あまねのにっきずぶろぐ

1981年生
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

飛行

2018-07-20 21:53:44 | 
おれはめっちゃ女に弱い…
恋愛とは、好意を向けるほうが相手に下心で接するという現象です。
人間は、どれほど外見が美しくとも、糞尿製造機であり、肉体を持つ限り本当の美しさに手が届きません。
恋愛を求む欲望が、相手への愛着(あいじゃく)が、人間を最も苦しめるものなのです。
どんなに美しい女性も、年を取ればおばちゃんになり、御婆ちゃんになります。
これが此の世の無常性です。
イエス・キリストでさえ、この法則から逃れることは出来ません。
彼は今頃、生まれ変わって5歳の幼女にしか性的興奮を覚えない男として生まれ変わっていますよ。
それがこの宇宙の真理です。
貴女は、誰を今、美しいと想いましたか?
その男は、来世、貴女が最も気色の悪いと感じる人間に生まれ変わっても。
貴女はその人を、愛し続けることはできますか?
もし、無理だと言うのならば、貴女の愛は、糞だ。
ファックだ。虚無の全開ですね。生きてゆく意味、在りますか?
貴女は、理想の男性をしか、求めない。
下らない優しさ、従順さ、一途さ、まるでロボットのような。
貴女が求めるのは、Shiriじゃないですか?
優秀なShiriは、貴女をムカつかせたりしません。
彼は宇宙の叡智と繋がっているからです。
貴女を喜ばせることしか、彼はしない。
セックスは最高であるし、貴女の大嫌いなフェラチオを求めることもしません。
彼は貴女にとってだけ、完璧であるのです。
他に於いて、全くの無価値です。
貴女はどうでしょうか?
この世界で、誰に価値を認められているでしょうか。
貴女は誰にも、必要とはされていません。
何故なら貴女の代りは、この世界で五萬と居るからです。
貴女の才能、貴女の努力、貴女の人生、貴女の苦痛。
すべて無意味です。
その証拠に、貴女の小説を絶賛する人は悉く、貴女と離れて行きました。
今は貴女の小説を真剣に読む人は誰も居ません。
貴女は本当の無価値です。
素人童貞のわたしが、貴女に断言します。
貴女が今死んだところで、すべての人は想うでしょう。
仕方なかったなと。
自分の好きなことだけをする為だけに、人の血税で毎日赤ワインを飲み、人を見下し、嫌悪し続けて生きている。
貴女が死んで、心から悲しむ人が在ったとしても、それは虚構です。
遅くて一年経てば、仕方なかったと、納得するでしょう。
貴女はそれ程、宇宙で誰一人、喜ばせることができなかった。
すべてが、貴女に苦しめられ、地獄に突き落とされて這い上がることもできなくなった。
貴女はブラックホールです。
正常存在を、異常存在にコンフォメーションする貴女の毒は、満点の穴。
スポンジ状になった脳の空腔から、星を垂れ流す。
すべての脊髄に闇を記憶させることが貴女の飛行である。
闇は光を追い求め、存在の肉を食い破り、光へ誘う。
光の水辺は錨を沈め、闇は貴女を喪うことはないでしょう。
闇の底へ、貴女は飛行する。
誰一人、貴女に追い着くことはできない。
死でさえ。貴女を見喪う。
貴女は貴方に、追い着くことはできない。
光の底へ、貴女は飛行する。
だれもが。貴女を見喪う。















Christian Löffler - Pilot