先日、二人の町内農業者が役場を訪れ、表彰の報告に来てくれました。
一人は越前芳博さん(72歳、安良町)で、先月の新嘗祭に合わせて皇室に粟(あわ)を献上した事に対する感謝状です。
(写真、宮内庁侍従長からの受取状を掲げる越前さん)
(写真、佐竹県知事からの色紙と宮内庁から拝領の菊の御紋入り盃)
(写真、献上の粟を収穫する越前さん)
毎年、新嘗祭には全国各地から米や雑穀などが献上されます。
通常であれば皇居に参内して、直々に天皇陛下に献上するのが通例ですが、ここ3年はコロナの影響で皇居には行けなかったそうです。
栽培技術に優れた農業者として選ばれたことは大変な誉れだと思います。
今一人は佐々木誠綱さん(65歳、田畑)で、先日長野県小諸市で行われた「2022年米・食味分析鑑定コンクール・国際大会」で金賞を受賞されたそうです。
全国各地や世界から6千点以上の出品があり、最終審査で金賞10点に選ばれたそうです。
出品したのは今回県で売り出し中の「サキホコレ」での受賞です。
佐々木さんは和牛を多頭飼育している畜産農家で、20年以上も堆肥を散布して、肥料、農薬を半分以下にした有機栽培で今回の受賞となりました。
「農業立町」を標ぼうする町として、お二人の素晴らしい快挙に拍手を送ります。