■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

アール・デコ調ペンダント

2012年05月31日 22時54分51秒 | セミナー
今日は府中の工房で平井先生の講習を1日受けてまいりました。

今日の課題作品はアール・デコのペンダント「バーチカル」。

アール・デコ(仏:Art Déco)とは、一般にアール・ヌーヴォー(有機的なデザイン)の時代に続き、ヨーロッパおよびアメリカ(ニューヨーク)を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾の一傾向。
幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、それらの連続模様などに代表されます。

私もアール・ヌーヴォーやアール・デコの時代の作品は大好きで展覧会に出かけたりカタログや美術書を買ったりします。なのでそんなタイトルの講習会を見逃すわけにはいきません!!

今回はアートクレイでアール・デコを表現しようという試みです。
曲面のパーツ2つを別々に作って組み合わせる事、その表面に異なったテクスチャーを付ける事、パイプ状の石枠にラウンドの合成石を留めるという大まかに言うと3つのポイントを習います。

平井先生の特別研究クラスを受けているので楽勝かな?と思っておりましたが甘かった!

パーツの組み立てなど精密な作業もあり10:00~16:00のところ1時間おして10:00~17:00になり、しかも私は痛恨のミスもあって焼成は出来ましたが最後の仕上げは帰ってからすることになってしまいました。
時間が押していたこともありあせっていたのでしょう、最後の部分でバチカンの位置を間違えました。



これが正しい向きです。
下に小さい石が3つ上に一回り大きい石が1つです。
これを私は気がつかず逆に付けてしまったバージョンがこちら





こっちはこっちでありかな?とも思いますが、わかってやった事だったら許せるんですが、気がつかないで反対側に付けていたという事で落ち込みました(T_T)

ということで裏側は恥ずかしいので写真にとりませんでしたがバチカンが3つ付いております。

先生にも呆れられましたがせっかく付けたモノを取ってしまうのがもったいなかったので欲張りな私は3つも付けてしまいました。

なので図らずも3通りの着け方が楽しめるペンダントとなりました(笑)
怪我の功名??めでたし、めでたし。

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アクアマリンのリング

2012年05月30日 17時05分47秒 | 作品
以前、作っている経過をご紹介していたアクアマリンのリングやっと完成いたしました!!

とりあえず前回の途中経過の写真も載せておきます。





トップの石枠部分を作り終えたところです。
前回はここまででした。

その後、これにリング部分をアートクレイで作って焼成し、石枠をロウ付け。
その後ざっと磨いた後に石留めをして最後にもう一度磨いて完成!!

完成したリングがこちらです。







どうでしょう?
写真ではアクアマリンの石の部分が暗いのですが実際はもう少し明るい水色で不定形なカットが入っております。

この不定形のカットが覆輪作りを難しくし、石留めも一筋縄ではいかなかったです。
でも挑戦したかいあって素敵なリングに仕上がりました!

同じ時期に作っていたもう一つの水晶の方はまだ進んでおりません(~_~;)
リングにするかペンダントトップにするか未だに悩んでおります。

しばらくほっておかれることでしょう。
そのうちこれだ!というデザインが思いついたら作ることにします。

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スティックブローチ

2012年05月28日 23時17分42秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

今日の生徒さんSさんは審査課題コースです。
課題作品の「スティックブローチ」を前回焼成&ブラシがけしたのでご自宅で鏡面仕上げとブローチの針を作ってきていただくことを宿題にしておりました。

そして出来上がった作品がこちら



グリーンの合成石を大きさ違いでちりばめてあります。
そしてシルバーのつぶつぶが効果的です。




ブローチだけではなくペンダントとしても使えるように横にをあけてあるので1つで2通りの使い方ができるようにしてあります。

そして今日は前回から作っている審査課題のペンダントの続きから。
ペンダントの課題は石枠を作って天然石を留める、鏡面仕上げの部分を入れる、差し丸カンまたは裏付バチカンを使うという項目を満たさなくてはいけません。
逆にこの課題をクリアしていれば他の要素も入れていいのです。

というわけで課題にはありませんがペンダントは彫りを入れたデザインになっています。
宿題で彫りまで終わっていたので裏に差し丸カンをつけることに。
裏もきれいに見せたかったので貼り付けるのではなく彫って入れることにしたのでまずは差し丸カンが入る深さまでマイクロナイフで彫っていきます。
思ったよりも深く彫らないときれいに埋まらないので大変ですが作品の完成度を上げるためにはここでひと踏ん張りです。

丁度良い深さまでになったら差し丸カンを埋めて乾燥。

その間にブローチの課題です。
こちらはシリンジによる透かし模様を入れることが課題です。
まずは土台となる粘土部分を作っていきます。
あらかじめクッキングペーパーに下書きをしておいてそれを平らに伸ばした粘土に写し取って下書き通りにカットしていきます。
そうしたらこちらも乾燥。

そして3つ目の課題のリングです。
リングは紐状に伸ばした粘土で作り、13号のサイズ、合成石を入れる、彫りを入れいぶし仕上げをするという課題です。

まずはこちらも土台となるリング部分を作ることに。
ひも状に伸ばした粘土を木芯棒に巻き付け少し甲丸っぽくざっと形を整えたら乾燥。
とここで時間になりました。

次回ペンダントは焼成できるのでそれ以外の課題をやれるところまでを宿題としました。
どこまで出来上がるか楽しみです!

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完成間近!!

2012年05月26日 23時33分36秒 | 教室
今日は午前中と午後、教室がありました。

まずは午前中の生徒さんYさんは基礎コース2が終わってフリーコースにコースを変更。
途中でコースを変更することもできるので自分のペースに合った作品づくりが出来るようになっています。
そして今日はフリーコースの1回目。
といっても前回の続き「リーフモチーフの透かしペンダント」とレーシーなボールイヤリング」から。

ペンダントの方は少し手直ししたら焼成できる段階だったのでこちらからやることに。
ヤスリがけをして出てきてしまった隙間へさらにシリンジを埋めて乾燥。
再度ヤスリをかけて整えたらいよいよ焼成!

いよいよ完成か!?と思ったら一度ヤスリがけで割ってしまったところの修正が甘かったようでその部分にひび割れが(>_

同時に完成!!

2012年05月24日 22時49分46秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんIさんは基礎コース2の6回目です。
前回「リーフモチーフの透かしペンダント」は焼成まで出来ていたので最後の仕上げを宿題にしていました。
チェックをして丸カンを付けてチェーンを付けたら完成!!



合成石は赤系でまとめられていますが少しずつ違う色や形を使っています。
そして同じくシリンジで作っている「レーシーなボールイヤリング(ピアス)」は本体部分のシリンジ作業が終わりいよいよ差し丸カンを付ける作業です。

シリンジで差し丸カンを埋めるのですがまっすぐに入れる事としっかりと埋めることに気を付けて一度乾燥。
乾燥したらもう一度差し丸カンの周りを補強して乾燥。
最後に差し丸カンについた余分な粘土を取り除いたら焼成。

ブラシがけをして磨きヘラをかけて金具を付けたら完成!!





虫籠のような形に出来上がりました。

これらの作品の合間に次の課題「クラシカルなストーンリング」のトップ部分を作っていきます。
まずは石を選んでいただきデザインを決めたらまず粘土でトップの土台部分を作りその中に合成石を埋めて石の周り(石枠部分)にテクスチャーを付けたら乾燥。

とここで時間となりました。
トップ部分の形を整えていただく事とリング部分のデザインを考えてきていただくことを宿題にしました。

今日は今まで苦労して作ってきたシリンジの作品2つが一度に出来上がって良かったです!
時間をかけたかいがありました。
次は久し振りのリングですがどういったデザインになるか楽しみです!

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月と流星

2012年05月23日 23時34分26秒 | 教室
今日は夜教室がありました。

今日の生徒さんMさんは基礎コース2の2回目。
「クロスパターンのラウンドペンダント」の続きからです。

裏側に差し丸カンをつけたのでそのあたりをヤスリで綺麗にととのえてくる事を宿題にしていました。
そのチェックをしていよいよ焼成。
焼成後、ブラシがけをしてモチーフ部分を磨きヘラで磨き、丸カンとチェーンを付けたら完成!!



月と流星をモチーフにしたペンダントです。
近頃金環日蝕など話題の宇宙モノです!とってもタイムリーですね。

次の課題は「リーフモチーフの透かしペンダント」これからシリンジの課題が続きます。
こちらも宿題でデザインをどうするか考えて下絵を書いていただきました。
課題はペンダントですがピアスを作ることにしたので同じものを2個作ることになりました。

さっそく制作開始!

1段、2段とグリーンノズルのシリンジを重ねていって石を置き、3段目で石留めをしていきます。
ひたすらシリンジを重ねては形を整えるという繰り返し。3段目までできたらいったん乾燥させます。
とここで時間になりました。

もう一つを同じようにご自宅で制作を進めてきていただく事とその次の課題の中子をコルク粘土で作ってくる事を宿題にしました。

次回もシリンジですが一緒に頑張りましょう!!

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ステップアップクラス1-1

2012年05月22日 23時12分52秒 | セミナー
先月無事にテクニカルコースを修了したので今日からはクラスが変わって(メンバーは同じですが)ステップアップクラスになりました\(^o^)/

テクニカル同様に彫金とアートクレイシルバーを組み合わせた授業内容になります。

まず1回目はシルバーのバングルです。
銀の平角線を曲げてバングルの土台を作り、その上にアートクレイでつくった飾りをロウ付けしてバングルを作ろう!という課題です。

まずは自分の手首のサイズを測ってバングルのサイズを出すところから始めます。
いつもここで数学の授業っぽくなります。
電卓を使いながら計算式に自分のサイズをあてはめて計算して必要な地金のサイズがわかったらそのサイズにカット。
切り口をヤスリで丸め、今回はSILVERの刻印を打ちます。
それから地金をなまし、バングル用の木芯棒に地金を当てて少しずつ曲げていくのですがこの木芯棒がでかい!



これだと良く大きさがわからないと思うのでリング用の木芯棒をとなりにおいてみました。



人の腕と同じ太さと思っていただければ想像つくと思います。

慎重に地金を当てて曲げていったら最後は自分の腕にはめて微調整して地金の土台部分が完成!





ちゃんと刻印も出てます。

あとは飾りのアートクレイ部分の制作。
ちょっとパーツの数が多いので手間ですが素敵なデザインなので頑張って作ることに・・・。

とりあえず今日はこれだけできました。



まだ乾燥させただけでヤスリで綺麗にととのえたりしてません。あと最低でも倍の量のパーツを作っていかなくてはいけません。
地道に頑張りま~す(~_~;)
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森の小枝のブローチ

2012年05月19日 22時32分34秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

生徒さんTさんは基礎コース3の1回目。
前回途中だった「森の小枝のブローチ」の宿題にしていた粘土造形のチェックから。

2つのパーツを別々に作ってきて、周りをヤスリで整えてきてテクスチャーまでやってきていただけました。
これらを今日は合体させていきます。
くっつける箇所それぞれをピッタリ合わさるようにヤスリで整えておきます。
あらかじめ整えておくと後が楽です。それが終わったらペーストまたはシリンジでくっつけます。

乾燥している間に次の課題「ナチュラルフォルムのトップチョーカー」へ。
こちらも中子を作ってくるのを宿題にしていたので早速制作に取り掛かります。

作ってきていただいた中子がちょっと大きめだったので2回に分けて包むことにしました。
平らに伸ばした粘土の中心に中子を置いて中子から粘土が浮かないようにピッタリと包んでいきます。
2枚目の粘土がのせやすい形を考えながら1枚目の形をカッターで整えていきます。
柔らかいうちに合わせ目をなじませたいので急いで2枚目の粘土を残りの形に合わせて伸ばしていきピッタリと合わさるように包めたら合わせ目をスパチュラでなじませていきます。
途中乾かないように水を付けながらの作業をしてようやく乾燥。

そしてまたブローチに戻ります。
先程の1回目の合体は仮留めだったのでよりがっちり接着るように補強していきます。
再度乾燥が終わったら盛ったところをヤスリで整えたら次の工程ですがここで時間になりました。

次回はブローチが焼成できるよう、頑張りましょう!

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特別研究クラス バケットカットの石留め 3/3

2012年05月16日 19時37分55秒 | セミナー
今日は1日平井先生の特別研究クラスを受講してきました。

3回で1クールの今日は3回目最終回です。

今日で前回途中まで作ったペンダントを完成させていきます。
まずは宿題のチェックを先生にしていただいてから次の工程へ。

アートクレイの土台部分と石枠までが出来ているので中央に挟まっている真鍮のパーツを作っていきます。
それとともにそれらのパーツがピッタリ合わさるように接合面をピッタリとすり合わせしておきます。
ここまで終わったら早めのお昼。

いつも行くお蕎麦屋さんで珍しい「薩摩揚げそば」を注文そのお店の手づくり揚げたてのさつま揚げが冷たいお蕎麦の上に乗っています。
とっても美味しかったです!!

パワーを充電したところで午後の作業へ。

真鍮で最後のパーツのバチカンを作ってロウ付けしたらいよいよ全てのパーツのロウ付け作業です。
ここからは気合を入れていかないといけません。

まずはアートクレイの土台部分の間に真鍮のパーツをロウ付け。そしてその後そのパーツの間に石枠をセットしてロウ付け。
そして最後裏返してバチカンをロウ付け。

とここまででぐったりなんとか最後までたどり着いた感じです。
その後酸洗いしてリューターで磨いて石留めをしたら完成!
こんな感じに出来上がりました!









リングとはまたちょっと違った趣です。
本当はペリドットだったのですがリングとあまりにもお揃い感が出過ぎていたので誕生石のアメジストにしてみました。

あと1パターン形違いを作っているのですが今日は並行して作る時間が無かったので復習がてらまたゆっくり作るつもりです。

次回の平井先生の特別研究クラスの課題サンプルを見せていただきましたがまたまた石留めロウ付け攻めの作品・・・。
でもとても個性的で素敵な作品だったので申し込みしてきました。
来月からも楽しみです!
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クロスパターンのペンダント

2012年05月15日 23時35分04秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんOさんは基礎コース1の6回目。
前回途中下準備まで終わっている「クロスパターンのラウンドペンダント」の続きから。

今日はいよいよ粘土作業に入ります。
粘土を薄く平らに延ばす時、乾燥していると伸ばした粘土の端っこがひび割れる事があります。
伸ばした後にテクスチャーを写し取らなくてはいけないのでこの段階でヒビが入っていると良くありません。
水分量に木を付けながら作業するのですが、苦労していました。
なんとか伸ばしてテクスチャーを取って余分な所をカットしたら乾燥。

乾燥している間に次の課題のデザインとどんな合成石を使うか決めることにしました。
「透かし模様のリーフペンダント」ですが今回はイヤリングを作ることになったので同じ図案を2つ作っていただき合成石も選んでいただきました。

そうこうしているうちにペンダントが乾燥したのでヤスリをかけて形を整えたら裏に差し丸カンをペーストで付けまた乾燥。

その間にまた時間が空いてしまったのでさらに次の課題、「レーシーなボールイヤリング」の中子を作ることにしました。
こちらは自然乾燥で10日~14日かかるのでもう作ってしまおうということになりました。
この前の課題でイヤリングを作るのでこちらはペンダントを作ることにしました。
形違いをいくつか作っていただいて乾燥するまでお預かりすることに。

そして最初のペンダントに戻って差し丸カンを付けたペーストの部分をヤスリで形を整え、焼成。
ブラシがけをした所で時間となりました。

焼成したペンダントは仕上げを宿題にしました。
次回からシリンジ三昧になりますが頑張りましょう!!

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カラフルレイヤードペンダント

2012年05月14日 18時16分36秒 | セミナー
今日は1日、市ヶ谷で全国セミナー「カラフルレイヤードペンダント」を受けてきました。

軽い気持ちで行ったら既にホワイトボードにタイムテーブルがびっしり書かれ、作業の説明も所せましと書かれていました。
なんか久々の緊張感!?

嫌な予感は的中・・・分単位のスケジュールでした。
まずは枠となる銀粘土の部分から制作。
ここは順調に進み、優秀なタイムで乗り切ったのですが大変だったのはここからでした。

模様をカーヴィングしていくのですがこれがカメの歩み!ちょっとずつしか彫り進めません(~_~;)
自宅だったらチマチマ納得いくまで彫っていられますが今日はそうもいきません。
だんだん面倒くさくなってくるしお腹は減ってくるし肩は凝るしと散々でしたがなんとか彫り終わってお昼休憩。

しかし少し作業が遅れていたのでお弁当を買ってきてさっと食べてまた作業に戻ります。

午後はいよいよUV樹脂の部分に取り掛かります。
色を何層にも重ねていくのですがこれも悩みどころ。
どの色を組み合わせていくかによってだいぶ印象が変わります。

しかも裏から入れていくので表から見てどうなっているかが入れたときにはわからない!!
固めてからのお楽しみ?状態で後からここに入れるんじゃなかったとか反省しきり。

裏から見ると浴衣の模様みたいで綺麗なんですけどね。
何層にも重ねていったらいよいよ合体作業に入ります。

最後、合体させてバリを取ったら出来上がり!
こんな感じになりました。







写真では色が濃く写っていますが実際はもうちょっと薄いブルーです。
その中にお花の部分にワインレッドを入れたかったのですがちょっとずれているのはご愛敬。
偶然で面白い模様になっているところもあるのでそれが醍醐味と言うことで(~_~;)

次は復習も兼ねてじっくり作ってみるつもりです。
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スタッフブログのレシピ

2012年05月13日 22時44分41秒 | 作品
先日アートクレイ倶楽部のスタッフブログにアップされていたリングを作ってみようと挑戦してみました。

これがかなりの曲者でした。

リング部分とトップを別々に作りますが、リング部分は普通に作ればいいので難しくはありません。

石枠になる部分が大変難しかったです。
ブログでは細く伸ばした粘土で石を留める爪を作ります。
細くなるということは乾燥も早いのです。
まさに乾燥との戦い・・・そして敗れました。

3回作りましたが3回とも思い通りの爪にならなかったりポキッと折ってしまったり曲げたときにひび割れてしまったり(T_T)

しかしこうなったら意地でも作ってやる!と、違う方法でトライしました。

爪をシリンジで作る方法に作戦変更!
そしたら上手くいきました。





こっちの方が私には簡単でした(~_~;)

もしかしたらブログでは6mmの石でしたが私は5mmの石で作ったから余計に難しかったのかもしれません。

次回は6mmの石で挑戦してみようかな?

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雑草ペンダント!?

2012年05月12日 23時06分23秒 | 教室
今日は午前中と夕方に教室がありました。

午前中の生徒さんT・Mさんは基礎コース1の3回目です。

今日は前回焼成した「トライアングルペンダント」の仕上げと「葉っぱのペンダント」です。
まずは「トライアングル~」からブラシがけはしてきていただいたのでいぶし仕上げの準備からと思ったらお湯を沸かすの忘れてました(~_~;)

お湯を沸かしている間に「葉っぱの~」方をすることに。
葉っぱは今日いらっしゃる途中、採取して来て下さった雑草です。
何枚かある中の一番葉脈がはっきり出ている少し大き目のサイズを選んでペーストを塗っていきます。
ペーストに気泡が入らないように注意しながら混ぜて塗り重ねていきます。
ある程度の厚みが出るまで塗っては乾かしを繰り返していきます。
そうこうしているうちにお湯が沸いたのでいぶしの作業に戻って・・・。

前回の復習を兼ねて重曹で脱脂してからいぶし液を作り作品を投入。
好みの色が出たところで液から出して軽く水洗い。

いぶしをしないところをを磨いてシリンジで付けたテクスチャーを磨きヘラをかけ、ピカールで磨いたら完成!



ランダムにのせたシリンジのテクスチャーが効いてます!
男っぽい作品になりました。

「葉っぱの~」に戻って地道にペーストを塗り重ねていきます。
今までの生徒さんよりも比較的に小さい葉っぱだったので早い段階で良い感じの厚みが出ました。

表面を少し綺麗にしたら焼成!
ブラシがけをして丸カンを通す穴をピンバイスで開け、表面を磨きヘラで磨いたらこちらも完成!!



葉脈もはっきり出ていてとても綺麗に仕上がりました!
今回「葉っぱのペンダント」も出来上がったのでとても早いペースで進んでいます。
次回は初めてのリング制作になりますがデザインを決めてきていただくことを宿題にしました。

どんなデザインを考えてきて下さるか楽しみです!

そして夕方の生徒さんOさんはフリーコースです。
前回石留めまで終わっていた「Stone Drop リング」磨いてくる事を宿題にしていたので見せていただきました。
完成した作品はこちら!







中央の石はシャンパンとトパーズの同系色でまとまっているのでとても上品に見えます。
ちょっと蓮の葉っぽいイメージでこれからの季節にぴったりです。
ご家族の方にも好評だそうです!
今度はペンダントバージョンに挑戦か!?

そして前回こちらも途中だった「唐草模様のボリュームリング」。
造形後、乾燥まで終わっていたので今日は全体の形をヤスリで整えていくところから。
タイトル通りボリュームのあるリングなので形を整えていく作業もなかなか大変です。
左右対称にしようとするとなおさら。
丁寧に形を見ながらヤスリがけをしていきます。

とここで時間になりました。
まだ形で気になるところがあるということだったので表面の形を整え、内側も綺麗にして、トップの部分に彫る模様を下書きしてくるところまでを宿題にしました。
次回、どんな形になってくるか楽しみです!

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忘れ去られたモノ

2012年05月10日 23時40分22秒 | 作品
今日は1日フリーでした。

午後は天気も悪かったのでまた何か作ろうかと物色していたらだいぶ前に作りかけていたモノが出てきました。

途中でなんだかやる気が無くなってしまうモノや次の工程をどうしようか行き詰ったり、やってみたもののデザインがイマイチで気に入らなかったりと放置しているモノが・・・。

本当は最後まで作ってあげないといけないんですけどなかなか乗り気にならなくて、今日はそんな中から・・・。

以前平井先生の特別研究クラスで天然石の石枠を真鍮で作ってリングやペンダントにするという課題がありました。
その時、アレンジ作品で不定形の石を同じようなやり方で作っている作品がありました。
先生が見せて下さったのはアクアマリンの原石(磨く前の状態のゴツゴツしたモノ)が石留めされているものだったのですがその雰囲気がとても素敵だったので安易に私も!
とマネして作ってみようと材料を仕入れて石枠の覆輪部分の形をあらかた成型したところまでは良かったのですがその形の複雑さに途中で根負けして放置していたのでした。

今日は、気合を入れ直しあれから色々な事を経験し、技術が向上している事を信じて再チャレンジ!!

やはり複雑な形なので苦労しましたがやっと形が出来ました!
覆輪部分が出来たら底板をロウ付けするのですがロウ付けの道具を出してセットするならと調子に乗ってもう1つ水晶の棺桶みたいな形の石でカットが綺麗なモノがあったのでそれもついでに作ってみました。

そちらも苦労しましたがなんとか形になったのでさっきのアクアマリンの覆輪とともに底板をロウ付け。

ロウ付けはすんなり出来てヤスリで形を整えたら石を入れてみることに・・・。

あれ??どちらも入らない(T_T)
ここまで来て2個ともやり直しなんてそんなぁ~。

これは前回のアートクレイで作った石枠と違って内側を削る作戦は出来ないので困った(+o+)
もしかしたらヤスリで形を整えている時に歪んだかもしれないのでもう一度、慎重に入らない部分を押したり引いたりして形を整えたらなんとか入ってくれました\(^o^)/

私の悪い癖はピッタリ過ぎる石枠を毎回作ってしまう事です。
あと0.5mmゆとりがあればこの苦労をしなくて済むんですけどね。

ということで出来上がった石枠はこちら。



左がアクアマリン、右が水晶です。



アクアマリン





水晶







今日はここまで、結構疲れました。

アクアマリンの方はリングにする予定です。
水晶の方はどうしようか悩み中です。

また出来上がったらご報告しますのでお楽しみに~!

■ argentiere ■ M


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彫刻刀って懐かしい

2012年05月09日 23時11分05秒 | 教室
今日は夜教室がありました。

今日の生徒さんMさんは基礎コース2の1回目。
「クロスパターンのラウンドペンダント」からです。

前回ゴム板にデザインを下書きし厚紙で周りの形を切り抜くまでの下準備が万全だったのでその続きいよいよゴム板に彫刻刀で模様を彫るところからです。

この課題の時、私もそうだったのですが皆さん「彫刻刀久し振り~~!」と懐かしそうに彫っているのが印象的です。

そして慎重に下書きに通りに彫り進んだところで全ての準備ができました。
いよいよ粘土の造形。

ここからはだいぶ手慣れてきたので安心して見守ることに・・・。
順調に作業が進み乾燥。

その間に次の課題の説明です。
次の課題は「リーフモチーフの透かしペンダント」です。
シリンジだけで作品を作っていくので根気がいります。今日は使用する合成石を選んでいただいてあとのデザインは次回までの宿題にしました。

そうこうしているうちに乾燥が終わったのでヤスリで形を整えていきます。
整えたら裏に差し丸カンを付けます。
仮留めをして乾燥させたところで時間となりました。

しっかりと差し丸カンの部分を埋めてヤスリで整えてくる事を宿題にしました。
次回は焼成して仕上げられるでしょう!出来上がりが楽しみです!!

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