さてCARBIDE AIR 540に入れ替えたサーバー機ですが、その後とっても快適動作です^^
RAIDチップの冷却しかり、全体的な統一された流れのある冷却は安定動作には重要ですね^^;
しかし、CPUの冷却にはサーバー用のクーラーを取り付けたとはいえ少々貧弱www
なにせ、発熱では有名なBulldozerアーキテクチャのCPUを2個も載っけてますから・・・
おおぉ?!
発熱対策にはクーラーだよね?ってことでNOCTUA製の「NH-U12DO A3」を購入しました^^;
こいつは数少ないOpteron専用のCPUクーラー× W126 × D71m(ヒートシンク)
重さ 800g(ヒートシンク)
材質 銅製ベース アルミフィン
対応ファン 120mm角 2基搭載可(回転数変更可アダプタ)
現状のサーバー機はこんな様です。
なんとSocket F,Socket G34,Socket C32専用という実にマイナー?な尖った製品@w@
12cmファンを搭載し、ダブルファンにも対応します。
対応 AMD Opteron G34,C32,F(3.5"&4.1")
サイズ H158 子w
KGPE-D16の周囲をグルッと取り囲んでいる冷却ファンによって前から後ろへ、はたまた上部への廃排気の流れを実現させております。
CPUクーラーは、Dynatron A5という、Opteronのクーラーの中ではド定番のものでした。
背丈がそれなりに低いためメンテナンスには便利です。
そこで、このNH-U12DOの登場です!!w
デスクトップ版のCPUクーラーのようにヒートシンク部分と、CPUクーラー部分に分かれて梱包されております。
付属品ですがファン固定用クリップ、グリス、回転数制御ケーブル、ネジ類等のまとまった袋。
そして、Opteronソケット用の留め具が2種類
それぞれ、「4.1”」と「3.5”」との刻印があって間違わないようになっています。
説明書には、次のように書いてあります。
Socket G34,Socket F用 「4.1”」= 104.1mm
Socket C32,Socket F用 「3.5”」= 89.9mm
G34とC32は区別されるようですが(サイズに合った留め具を選択要)、Socket Fについては共通???
好感が持てたのはこの部分。留め具を選んでも、ヒートシンクの向きを選べます。
縦、横どちらでも選択可能www
CPUクーラーによっては特にAMDプラットフォームだと、ソケットに固定した時点でヒートシンクの向き、ひいては冷却ファンの向きも決まってしまうので注意が必要ですね^^;
Socket AM3+のCPUクーラーの場合、モノによっては向きが固定されるCPUクーラーもあったりします^^;
KGPE-D16はSocket G34タイプなので「4.1”」と刻印してあるほうを使用^^
それぞれ、小さめのネジで固定します。
プラスネジではなく、6角タイプのネジで固定することになります。
とはいっても6角レンチが付属しているので安心してください^^
ここのメーカーは6角タイプがお好き???
横からレンチが入りますのでこれはまぁ便利といえば便利?w
プラスドライバーですと上からの締め付けになりますのでこうはいかないですね^^
CPU接地面のベースプレート・・・
ツルツルピカピカではありませんが、平らな面になっております。
ネット情報ではこのメーカーのCPUクーラーでCPU接地面の水平が出ていない場合があるそうですが、取り付けた後でしたし^^;;;
動作が不安定になったら取り外して確認したい部分ですw
KGPE-D16に取り付けます。CARBIDE AIR 540での組み付けから、前から後ろへの風の流れに沿うように前後にファンを取り付ける向きに設置w
付属の6角レンチでKGPE-D16に元から付属するベースプレートへネジ締めします。
Opteronなサーバー用マザーボードの場合、ネジ締めは2か所ですので、Socket AM3+の4か所のネジ締めとは違いますw
ベースプレートは金属製なので、その分しっかりと固定出来そうです。
冷却ファンは、標準で1300回転ですが、電源コネクタの間に挟んで使用するアダプタを使い回転数を落とすことが出来ます。
Low Noise Adapterと呼ばれるものと、Ultra Low Noise Adapterの2種類があり、それぞれ1100回転と900回転に変更して運用出来ます。
説明書では、Low Noise Adapterが1300回転13.1dB、Ultra Low Noise Adapterは1000回転7.9dBとの表記がありますが、「誤植」のようですね^^;
WEBでの製品仕様では、それぞれ1100回転16.9dB、900回転16.9dBとなっています。
冷却ファンの取り付けは付属のクリップを使います。
真ん中辺に出っ張りがありますが、ここに手をかけることが出来るので容易に取り付けが可能です。
冷却ファン2個を取り付け完了!
グラフィックスカードとのクリアランスは確保w
PCケースの拡張スロット2個分までNH-U12DO A3が占有します。
KGPE-D16だと、このグラフィックスカードの一つ上にもPCI-Express x16スロットがありますが、これは5番目のPCI-Express x8スロットが使用されると切断される排他仕様ですので、私の環境だと必要ありません。
1つじゃ寂しいですよね???w
ってことで、2個載せることにしましょう^^
CPUクーラーの存在感がハンパなくなっちゃいました^^;
う~ん、デカいCPUクーラーになった分、空気の流れが妨げられたりしないんだろうか・・・
これで、ヒカリ物な冷却ファンとか使ったらピカピカしそうなド派手サーバー機になりそうですw
高発熱(高消費電力?)なBulldozerアーキテクチャを余裕を持って冷やすにはこういった強力クーラーで安心かもしれませんw
これで、これから来る猛暑でも安心???
メモリー交換は、CPUクーラーを取り外さないと出来なくなりましたので不便にはなりましたけどねぇ^^;
数少ない、OpteronのCPUクーラー設置編でしたw
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