この試合の前にドイツのビール会社ビットブルガーが、昨季から15連勝とリーグ記録を更新中の首位バイエルンを最初に破ったクラブのファンに、1万リットルのビールを無料で提供するとのキャンペーンを始めた。さらにバイエルンが負けない限り、1試合ごとに1000リットルを上積みするというのだ
(よっ、太っ腹ー!)日本の企業もこれぐらいしたらいいのになぁ。
ハンブルグのホームで行われた1位2位の直接対決。10年ぶりのバイエルン戦ホーム勝利への期待。そして勝てば1万リットルのビール。(笑)ハンブルグサポーターもかなりヒートアップしていただろう。
試合はハンブルグ(以下HSV)のキックオフで始まった。サポーターの気持ちとは裏腹に慎重な立ちあがり。しかし、試合は意外な形で動き出す。前半10分、HSVのMFトゥロコフスキーのパスがバイエルンの選手にあたりファンデルファールトへの絶妙なスルーパスに。それを右足で決めてHSVが先制。(ヤマ助さん不運!)
すぐさまバイエルンも同12分にゴール正面からFKを得るとバラックが直接狙う。が、これはコースが甘くGKヴェフターに弾かれる。
その後もバイエルンが攻めるが元気も迫力もないのでHSVゴールを脅かす事が出来ない。(気持ちがCLに行ってたんかなぁ)逆にHSVはバルバレスとファンデルファールトを中心に攻めたてる。
22分にはロングパスがPA内に放り込まれ、ルシオに競り勝ったバルバレスがカーンと1対1、しかしシュートは枠にいかず・・・。30分にもラウトがミドルシュートを放つがカーンがセーブ。
これ以降はシュートまで行く場面が見られず前半を1-0で終える。
後半開始からマガトが動いた。カリミとサリハミジッチに代えてゲレーロとシュバインシュタイガーを投入。若手の投入でバイエルンの攻撃がにわかに活気付く。57分にはカウンターで5対3と絶好のチャンスを迎えるがルシオがあさっての方向にパス(笑)あっさりとチャンスがつぶれる。
60分にリザラズに代えてショルを投入。しかし直後の61分、トゥロコフスキーがバルバレスとのパス交換からPA内へ進入、一度切り返して右足を振りぬくと一直線にゴール右隅に突き刺さり2-0。
そのままバイエルンは力尽き、ガッちゃんも力尽き就寝(笑)
この試合はHSVが良かったのかバイエルンが悪かったのか分かりにくかったが、グラウンドは非常に悪かった。芝の状態は最悪・・・。グラウンドの状態と同じく選手同士も前半は荒れていたね。(バルバレスは34歳になったばかりだというのにかなりやんちゃ坊主)
試合内容はバイエルンの縦パスが何度もHSVのDFにカットされる場面が目立った。(パスが緩いし精度も悪かったので当たり前か)そのおかげでマカーイなんて試合に出てるかどうかわからんくらい目立ってなかった。(ゲレーロも)まぁバイエルンにとってはアウェーでの1敗。しかもまだ第7節。気にすることないだろうね。