リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

無償化の対象とならない「保育園落ちた」組は保育の必要性が低いのか!?

2018-03-03 | 待機児童
政府の幼児教育無償化が迷走を続けている.
当初は無償化の対象を認可園に限る予定だったが,反発を受けて認可外園も対象になった.認可外園は千差万別なので,どこまでを対象にするかの線引きを検討していたが,認可園に落ちてやむなく認可外園を利用している家庭も無償化の対象から外れかねないとの懸念から,市区町村が保育の必要性があると認定した家庭のみを対象とする方針に転換したそうだ(朝日新聞2018-3-2).
だがこれはどうもよくわからない不思議な話だ.
そもそも市区町村が保育の必要性をポイントとして加味して受け入れを決め,それでも保育園にはいれない「保育園落ちた」組が待機児童となって社会問題になっているのではなかったか.認可外保育園にはいっているのに市区町村が保育の必要性があると認定しないということがありうるのだろうか?(待機児童がなく,受け皿に余裕があって,必要もないのに有料の保育園を利用している人がそんなにいるという前提なのだろうか.)
今回の方針は,「保育の必要性」があるのに「保育園落ちた」人たちを愚弄するものだと思うのは私だけだろうか.

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