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アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ

2018年10月17日 | アメリカのサマーキャンプ
早いもので、10月も中旬。ボストンでは、例年よりも寒さが早くやって来ました。ダウンコートが欲しいくらいですが、紅葉がきれいです。

今年の夏も、弊社が自信を持って日本のファミリーにお勧めします、サマーキャンプ、サマースクールプログラムに、日本から子ども達が参加しました。参加者の方々、保護者の方々から寄せられた感想をご紹介してまいります。

本日、ご紹介しますのは、今年初めてアメリカのサマーキャンプに参加した、10才の女の子さんです。東京の英語学校で毎週土曜日3時間、英会話をお勉強中です。お母さまが東京での説明会にご出席され、この夏のサマーキャンプ参加が実現しました。

キャンパー
質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:わたしは、ラマ、アニマルケアがとてもたのしかったです。理由は、ラマにふれたこともなかったのに、せわをできたし、”ブラックベリー―”というラマと、とてもなかよくなりました。アニマルケアでは、”ムース”という子ねことブランコにのったりしました。とうげいでは、自分の好きなラマやハムスター、ネコをイメージして作りました。とてもよい作品になってうれしかったです。家族からの手紙が来る前は、キムさんの手紙を毎日よみかえしていました。ホールでは、ダンスや音楽をきいたり、おどったりして、楽しかったです。また、来年も行きたいです。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:行く前は、英語をちゃんと話せるか心配でした。でも、ボストンで自分の知っている質問や単語を使うようにしました。そうしたら、つうじたのでびっくりしました。少しの単語でも、とても話がつうじて、おしゃべりが楽しかったです。帰って来た時、英語に自信がつきました。かよっている英語じゅくでも、よりもっと発言でき、みんなにおどろかれたくらいです。これからも英語の勉強をがんばり、来年に生かせたいと思います。

質問:来年も、アメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?
回答:来年も来たいです。理由は、とても楽しいアクティビティやキャビンメイトがとてもやさしくて、てつだってくれたからです。ボストンでは、日本ではあまりやらないものをたくさんやりました。とてもよいけいけんになったと思います。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
回答:アクティビティをえらぶときに、よこに写真をはり、えらぶじゅんばんを決めず、希望を紙に書き、かさなった場合にくじびきやじゃんけんで決めればいいな、と思います。

保護者
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:キャビンで、毎晩一人ずつ、その日の楽しかった事や嫌だった事などを発表し合う時間があった、と聞きました。キャビンは全員で20人いたそうですが、日本人一人であまり英語が話せないにもかかわらず、自分の伝えたい事を英語で(なんとか)発表していた事におどろきました。キャビンメイトの皆、優しく自分の話を聞いてくれて嬉しかったと話していました。アクティビティが本格的で、娘は後半にウクレレのクラスを受けたそうですが、2週間弱で何曲も弾けるようになり、シェアリングナイトではみんなで一緒に演奏したとのことで、大変感心いたしました。帰国後も、ウクレレを続けたいと話していました。ラマケアや動物のプログラムも、とても楽しかったようです。日本ではなかなか出来ない体験ができ、良かったと思います。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:かなりマイペースに過ごしていたようですが、キャビンメイトとコミュニケーションできたことが自信になっているようです。みんな優しかったようで、一緒にバスケットボールをして、シュートをたくさん決めると、ほめて頼りにしてくれたり、折り紙を折ってあげるととても喜んでくれたりと、友情を深められて嬉しかったのだと思います。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:事前にアクティビティの希望を2つお伝えしておりましたが、本人が選ぶときには既に満員で選択できなったそうです。前半は年齢の低い順、後半は高い順からの早い者勝ちで、娘はちょうどミドルだったので、前半も後半もやりたかったものが選べず残念がっていました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:様々な質問に速やかにご回答下さり、大変助かりました。また、現地にも訪問して下さり、動画を送って頂き、とても有難かったです。また、キャビンには日本人一人ずつ、というルールがとても良いと思いました。英語で思いを伝えようとトライすることが自信につながるので、とても良い環境にして下さっている、と感謝しております。

現地を訪問しました際は、陶芸のクラスをそれは楽しそうに受けていたお嬢さんでした。毎晩ある、キャビンでのミーティングでも英語でがんばっています!、と笑顔で話してくれた様子がとても印象的でした。アクティビティの事前予約については、キャンプ事務局で手違いがあったようで残念でしたが、来年は今年取れなかったアクティビティに必ず参加できるよう、アレンジ致します。アクティビティを選ぶ際のアイデア!キャンプディレクターに伝えたいです!
同じ年齢の子供たちが共同生活を送るキャビンには、日本人参加者は1人きり、という環境を実現するのには、長年かけてキャンプ側と交渉し、また毎年確認してきたプロセスがありました。このように保護者の方から評価いただき、コーディネーターとしてとても嬉しく思います。各キャビンに日本人参加者は1人きりとするために、性別、年齢によっては、日本人枠が空いていたとしてもご参加いただけないケースもありますが、弊社のポリシーとしてご理解いただければ、幸いです。
来年は、今年キャンプで出会ったお友だちたち、ラマのブラックべりーと再会できたら、いいですね! 今後の成長を見守らせていただくことができましたら、光栄です!

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