リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

「反安倍」なのに「自民と連携」を否定しない希望の党の矛盾

2017-10-05 | 政治
小池新党=希望の党は「反安倍」だと言われる.夕刊でも民進党の前原代表と「安倍政権を倒す」ことで一致したとされている.だがそのわりには民進候補の選別基準とした「改憲」「安保法制」など,目指すところは安倍政権と変わりがないように見えることを連日指摘してきた(10月4日のブログなど).自民党側からはすでに連携を期待する声も上がっている(10月3日のブログ).だが今日の朝刊によれば,小池氏は安倍首相との連携は否定しつつも,安倍首相が退けば「選挙の結果次第」として自民党との連携は否定していない.そもそも上記夕刊記事にもあるように,小池氏自身は衆院選への出馬を否定しており,選挙後に衆議院で首相を選出する際に推す候補も決めていないという.
「反安倍」を謳いつつ,「非自民」政権は目指していないように見える小池新党.自民党の補完勢力でないと言い切れるのだろうか.

関連リンク:朝日新聞社説「衆院選 「希望」公約 浮かぶ自民との近さ」(10月7日)

追記:希望の党の小池代表は外交・安保に関して自民党と「違いはない」と明言している.(東京新聞

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