01月10日 | 日々のつぶやき
1月3日の新聞・折々のことばから

戯(ざ)れことば

 三匹の猿がそれぞれ目と耳と口を塞いでいる。

見ざる、聞かざる、言わざる。

これを「三猿(さんえん)」という。

自分に都合の悪いことは、あえて知らんぷりすること、これを「猿を決め込む」という。

巻き添えになることを恐れて口をつぐむ人。 

あえてふれないことで「ないこと」にする報道。

ほんとうは政治から子どもの様子まで、

見ないふりしてちゃんと見ていることが肝要なのに。