リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

カジノ法成立を暴力団が手ぐすね引いて待っている

2018-07-18 | 政治
自民党・公明党が今国会での成立に向けてやっきになっている「カジノ法」.賭博といえば暴力団だ.暴力団がカジノで儲けようと待ち構えていることが,暴力団幹部の取材をもとに報じられた(朝日新聞2018-7-18夕刊).
審議中のIR法案では,資金の貸し付けや滞在中のサービス提供を一括して行う業者(「ジャンケット」)は禁止される見込みだが,VIP客にホテルや航空券を手配して高利で金を貸して設けることで,暴力団がその役割を担うことをねらっている.
また,「週3回」や入場料などで賭博場に入りびたりにならないよう抑制するとの触れ込みだが,やめられなくなって制限を回避したがる人を狙った違法カジノが増えると予想する人もいる.
もちろんカジノでなくても反社会的勢力の排除は課題なのだが,カジノはみすみす暴力団に活動の場を与えているような気がする.

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関連リンク:
日本弁護士連合会「カジノ解禁に反対するQ&A」(pdf)

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