ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2023年11月16日 | アメリカのサマーキャンプ

今朝のボストンの気温は2度。庭にある小さな池に氷が張っていました。アメリカの学校は、今週後半から感謝祭休暇に入ります。24日の感謝祭には、サマーキャンプ参加をきっかけにアメリカの高校留学や大学留学を果たし、現在ボストンやニューヨーク周辺の大学に通っている生徒さんたちが何人か我が家にやって来ます。久しぶりに顔を見る生徒さんたちから近況を聞きながら、感謝祭ディナーを共にすることが今からとても楽しみです。

今年の夏、日本からアメリカのサマーキャンプに参加したお子さん、そして保護者の方から寄せられた感想をご紹介します。私立中学に通う中学2年生の男子生徒さんです。何年か前にお兄さんが弊社コーディネーションを利用し、アメリカのサマーキャンプに2年継続して参加してくれました。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:楽しかったことーインターナショナルデイ、キャンプファイアー、カーニバル。困ったことー思ったことを言語化、時差ボケ、文化の違い

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。

回答:考えた事ー伝えることの大切さや大事さ。変わった事ーもっと文化を知りたいと思うようになった。もっと英語を勉強しとけばよかったと思うのではなく、もっと英語を勉強したいと思った。気付いた事ーカウンセラー、キャンパー問わずみんな優しいということ。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか?その理由は?

回答:参加したい。理由ーキャビンメンバーに「また来年」と約束もしたし、今度はもっと英語を勉強して完全に喋れるようにしてから行きたいと思ったから。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?

回答:特に無し。

(保護者)

質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。

回答:キャンプでは同じキャビンの子たちがとても良い子で、最高だったそうです。アクティビティでは、サーカスを始めは怖がっていましたが、後半参加して空中ブランコが出来てとても良い経験となったようです。日本にいる時からやってみたいけど、無理だと思うと行動に起こす前から諦めてしまう事が多かったのですが、テニスやウォータースポーツも果敢に参加して来たらしく、かなりの成長を感じました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。

回答:到着直後に、体調不良で残りの日数が無事に過ごせるのか少し心配しましたが、キャンプナースやTammyさんのサポートで東京にいても安心して過ごせました。元々、キャンプに参加する事を本人はあまり前向きでは無かったのですが、親が心配する割りには子どもはケロっとしており、息子の柔軟性や適応性に驚きました。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。

回答:兄の時はコロナ前だった事もあり、4週間のプログラムでしたが、3週間だと少し短く感じます。トリップデイが1日だった事や買い物できる日が無くて残念がっておりました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:Tammyさんには、兄の時から引き続きですが、今回は沢山ご心配をお掛けしてしまいました。ただ参加する前からTammyさんの所なら安心して預けられると、信頼感が有りましたので、何が起こってもそれほど心配は有りませんでした。本当にお世話になりました。

このお子さんのお兄さんが何年か前にサマーキャンプに初めて参加した折、現地に到着した翌朝、キャンプオフィスで椅子に座ったとたんに寝落ちしぐっすり寝てしまい、オフィスのスタッフが扇風機を弱風にし心地よい風が通るようにし、そうっと寝かして置いたらお昼過ぎまで寝ていた、という有名なエピソードがありました。弟さんはオフィスで寝てしまうことは無かったのですが、翌日に体調を崩し病院に担ぎ込まれる、という経験をしました。現地の病院では、水分不足からの体調不良という診断を受け、幸いなことに翌日から他のキャンパーたちと一緒にアクティビティに参加できるようになり、関係者一同心からほっとしたのでした。

キャンプを訪問した際は、インターナショナルデイというイベントで、子どもたちがそれぞれ、出身国のお料理やお菓子を作ってふるまっていたのですが、この生徒さんとキャンプを歩いていると、色々なところから声がかかりました。キャンプ到着直後に体調を崩してしまい、不安な気持でいっぱいだったと思うのですが、その後は自ら水分補給を心がけて元気になり、キャンプ生活を思い切り楽しんでくれたことがとても嬉しかったです!現地で「本当に楽しそうね!どうして?」と思わず訊くと、「人がいいから!」と笑顔で即答してくれたことが、忘れられません。来年、またキャンプに参加し、今年の夏に知り合った友達たちやカウンセラーたちと再会できたら素晴らしいなー、と心から願っています。そして、来年はショッピングトリップが再開されるよう、私からもキャンプディレクターにお願いしますね。



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