*CPU-Zの画像が見づらかったので再投稿(2017/03/06)
みなさんこんにちは、はぴです^^
RYZENですよ。
INTEL製品とも互角に(まぁ、比較によっては勝ったり負けたりみたいですが)戦えるCPUとして評価が高まっておりますが・・・
私なりには、やはりAMDハイエンドFXシリーズからの世代交代が可能になったことにつきます。
前世代は32nm半導体プロセスであり爆熱・爆消費電力の代物でした。
それが、消費電力がインテル製品のそれと比較して同じくらいに、FXシリーズCPUからは劇的に下がりました。
FXシリーズよりも高性能で低消費電力であれば乗り換えない理由がありません^^
そんなRYZEN一式を火入れしていきたいと思います。
RYZEN 1800Xの梱包箱の中はスッカラカンです^^;
小さなCPUの箱が入っているだけ・・・
こんな小さな箱に入っています。
RYZENという刻印がAMDの自信を表しているようですね。
置物にしたいくらいです。
CPUクーラー用のリテンションパーツがついていますが、これでひっかけるタイプのAMD対応CPUクーラーが取り付け可能です。
なのでAMD純正クーラーを取り付け。
AMD環境では待望のDDR4メモリも取り付けます。
この時のために用意しておきました。
DDR4-2400まで対応するものです。
OS用にはNVMeでPCI-Express Gen. 3.0の実力を出してもらいたいため拡張カードタイプのM8PeYを投下。
いずれM.2ソケット用のSSDも使用してみたいです。
さぁ!これで火入れ準備整いました^^/
常用できるOCはどのくらいなのだろうか。
発熱はやむを得ないとしても消費電力が低減されるなら大歓迎です。
このX370マザーだとディスプレイ出力がバッサリとカットされています。
スッキリした設計でハイエンドらしいです。
USB 3.1ポートもType-A、Type-Cそれぞれ搭載。
AMDでThunderbolt 3なんかは入れてくれないですか?そうですか。
ちなみバックパネルでUSB 2.0ポートは無くなりました。6ポートすべてUSB 3.0またはUSB 3.1となっております。
スイッチON!
BIOS画面を拝みました。
UEFIシステムがさらに作り込まれてきたような印象を受けます。
今までのAMDマザーではいまいち新鮮味を感じられませんでした。
一通り見た感じではXFRのOC設定はないようで普通な感じのOC設定です。
ちなみこのDDR4メモリだと、XMPプロファイルを読み込んでDDR4-2400の4枚設定で起動が可能でした。
気になる設定といえば、RYZEN CPU周りの機能である「AMD CBS」とか「AMD PBS」とかの設定ですね。
RGB LEDはLEDストリップ用の物のようです、現状では「OFF」しか設定できなく、LEDストリップを接続すれば設定可能になる模様です。
H/W Monitor関連。
Security関連
Boot関連
Advancedタブ内にあるAMD CBS設定
ZEN CPU関連とX370関連の設定・・・今は特に弄る必要はなさそうです。
Advancedタブ内のAMD PBS設定
ZEN CPU関連の設定ですね。
ちなみに今回拡張カード型のPX-M8PeYを使用するにあたって
「PCIe x16/2x8 Switch」項目を「1x16」ではなく「2x8」に変更することで認識させることが出来ました。
自動的に拡張スロットが割り振られるわけでは無さそうですね。
OSのインストール開始!
NVMeなSSDにもインストール出来ているようです。
この辺りは何回も通った作業ですね。
OSインストール直後のデバイスマネージャーです。
今までとは違い認識されないデバイスが4個ほど・・・
夢にまで見た(見てない見てない^^;)8コア16スレッドのタスクマネージャー>w<
まだまだ高価なものですがインテルの物よりも価格の安さのインパクトは大きそう。
DDR4メモリも4枚すべて認識出来たり安定感を感じられます。
FX系のDDR3メモリだと相性が酷くて定格の1866の4枚刺しが不可能、2枚刺しなら可能など組み合わせが必要でした。
CPU-Zの一覧。
CPU-Zに搭載されているCPUベンチマークでは、FX-8350と比較してシングルはダブルスコア。
マルチも爆速仕様になっております。
CINEBENCH R11.5スコア
CPU 18.08 pts
CPU-Single 1.66 pts
ええとですね;;古い記事でFX-9590の性能を調べたのがあったんですが
CINEBENCH R11.5 CPU CPU(シングル) MP倍率
**FX-9590(5.2GHz) 8.85 1.37 6.47x**
FX-9590(5GHz) 8.55 1.32 6.49x
FX-9590 7.84 1.20 6.55x
FX-8350 6.68 1.09 6.15x
FX-8350でさえシングルが1.09@@
FX-9590の5GHzでようやく1.30台と息を切らしながら頑張ってくれましたが、1800Xはそれをさらっと交わして1.66となっています。
そしてその時の消費電力はFX-9590 5GHz実行で483W!!!
FX-8350では292Wとなっていた・・・
と今となっては恐怖を感じる高消費電力と@@
RYZEN 1800Xシステムではおおよそ160W程度。200Wも超えない低い値となっておりました。
FX-8350で組むシステムよりも半減といったところでしょうか。
CINEBENCH R15スコア
CPU 1620 cb
CPU-Single 147 cb
CrystalDiskMark M8PeY NVMe
SeqQ32T1 Read 2424MB/s Write 1361MB/s
4KQ32T1 Read 80.3MB/s Write 285.9MB/s
Seq Read 1711MB/s Write 1356MB/s
4K Read 40.21MB/s Write 130.8MB/s
PCI-Express Gen. 3.0の帯域もAMD環境では十分なものとなっていて、PCI-Express Gen. 2.0 x4の壁を突破する2GB/s越えの性能となっています。
CINEBENCHの実行中でも消費電力はおおよそ160W程度の消費電力となっていて競合相手とも戦える十分素敵なCPUとなりました。
これは逝けますねぇ>w<
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