問わず語りの...

流れに任せて

おおっ!

2024-10-25 16:31:23 | 有安杏果

 

有安さんと玉井さんが!😂

 

この先の展開が、益々楽しみだ!

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歴史と時代劇

2024-10-25 04:33:01 | 時代劇

 

 

 

『侍タイムスリッパー』大ヒット上映中!もう観ましたか?えっ?まだ観てない!?

 

 

だめじゃないですか!早く観なさい!まったくもう……メッ!😡

 

 

 

…っていうのは冗談ですが、半分はね。って、いやいや(笑)。

 

 

 

某映画系YouTuberの方が、主人公の高坂新左衛門(山口馬木也)の事を「長州藩士」と間違えていたり、「志士」と言ってみたり、明らかな歴史の無知ぶりを発揮していて、呆れてしまったことがありました。

 

 

幕末の会津藩がどれほど悲惨な目に遭ったか。会津戦争において女性と子供とを問わず大量の死者を出し、その遺体の埋葬を許されなかった(これについては諸説あり)とか、会津から極寒の地斗南へと移され、その地における会津藩士たちがどれほどの悲惨な目にあったか。

 

 

そうした歴史を知っていれば、高坂新左衛門の気持ちは痛いほどにわかるはずなんです。

 

 

自分はその場にいることができなかった。同志たちとともに戦うことができなかった。

 

 

死ぬことができなかった。

 

 

この悲嘆、やるせなさ、無力感。

 

 

侍としての、会津藩士としての矜持が捨てられないからこそ、思うわけです。

 

 

「俺はこんなところで何をやっているのだ?」と。

 

 

 

だから彼は、ライバルである長州藩士、山形彦九郎(冨家ノリマサ)に、真剣を使った撮影を進言するわけです。

 

 

もうあの時代には戻れない。この自分の中にあるどうしようもない想いに決着をつけるには、

 

 

命がけの戦いをするしかない。何故って

 

 

武士だから。

 

 

その命がけの戦いのなかで、新左衛門は悟るんですよ。今この国、日の本の国は

 

 

一般庶民が真っ白なおまんまが食べられる、旨いショートケーキが普通に食べられる。この国は、日の本は

 

 

豊かな良い国になったのだ。

 

 

だから、それで良いではないか。

 

 

会津も長州も、それぞれの立場で国を想い、皇室を想い。

 

 

それぞれの立場で、護るために戦ったのだ。

 

 

逆賊なんていなかった。

 

 

どこにも。

 

 

 

自分たちがそれぞれの想いを抱きながら戦った、その流れの中に今のこの国

 

 

豊かで平和な国、日本がある。

 

 

だから、もういいんだよ。

 

 

もういいんだ。

 

 

 

 

あたしゃ泣きましたよ。他の観客がいなかったら、わんわん声を上げて泣きたかった(ちょっと盛りました)。

 

 

だからね、余計に腹が立つわけです。会津藩士と長州藩士を間違えるなんて

 

 

 

ふざけんなよ、コラ!😡😡😡

 

 

 

歴史ですよ、歴史さえ知っていれば、こんな基礎的な間違いをするわけがない。

 

 

もちろん、歴史に疎くても十分に楽しめる、極上のエンタテインメント映画ではあります。歴史を知らない奴は観る資格がないとか、そんな馬鹿な事をいいたいわけではありません。寧ろ逆です。

 

 

どうか観て欲しい、そして感じて欲しい。そして

 

 

できれば感じたところから、学んでほしい。

 

 

 

日本人が日本の歴史を知らないなんて、こんな恥ずかしいことはありませんよ。

 

 

自国の歴史を、自国の神話を知らない民族は滅びる、とも言われます。

 

 

 

どうか皆さん、歴史を学んでください。歴史を知る事は

 

 

自分を知る事なんです。

 

 

 

映画やドラマなどのエンタテインメントが、自国の歴史を知り、自分を知るきっかけとなれば幸いに思う。

 

 

なにせ、私が歴史好きになったきっかけが、ほかならぬ歴史ドラマでしたからね(笑)。

 

 

 

年号を憶えることだけが歴史ではありません。歴史とは人間ドラマなんです。今の自分にまで繋がる、「命」のドラマなんです。

 

 

どうか皆さん、歴史を学んでください。そうして自分を

 

 

知ってください。

 

 

 

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

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