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アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2016年12月02日 | アメリカのサマーキャンプ
本日は、今年の夏初めてアメリカのサマーキャンプに参加された、中学2年生の女子生徒さんと保護者の方のご感想をご紹介いたします。2週間のセッションに参加しました。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答: 毎日余裕がありながらも、暇な時間というものがなく、充実した2週間を過ごすことができました。印象的だったことは、敷地が広大で、初日どこに行けば良いのかわからなかったこと。Art Showやシニアが企画してくれたパーティーで皆着飾って、ドレスは必要ないとWhat to bringにいは書いてあったので、困ったこと。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答: 今回のサマーキャンプに初参加した私は、情報がほとんど与えられていなかったので、全て周りの人に「このアクティビティはどこにあるの?」など、質問していました。それにより積極性が増しました。最初は手順を考え、自分でその文章を暗記して話していましたが、他人に話しかけられるとそうもいかず、あいまいな返事しかできませんでした。しかし、慣れるにつれ、瞬発的に聞いたり、答えたりすることが以前に比べ上達しました。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答: 参加したいと思う。理由は積極性や英語力を養うため。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答: Horse back ridingのプログラムに障害だけでなく、馬場馬術も追加して頂きたいです。

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
答: キャンパーが皆、積極的で、通りすがりにもハイタッチで挨拶してくれること。キャビンの同室者全員から、最後にカード(ノートの切れ端を折って)を頂いたこと―皆さん同室で楽しかった。また会おうね、などとても温かいコメントを頂きました。帰国後、成田ですでに「来年はあれを持って行く。乗馬はアドバンスにする。」など、来年の予定を立てていたこと。思ったよりも英語が通じたとは言え、初めてのサマーキャンプは全てが未知数で、2週間が4-5日に思えたこと。あるアクティビティでは、自分以外全て(キャンパー&船の運転手さん)スペイン語だったこと。最後のディナーにロブスターが出てきて、ゴージャスだと思ったこと、など。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答: 親が同行しない海外での2週間、ある意味サバイバルな経験をさせてやることが出来て良かったです。また、日本の中での強調、主張しない事と、アメリカでは生きのびる方法が違う、という事も本人には初経験で、成長の糧となりました。キャンプの話をしていると度々「来年は、----する」と、とても意欲的で、来年の夏及び今後アメリカの高校留学に向けて、タミー様にご指導受け賜りたく存じます。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答: 保護者の出席な可能なイベントのスケジュールが、キャンプ終了後に封書でキャンプより届きました。行けないまでも、子どもと連絡を取る際、「今度○○○があるのね」と、送信できるよう、メールで知らせて頂きたく存じます。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答: 一般には募集されていない北米東海岸でのサマーキャンプに参加できた事、ひとえにAmerican Summer Opportunitiesのお陰と心より感謝申し上げます。空港より全般に渡るサポートは、安全面でも精神面でも保護者にとって信頼出来、子どもにとっても充実した時間を過ごさせて頂け有難いです。

サマーキャンプに向けて出発する前に、ご自宅にお電話させていただいた折、夜11時過ぎだというのに塾から帰ってきたばかりということがありました。私立の中高一貫校に通われているのですが、お勉強面では学校でのプレッシャーも大きいと伺っております。そんな中、たった2週間ですが、自分のことを誰も知らない環境に飛び込んで、予備知識もあまりない中サバイバルした結果、自分自身の体験から得てくれたものは大きいはずです。経験は教えられません!キャンプを終えて、成田空港に到着した時点で来年の参加を楽しみにしてくれたことを、とても嬉しく思います。来年は、今年の夏の経験を生かし、2週間のセッションをもっと自分らしく過ごすことができることでしょう。そして、もっと英語を勉強したい!もっと自分の可能性を知りたい!という気持ちが強くなってくれば、高校留学への道も自然に開けてくるはずです。これからがとても楽しみなお嬢さんです。