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アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

今年のサマーキャンプ、サマースクールも無事終了しました!

2014年09月01日 | アメリカのサマーキャンプ
ボストンは、蒸し暑さが数日戻ってきた後、今朝は肌寒く感じるくらい気温が下がりました。日中は、まだまだ日差しも強く夏の陽気ですが、着実に秋が近づいてきているようです。

先週の木曜日に、今年の夏のプログラムがすべて無事に終了しました。最後のグループの子供たちをボストン空港でお見送りし、その後成田ご到着のご報告を保護者の方々からいただき、今シーズンも終了です。今年も色々とありましたが、何よりも参加者全員が各プログラムで元気に楽しく過ごし、無事に日本の親御さんのもとに帰宅してくれたことが、何よりです。シ-ズン中は、一時も気が抜けず、緊張の日々でした。やっと肩の荷がおりた気持です。これまでは、日々の仕事に追われ、本レポートも滞っておりましたが、これから順々にこの夏のご報告をしてまいります。

第1弾は、昨年から継続して同じサマーキャンプに参加しました、インターナショナルスクールに通う男子生徒さん、そして保護者の方から寄せられたご感想です。この9月から9年生(日本の学校ですと中学3年生にあたります)になります。キャンプ期間中は、ご両親でキャンプ訪問も果たされました。その際に、キャンプにて撮影されたお写真も送っていただきました。親御さんのご訪問で照れる生徒さんの表情と、お子さんをキャンプに訪ねられたとてもハッピーなお父さまのお写真には、こちらまで微笑んでしまいます。

参加者
質問:このプログラムに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答:ウェークボードがうまくなったこと。キャビンがトイレくさくなって困ったこと。

質問:このサマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答:まずい食べ物にキャンプ前よりたえられるようになったこと。ゲームへの執着心が上がったこと。Facebookを作るのに、前向きになったこと。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか?その理由は?
答:行きたい!!と思います。また、友達と会いたいから。ウェークボードをしたいから。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答:トイレの圧力(水の)を上げてほしい。食べ物のレベルを上げて欲しい。日本のお茶がほしい。

保護者
質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的だったことをお知らせ下さい。
答:今年は2年目の参加で、落ち着いて送り出せました。主人とキャンプを訪問する機会に恵まれました。成長した息子を見て嬉しく思いましたし、親元から離れたところで、がんばっているなと感じました。私たちには別世界のキャンプですが、息子は勝手知った様子で、案内してくれたのが印象的でした。友人もたくさんいて、こんな所に居場所ができたのだなと思いました。彼の別の一面を見た気がします。

質問:お子さんをサマープログラムに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答:たった4週間でも、感受性の高い時期に、全く違う環境に身をおくのは、意味深いものだと思います。その後の人生においても、プラスになると思います。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答: 

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答:JALのエスコート等で協力いただけて、安心感がプラスでした。事前の混乱はありましたが、サマーがはじめてだったからでしょうか?いつも安心してお任せできる関係を築いていただいて、タミーさんには感謝です。

*昨年から、日本航空さんのご好意で、12才以上のお子さんについても、弊社のコーディネーションにて、同じフライトで成田を出発しますお子さんが数名いらっしゃれば、セキュリティーゲートから搭乗ゲートまでのエスコートをお願いできるようご対応いただいています。今年は、シーズン最初のチェックイン時に、チェックインカウンターの現場で少々混乱があったようです。その後は、スムーズに対応いただき感謝しております。

保護者の方とは、ケンブリッジでお目にかかる機会もいただき、私にとっても夏の楽しい思い出のひとつとなりました。生徒さんも、昨年ボストン空港に到着したときの表情とは比べられないほど、余裕のある表情でボストンに到着し、そして4週間、毎日充実した日々をキャンプで元気にハッピーに送り、元気に帰国してくれました。継続して同じプログラムに参加することの意義も、改めて考えさせられました。
来年は、カウンセラーの助手として参加しないか?という打診も、キャンプディレクターからあったようです。慎重派の生徒さんですが、是非、こんな体験も前向きに実現して欲しいと願っております。




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