■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

象嵌の課題

2014年04月30日 22時10分02秒 | 教室
今日は午前中と午後、教室がありました。

今日の生徒さんはインストラクターの資格を取ったばかりのKさん、新木目金のコースを受講されています。
今日は2回目、前回の続きでいよいよ銀粘土の土台に銅粘土を象嵌していきます。

溝の中にキチキチに詰めていかなくてはいけないので結構手間がかかります。
丁寧に詰める作業をしたら一旦乾燥。

乾燥後、やすりがけをして詰めた感じを見てみるとやはり際の部分に銅粘土が入ってないところがあります。
そうしたらまた粘土を入れ直し乾燥。

そしてやすりがけの繰り返しで思いのほか時間がかかり午前中は終了。

午後も引き続き同じ作業を繰り返し、すべて埋め終わったら最後に裏付けバチカンを裏側を彫って付けたところで午後も終了。
後はご自宅で焼成してくる事を宿題にしました。

初めての焼成、不安だと思いますが頑張って焼いてきて下さいヽ(^o^)丿

■ argentiere ■ M

プレゼントのリング

2014年04月29日 23時15分52秒 | 体験教室
今日は午前中、体験教室がありました。
今日の方はプレゼントを作りたいとリングコースをお申込み頂きました。

まずはサンプルをご覧いただきデザインを決めます。
今回はねじったリングのアレンジを作る事にしました。

デザインが決まったところで作り方を見ていただいたら制作開始!
今日の方もとても器用な方で順調に作業が進んでいきます。
乾燥後丁寧にヤスリがけをし、内側に文字を入れたら焼成。

ブラシがけをしたら完成!







サンプルは1回ねじっただけですが2回ねじっています。
ねじる回数が多いと粘土が乾燥しないうちに手早く作業を進めなくてはいけないのでそれだけ難しくなりますがとても綺麗に仕上がりました。

アートクレイにもとても興味を持っていただけたのでこれを機会にご自宅でも制作していただけたらと思います。

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

箔押しの桜のペンダントセミナー

2014年04月24日 22時59分06秒 | 教室
今日は府中の工房で「箔押しの桜のペンダントセミナー」を受けてきました。

今日の先生は中山悦子先生。
中山先生には今まで何回もセミナーでお世話になっています。

今日のセミナーではシルバーの土台に漆を塗りその上に金箔をあしらうという作品を作ります。

だいぶ前(10年近く前?)にアートクレイの先生ではない螺鈿細工を専門にされている螺鈿のセミナーがあったのですがその時は日程が合わず受ける事が出来ませんでした。

漆には興味はあったのですが手を出せずにいました。
なので今日は楽しみにしておりました。

そしてもう一つ楽しみにしていたのはインストラクターの資格を取った生徒さんと一緒に本部のセミナーを受けるという私の一つの夢も今日かないました。

インストラクター資格を持っている生徒さんは何人かいらっしゃいますが皆さんそれぞれお仕事があったりおうちの都合などでなかなか本部のセミナーを受けるというところまで至る方はいらっしゃらなかったので本当に嬉しかったです。

ということで午前中、粘土作業で土台とバチカンを作り焼成、バレルに入れてお昼休憩。

生徒さんといつものお蕎麦屋さんでお蕎麦を堪能。

そして午後、いよいよ漆の作業に入ります。

今回使うのは本漆ではなくカシュー漆と総称されるものでかぶれない漆になります。
但しとても臭いです。
臭いというのはペンキ塗りたての様なシンナー臭とでも言いますか、換気を良くしていないと良い気分になってきてしまう恐れのある臭いです。

慎重になりすぎたのでチョット厚めに漆を塗ったのでなかなか乾かない(~_~;)

生乾きっぽい時に金箔をはるのですがこれがまた難敵!
金箔が薄いので少しでも引っ張る力があるとすぐにちぎれてしまいます(泣)何枚か貼っていくうちに何となく分かってきましたがまだまだ練習が必要です。

という訳で出来上がったペンダントトップがこちら



生乾きなので水溶き皿にバチカン部分をマスキングテープで留め、固定してあります。
これにラップをかけて持って帰ってきました。

家に帰ってからちゃんとした箱に移して誇りなど入らないようにして乾燥させています。
完全に乾燥するまで10日間かかるそうです。
ゴールデンウィーク最終日くらいには着けられそうです。

そして生徒さんの作品がこちら



同じモチーフでも雰囲気が違ってゴージャスです。
生徒さんもとても楽しんで出来たようで良かったです!

漆は色々なモノに塗れるようなのでいくつか作品作ってみたいと思います!

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

薩摩ボタンペンダントPart2

2014年04月23日 23時03分40秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん。
薩摩ボタンを使ったペンダントトップ2個目を制作中。
今回のペンダントはお姉さまへのプレゼントになるそうです。

前回、焼成したところで終わったので今日はそのつづきから。
全体を磨いたら薩摩ボタンを入れ、覆輪を倒していきます。

全て倒し終わったらいよいよ最後の飾り、ペンダントのヘリ一周にミルタガネを打ちます。
細かい作業ですがルーペで確認しながら慎重に作業を進め、ついに完成!

完成したペンダントトップがこちら。







お母様様に作った椿の薩摩ボタンとは雰囲気がガラッと変わってとてもスタイリッシュです。
青色が夏っぽくてこれからの季節にちょうどいいのでは?

そして次の作品づくり。
トップに大きい天然石を使ったリング。

薩摩ボタンのペンダントトップと並行して途中まで作っていました。

リングは乾燥体の時点ですでに整えて焼成するだけになっていてトップ部分をリングの幅に合わせてヤスリがけして形を整えるというところからです。

ヤスリがけをしていくうちに埋めた方がいい傷などが出てきたのでその部分を埋めて乾燥させまた削りを繰り返し、形が整ったところで時間となりました。

次回は焼成出来るかな?

で、教室中に昔のモールドを使ったリングを作ってみました。







お花と葉っぱが交互になっているデザインで凹凸がしっかりしていて細くて華奢に見えるのですが存在感があるリングに出来ました。
一周ぐるっと模様になっているので着けていてリングが動いてしまっても大丈夫(笑)

重ね付けにも良いかな?なんて思ってます。

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

うさぎのリング

2014年04月19日 22時43分06秒 | 教室
今日は午前中教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのT・Mさん、現在ウサギのリングを制作中。
前回土台となるリングにウサギのモチーフを盛り付けている途中で終了したのでその続きから。

ウサギのデザイン画を見ながら盛り付けた所を適宜削っていき形を整えていきます。
さらに足りないところは粘土を盛り付けて乾燥させ、というのを繰り返しウサギの形に近づけます。
合成石をはさんでウサギが2羽いるので同じ作業を行います。

その合間にクジャクのペンダントの制作に入ります。
最初のシリンジの課題の応用でクジャクの羽根の部分をシリンジで表現するそうです。
まずは頭と胴体は粘土での造形になるのでそちらを作る事に。
このパーツはウサギのリングと違って小さいパーツです。
T・Mさんも苦笑してました。

頭と胴体部分が大きくなるとそれに伴って透かしの羽の部分も大きくなるので結果小さい大きさに決めたそうです。

大体の形を作ったらまず一旦乾燥。
こちらも乾燥後は盛り付けたり彫りを入れたりするのですがここで時間となりました。

ウサギのリングはなるべくウサギの造形を終わらせてくる事を宿題にしました。

どんなウサギになって次回やってくるか楽しみです!

そして合間に樹脂のリングのサンプルを作ってみました。







白蝶貝にバラをカービングしたパーツを中央に閉じ込めてあります。
本当はもうひとつ作っていたのですが実験が失敗に終わったのでまた出直します。
とりあえず1つ作れたので良しとしよう(~_~;)

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

グラスハーモニー

2014年04月17日 22時47分52秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのMさん、現在「グラスハーモニー」の課題を制作中。
前回は土台となるパーツを作り乾燥させたところで終わっていたのでその続きから。

土台は平らに作ったのですがそれに粘土を盛り付けて造形していきます。

盛り付けては乾燥してまだ足りない所は盛り付けてを繰り返し目指す形にします。
大体の形が整ったらヤスリがけをしてさらに形を整えていきます。

乾燥の合間に次の課題「さざ波のペンダント」の土台も作ります。
こちらも平らに伸ばした粘土をあらかじめ決めていた形にカット乾燥させます。

とここで時間となりました。
どちらも同じような工程なので結構作業は進んだようです。
次回はそれぞれまた色々なパーツとの組み合わせをしていく事になります。
地道な作業が続きますが頑張りましょう!

■ argnetiere ■ M

ワイヤードアートクレイ(ラブラドライトのペンダント)

2014年04月15日 20時36分45秒 | セミナー
今日は朝から府中工房でセミナーを受けてきました。

今回のセミナーは「ワイヤードアートクレイ~ラブラドライトのペンダント」です。
先生は木曽先生。
スクエアワイヤーを使ったストーンセッティングを学びます。

木曽先生とは新木目金を一緒のクラスで受けて以来で、教わるのは初めてです。
ワイヤーワークで有名な先生だったので一度ご指南を受けてみたかった先生の一人です。

ただ、私はあまりワイヤーワークが得意ではないので一抹の不安が・・・。

午前中はアートクレイ作業は一切なくひたすらワイヤーワークで石座を作っていきます。
これがやはり初めての作業が色々あるので思ったよりも時間がかかってしまいました。
お昼にありつけたのは13時。
30分でお昼を済ませて午後の作業へ突入。

午後はやっとアートクレイの作業。
バラと葉っぱを作って石座を飾り付けします。
午後の作業はいつもの慣れたアートクレイなので気分的にも楽です。
午前中との落差にしばしほっこり。

最後は焼成→バレル研磨して石留め!
皆さん石留めまで無事に出来上がって終了。

最初はどうなる事かと思ってましたが出来上がってみたらそれなりに形になりました。







最後に皆さんの作品と一緒に



ちなみに私の歯左から2番目です(~_~;)
同じ様に作っていてもバラの形や葉っぱの付け方、枚数などでそれぞれ個性が出ています。
自分的にはラブラドライトの石の大きさに対してバラが大きすぎたかな?というのが反省点です。

ワイヤーワークに慣れるまでいくつか作品を作ってみないと!と思いました。
復習も兼ねて作品をすぐにでも作りたいのですが材料がその場で購入できなかったので到着までやり方覚えてられるかどうか・・・?
早く材料来ないかな?

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

星のペンダントとウサギのリング

2014年04月12日 23時41分38秒 | 教室
今日は午前中、午後、夜と教室がありました。

午前中と午後の2コマ通しでいらっしゃったのは基礎コースのT・Fさん。
「ナチュラルフォルムのトップチョーカー」の課題を制作中。

コルク粘土で作った中子を平らに伸ばした粘土で包むという課題です。

前回、コルク粘土を半分包んだところで終わったので今日は後半分を包んでいきます。
平らに伸ばした粘土で残りの半分を包むのですが最初に包んだ半分の所よりも少し重ねてつなぎ目はしっかりと接着します。

そこだけ厚みが厚くなってしまいますが後から削って形は整えていくのでとりあえずはしっかりと隙間なく接着させる事を心がけます。
あとはなるべく段差が無くなるように筆やスパチュラ、指を使って全体を整えたら乾燥。

その間、やる事が無いので次の課題に入ろうかと思ったところでT・Fさんから

「娘の誕生日が近いので出来れば今日、ペンダントを一つ作って帰りたいのですが・・・。」

とお申し出がありました。
それでは!ということでどんなペンダントが良いか相談。

お嬢さんは星のモチーフが好きなので星の形のペンダントにデザインは決定。
ただ平らに伸ばした粘土で星型を作るのでは芸が無いのでテクスチャーシートを使って地模様を付けてから星の形にする事にしました。

沢山あるテクスチャーシートからどの柄のどの部分を使うかで相当悩みましたがボタニカル柄にする事にしました。

平らに伸ばした粘土をテクスチャーシートに押しつけて柄を写し取り、星型にカットしたら乾燥。

その間に乾燥させていた課題のパーツをスポンジ研磨材等を使って形を整えます。
形が整ったら革紐を通す穴の位置を決め、ピンバイスで穴をあけていきます。
後はどの位置に穴をあけるかをすればいいのですがデザインが思いつかないということでデザインは宿題にすることに。

プレゼントのペンダントは乾燥後、形を整え、金具を通す穴を開けたら焼成。
最後はブラシがけをして金具を取り付けチェーンを通したら完成!!

こんな感じです。







ちょっと大ぶりなペンダントなので地模様も映えます。
最初は樹脂で色付けをしようかとも言っていたのですがテクスチャー自体、はっきり凹凸が取れて存在感があったのでとりあえずこのままプレゼントしてそれでも色があった方が良いというリクエストがあったら樹脂をのせよう、ということになりました。

急に作った割には完成度の高い作品が出来て良かったです。

そして夜の教室はフリーコースのT・Mさん。
ウサギモチーフのリングを制作中。

メンズデザインの課題1のリングのアレンジです。
8mmの大きな合成石用の石枠を埋めた幅広の甲丸リングが土台ですが今日はその石枠の両側にくる1ウサギを盛り付ける所からです。

かなり大ぶりなリングですがウサギを盛り付けていくとどんどん大きくなっていきます。
途中でこのままの調子で盛り付けていくとリングとしては使えないデザインになっちゃうけどどうする?と聞くと、
「これは観賞用なので大丈夫です!」というお答え。
だったら良いかとそのまま盛り付けを続行。

大体の形が出来たところで乾燥。
かなり粘土を使ったのでなかなか乾燥しない(汗)

ということで次の作品づくりの下準備。
中子をコルク粘土で作ってそれを使ってペンダントを作りたいということで中子作りをする事に。
せっかくだからと何種類かの中子を作り終えたところで時間となりました。

ウサギのリング、この先どうなるか楽しみです(^-^)

■ argentiere ■ M

薩摩ボタンのペンダント2個目

2014年04月11日 23時14分06秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん、お仕事帰りにお立ち寄りになりました。

前回、お母さまへのプレゼントにと薩摩ボタンを使ったペンダントを仕上げましたが、平行して作っているお姉さまへのプレゼントのやはり薩摩ボタンを使ったペンダントの制作です。

粘土の土台に純銀リボン線で作った覆輪を埋め込んだ所で終わっていたのでその続きから。
覆輪の外側の形を整え、薩摩ボタンが入る内側の土台部分を削って高さを調整。

お母様用のペンダントは土台に彫りを入れて飾りを付けましたがお姉さまの分は覆輪の周囲を焼成後ミルタガネを使って装飾する予定。

形が整ったら後ろに差し丸カンを埋め、焼成。

焼成出来たところで時間となりました。

磨きと石留めは宿題にしました。
最後、ミルタガネの装飾まであとちょっと頑張りましょう!!

■ argentiere ■ M

UV樹脂のペンダントトップ

2014年04月07日 20時14分04秒 | 作品
今日体験教室の後、教室の生徒さん向けの作品サンプル作りをしました。

こんな感じ

バラの柄


チータ(豹?)柄


並べてみました


香水瓶モチーフのUV樹脂で作るペンダントトップ。
アートクレイは使っておりません(~_~;)
実は以前、樹脂に興味をお持ちの生徒さんから手軽に作れるペンダントトップをリクエストされていたので課題の合間の息抜きとして気軽に作っていただけたらと思い作ってみました。

透明の樹脂をメインに使っているのでUVボックスで硬化させる時間も短くて済みます。

中に入れるモノによりますが何層かに分けて固めているので固めては樹脂を流しを繰り返します。

ま、粘土作業の合間(乾燥させている時間)に作ってもらえればと思っています。

たまにはこんなお遊びもしております。
私が教えられることでしたらアートクレイ以外の手づくりも教室に取り入れております。

最近私の中で革ブームが来ており・・・教えられるようなレベルになったらそちらもリクエストがあれば教室に取り入れていきたいと思っています。

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

リングとペンダント

2014年04月07日 20時02分34秒 | 体験教室
今日は午前中、体験教室がありました。

今日の方はリングコースとペンダントコースの両方をお申込みです。
当教室では体験教室は1回限りですがその1回で2つのコースをお申込みになったり同じコースでも2つ作品を作ったりすることが出来ます。

どちらもご自分用ということでまずはデザインを選んで頂くところから。
セットジュエリーのように同じ雰囲気のデザインを選ばれる方もいらっしゃいますし、全然雰囲気の違うデザインを選ばれたりと人それぞれ。
今日の方は雰囲気の違ったデザインを選ばれました。

デザインが決まったら比較的簡単なペンダントトップから作っていきます。
作り方を見ていただいたら早速挑戦!

今日の方もとても器用な方です。
最近、教えるのがとても楽チンです(^^)v

ペンダントトップを乾燥している間にリングの制作を進めていきます。

こちらも順調に作業が進み、乾燥の間にペンダントのヤスリがけ。
交互に作業を進めながら出来上がった作品がこちら。

ペンダント






リング






一緒に


色々お話を伺ったところ、10年前くらいから体験してみたかったそうで、やっと念願がかないました!ととても喜んで下さいました。

教室への入会も検討して下さるということでお帰りになりました。

数時間後、メールがあり今月の下旬から教室に通っていただける事になりました。
楽しんで作品づくりが出来るよう、微力ながらお手伝いさせていただきます!
これから宜しくお願い致しますm(__)m

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

最後の課題

2014年04月05日 20時00分01秒 | 教室
今日は午前と午後教室がありました。

今日の生徒さんは2コマとも審査課題コースのYさん。
「さざ波のペンダント」の課題を進めています。

前回、全てのパーツを組み合わせて乾燥させたところで終わっていたのでその続きから。
さざ波のペンダントは薄く伸ばした粘土を襞を寄せながら重ねて厚みを出すので重ねた粘土パーツをしっかりと密着させておかないと間に空気の層が出来てしまうのでヤスリで形を整えながらその隙間があいてないかをチェックします。

もし隙間があいていたら隙間にシリンジやペースト、隙間が大きい時は柔らかく練った粘土を詰めたりして埋めていきます。

乾燥させている間に最後の課題「スティックブローチ」を並行して制作していきます。

こちらはまず中子を作るところから。
今までの中子はコルク粘土でつくる事が多かったのですがこちらは紙を使って作っていきます。
まずはどのデザインにするか決定して作る中子の形を決定します。
デザインが決まったら中子を制作し、平らに伸ばした粘土をその中子の周囲に巻付けて乾燥。
回りがある程度乾燥したところで(生乾きの状態で)中子を引き抜き完全に乾燥させます。

中子を入れたまま乾燥させて最終的に焼成してしまっても紙で出来ているので問題は無いのですが(但し煙は焼成中、かなり出ると思います)穴をあけたり、合成石を埋めたりする時にその中子が邪魔になったり中子が接している部分を乾燥体の時にヤスリがけ出来ないなどのデメリットがある為、中子を生乾きのうちに取ってしまう方が感想も早いしオススメしております。

ペンダントに戻り、隙間も全て埋め、形も整ったら最後に裏付けバチカンを埋める穴を裏に彫り、裏付けバチカンを埋めていきます。

と、ここで時間となりました。

次回はペンダント、いよいよ焼成→金箔の貼り付けへ進めると思います。
審査課題まであと少し!残りの課題、気合入れて作っていきましょう!

■ argentiere ■ M

新木目金コース始動!

2014年04月01日 23時29分51秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

生徒さんは先月インストラクター資格を取ったばかりのKさん、今日から新木目金のコースを受講します。

実はKさん、新木目金をやりたい!ということでこちらの教室に通うことになりました。
新木目金をやるにはインストラクター資格を持ってないと色々と不都合があるので当教室ではインストラクターの資格を取った方を対象とさせて頂いております。

という訳で念願の新木目金第1回目の授業です。

と言っても1回目はアートクレイの作業ですが・・・。
1つ目の課題は象嵌の技法を学んで頂きます。
まずはデザインを決めてクッキングペーパーに写し取り、平らに伸ばした粘土に転写、土台の粘土を立体的に形づけたら生乾きのまま象嵌部分を彫っていきます。

生乾きなのであまり力を加え過ぎると折れたり、変形の原因になったりするので慎重な作業になります。

彫りも細すぎると象嵌した時に目立たないし、浅すぎても削った時に模様が無くなってしまう可能性もあるのである程度の深さが必要です。

全体をあらかた彫り終わったら完全に乾燥させます。
完全に乾燥させた後彫りを入れた部分をカッターやマイクロナイフを使って整えていきます。
とここで時間となりました。

次回までに全体に彫りを入れてくる事を宿題にしました。
これから新木目金、頑張っていきましょう!

■ argentiere ■ M