突然ですが、田植え真っ盛りのわが集落に、たくさんの若者が「援農」に押し寄せ、集落の人たちや近くを通りかかった人たちは、何事が始まったのかと、興味深々の一日でした。
この催しは一昨年から始まった、美少女キャラクターのアニメを使った町おこしで、一躍全国区になったわが羽後町で、お米などの農産物の販売に活用している「うご農協」とキャラクターを提供しているアニメーターの「西又葵」さんが提携して実現したものです。
昨日から2泊3日で羽後町を訪れているのは、全国からきた西又さんのフアンの若者約40人で、遠くは岡山県から来ている人もいました。
今日は、10時頃からわが村の安藤正一さんの田んぼに来た若者たちは、素足になって田んぼに入り、大騒ぎしながら田植えをしました。
上の写真は「型(かた)」と言われる道具を引っ張る素足の女性です。
こんな感じで、型に従って植えていきます。
小学校以来だ、とかにゅーっと足の裏から泥が出てくるとか、わいわい言いながら頑張って100メートルを植え終わりました。
この後は田植え機で交代しながら田植え機の操作を体験しました。
これは西又さんが、集落の遠藤甲一郎さんから教わりながら、植えているところです。
意外と上手で、真っ直ぐに植わりました。
こうして2時間ほどで、田植え体験を終えました。
私も記念に西又さんとツーショット写真を、田んぼをバックに撮りました。
最後に、全員で看板の前でピースサインで田植え体験を終わりました。
今日植えたのは「あきたこまち」で秋には西又さん手作りのおコメとして売り出す予定のようです。
新しい形のグリーンツーリヅムではないでしょうか。
この後一行は、これまたわが地域の特産である、すいかの苗の植え付けを体験し、今夜は廃校になった小学校を改造した宿泊施設「わか杉」に泊まり、明日帰る予定です。
わが地域の農産物はその美味しさは折り紙つきであり、こうした宣伝効果が付加価値が付くことを期待して、農協の関係者はさまざまな仕掛けを考えています。
西又さんのご協力に感謝します。