今日は、私と同郷の教師だった横山章子さんの出版記念会に出席してきました。
横山さんは地元の同人誌「雪国」のメンバーで、実に文才の豊かな方です。
教師として36年の間、書き溜めた様々な文章が宝石箱のようにちりばめられた珠玉の一冊でした。
私も贈呈を頂いたその日に一気に読み進め、あっという間にあとがきまで読みました。
毅然として、暖かな先生というイメージの方でしたが、ご両親との薄いご縁やお子さんを亡くされた悲しみなどが、包み隠さず綴られていてとても胸に響く本でした。
同級生の北畠正久先生の揮毫の題字と、ご主人のお父さんの書いた絵が表紙や挿絵に使われ、思わず見とれるほどの内容の多い本でした。
今日の祝賀会も縁の深い方たちが50人ほど集まった、ほのぼのと暖かい雰囲気で先生の人柄がうかがえる素晴らしい会でした。