■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

銀線のペンダント

2013年07月31日 22時56分09秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

今日の生徒さんYさんは応用コースの「三日月のペンダント」と「銀線を使ったペンダント」を制作中です。

まずは銀線のペンダントから、銀線をからめた交点を包むようにペーストを塗ってきていただいたのですが色々な方向から見たときにまだまだ甘い所があったのでまずは補強していただくことに。

シリンジで補強したら乾燥。
その間に三日月の方、裏の部分を整えようと見せていただいたら前回無かったヒビが!?

どう見ても枠の一部に立派なヒビが入ってます。
作戦変更でまずはヒビの補修から、ヒビがうっすら入っているのでこの隙間にペーストやシリンジを入れ込むのはかなり大変です。なので一度ヤスリでヒビを広げそこに粘土を埋める事にしました。

一旦乾燥させて銀線の方に戻ります。
補強が終わったら最後にうっすら銀線に付いているペーストを綺麗に取って焼成。

とふたたび三日月の方に戻り、埋めた後をヤスリがけで綺麗に整え、裏面も同じくヤスリで整えたらシリンジの透かし部分に取りかかります。
今回はランダムにするということで下書きは無しでのせていきます。接点をきちっとくっつける事を意識しながらシリンジを乗せます。
1段目が終わったところで銀線のペンダントが焼成出来たので2段目は宿題としました。

銀線のペンダント、焼成後は銀線が曲がらないようにブラシがけとここで時間となりました。
ブラシがけと磨きヘラの仕上げを宿題にしました。
次回、写真がアップできると思いますのでお楽しみに!!

■ argentiere ■ M

削り出しのリング

2013年07月30日 22時36分53秒 | 教室
今日は午前中に教室がありました。

今日の生徒さん課題作品コースのT・Mさんは今日から新しい課題の「削り出しのリング」に取りかかります。

チョットリング作りに苦手意識があるみたいです。
今回は初めての甲丸リングの制作なので頑張っていきましょう!!

早速下準備。

もう一人で出来るよね?ということで口を出さず見守っておりました。
少し危なっかしい所もありましたがそこはご愛嬌、良しとします(~_~;)

甲丸リングは今までのひも状リングとは違って左右対称の形を作っていくので柔らかい粘土のうちから大体の形をピッシリ作るとヤスリがけなどの作業が断然楽になります。

じっくりと大まかなリングの形を作ってから指やスパチュラを使って形を整えていきます。
特に中心がずれていたりする所はこの段階で整えておかないと後で面倒くさいです。

形が整ったところで乾燥。

結構ボリュームのあるリングなので乾燥している間に次の課題の天然石の石枠を作ることにしました。
純銀リボン線を天然石の大きさに合わせてカットしてピッタリの形に曲げていきます。
このピッタリの形というのが初めての方にはなかなか難しいようでこっちを合わせるとあっちが合わずという感じで苦戦しておりました。
そうしているうちにリングが乾燥出来たのでまたリングの制作に戻る事に。

乾燥が出来たらリングの上下左右を決め、目指す高さや幅にヤスリを使って整えていきます。
最初は大きくて荒いヤスリを使ってザクザク削っていきます。
たまに中心がずれていないかをチェックしながら大体形が整ったら紙やすりを使ってさらに形を整えていきます。
とここで時間となりました。

初めてにしてはなかなかバランスの良い甲丸が出来ているので仕上がりが楽しみです。

■ argentiere ■ M

ラベンダーのリング

2013年07月27日 22時21分15秒 | 教室
今日は午前と午後、教室がありました。
午前中は課題作品コースのT・MさんとKさんです。

まずはT・Mさんは「パールをあしらったツイストリング」の途中から。

前回乾燥させたところで終わっていたので補強とヤスリがけをして行きます。
このリングはテクスチャーが付いているので補強はほぼ裏から行うのですが、裏から補強をする場合、サイズが変わらないように注意しながら行わなくてはいけません。
ペーストのひと塗りで簡単にワンサイズは小さくなってしまうのです。

注意しながら埋めたりヤスリがけをしたりして最後は全体のバランスを見ながら整えて焼成。
完成したリングがこちら









課題のタイトルは「パールをあしらった・・・」となっておりますが片穴のモノを使えばパールの部分は何でもいいのでT・Mさんはラベンダーの天然石を選んでつけました。
夏にピッタリの涼やかな印象のリングが出来上がりましたが、念入りに補強、修正した為か小さめになってしまいました。
注意しながら作っていたのに残念です。
次回、リングの課題では気を付けて作りましょう!

同じく課題作品コースのKさんは「森の小枝のブローチ」の続きから

2つのパーツを合体させて乾燥させたところで終わって補強およびヤスリで整えてくる事を宿題にしていたのでそのチェックから。
少しヤスリがけが甘いところがあったのでもう少し整えて頂き、いよいよブローチ金具を埋める作業に入ります。

あらかじめ鉛筆で埋めるところに印を付けて金具を埋める為の穴をピンバイスで開けてからシリンジを使って埋めて乾燥。

乾燥したらそっと土台からブローチ金具を外してヤスリがけをしていきます。
裏側が整ったら次は表のテクスチャーを付けていきます。

ペーストタイプ使って木の表面のボコボコな感じを表現して行きます。
鏡面になる部分以外にテクスチャーを付け終わったら一旦乾燥。

乾燥させてテクスチャーが足りない部分を足して乾燥。最後にバリをスポンジ研磨材で取ったところで時間となりました。

Kさんはお昼の休憩をはさんで午後もご予約いただいておりました。
お子さんが夏休みということでなかなかいらっしゃれないということで1日で2コマご予約いただきました。

午後は早速ブローチの焼成。

そして次の課題。「パールをあしらったツイストリング」です。
この課題は下準備が色々あるので焼成している時間を利用して銀線、シリンジのノズル、空シリンジの先端を準備する事にしました。

準備を進めているうちに焼成が完了したので出してみるとブローチにヒビが!!

実は乾燥体をヤスリで整えている時、大胆に落としていました。
慌てて全体をチェックしたのですが表面上は無事だったのでそのまま焼成したのですがやはり2つのパーツを接合した部分の中にこっそりヒビが入っていたようです。

そんな時は油性ペーストの使い方を学習するいい機会!です。
資格を取る段階で知識として教えればいいのですが言葉だけよりも実際使った方が身に付くのでうちの教室では出来るだけ実際に使ってみて頂くというスタンスを取っています。

という訳で早速油性ペーストの使い方を教えながら実際にヒビを修正して再度焼成することにしました。
ハプニングはありましたが焼成後の修正方法が学べたということで良しとしましょう。

焼成には時間がかかるのでその間にリング作りを進めていきます。
下準備が終わったらリングの作り方の説明を実演交えてみて頂いたらとりかかっていただきます。

このリングは粘土が柔らかいうちにやらなくてはいけない事がてんこ盛りなのでとても忙しいです。
生徒さんも四苦八苦しながらなんとか形を整えて乾燥。

その後裏から補強したりして再度乾燥。
とここで時間となりました。

ブローチも無事に2度目の焼成が終わったので油性ペーストで修正した部分のヤスリがけと磨きを宿題にしました。
次回も2コマご予約いただいたので2つ、完成できるかな?
楽しみです。

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

葉っぱモチーフ

2013年07月26日 23時40分57秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんは2人、それぞれお仕事帰りにお立ち寄りいただきました。
お一人は応用コースのYさん、もう一人はフリーコースのOさんです。

まずは応用コースのYさん前回焼成が出来上がった葉っぱモチーフのペンダントトップ、磨きをやってくる事を宿題にしておりました。
全体的に鏡面にしてきて下さったので後はワイヤーチョーカーを穴に通して完成!!

出来あがったチョーカーがこちら。

表は葉っぱ


裏はこんな感じで






表と裏が違うデザインなのでリバーシブルでも使えます。

そして制作途中の「三日月のペンダント」前回はコルクの中子にhも上の粘土を巻き付け枠を作ったところで終わっていたので平らに伸ばした粘土を貼りつけた行く作業をします。
コルク粘土に大体の下書きを描いておきそれにあった形にカットした粘土をのせていきます。
仕上げでテクスチャーを付ける部分、鏡面にする部分と2種類の表現をするので乾燥させた段階である程度綺麗に仕上げておくと完成度があがります。

粘土同士のつなぎ目を補強したらつなぎ目が目立たなくなるようにヤスリがけ又は粘土で埋めて整えます。
とここで時間となりました。
次回はシリンジの透かし部分の制作からになります。

そしてOさん「ラピスラズリのリング」を制作中。
いよいよ今日はトップとリングを合体させる作業です。

リングとトップの接合部分がなるべくピッタリ合うようにヤスリで整えたら柔らかく練った粘土を使って合体させます一旦乾燥。

その間に次に作るモノの相談。
次回は蜘蛛の巣モチーフのリングを作りたいということでデザインがを描いて頂きました。
なかなか面白いリングになりそうです。
リングとトップを別々に作って最後に合体させる作り方にする事にしました。
とりあえずリング部分を作る事に。
キャンペーンでお買い上げいただいたリング用のモールドを使って作る事にしました。
モールドを使うのであっという間に甲丸リングが出来てしまいます。
木芯棒に巻き付けたらこちらも乾燥。

ラピスのリングに戻って乾燥出来たらさらに足りない部分などシリンジ等で補強したらヤスリがけで綺麗につなぎ目を整えていきます。
そして最後に全体の形をチェックして形を微調整。
とここで時間となりました。
次回はいよいよ焼成です。
あとひと踏ん張り!がんばりましょう!!

■ argentiere ■ M


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「銀ハンダでつくる天然石ペンダント」

2013年07月26日 22時30分20秒 | セミナー
今日は午前中、府中工房で短時間のセミナーを受けてきました。

春のキャンペーンの時に発売されてとっても気になっていた商品、「銀ハンダ」。
でも今イチ使い方や良さが分からず買わずにいました。

そして先日平井先生の特研を受けに府中工房に行った時に気になるチラシが置いてありました。

「銀ハンダでつくる天然石ペンダント」

サンプルも置いてあってなかなか素敵。
しかも2時間という短い時間のセミナーで受講料もお手頃!
これは受けてみたいと思って早速申し込みそれが今日の午前中でした。
ちなみにその日の午後もセミナーがあったのですが既に満席という盛況ぶり。

申し込む時に天然石を14mmのアメジストにするか8mmのハウライトターコイズにするかを選びます。
悩みましたが夏らしくハウライトターコイズを申し込んでおきました。
セミナーでは2つの作り方を並行して教えて頂けるので材料さえ揃えれば選択しなかった方のデザインも作れます。

銀ハンダ、用は接着剤よりは頑丈に付いてロウ付けが出来ないメッキなどの金具もハンダ付けでき、天然石がある状態でも火の当て方さえ間違えなければハンダ付けOKという代物。

今回はアートクレイの作業は無く925や純銀線を使ってペンダントトップを組み立てて、接着部分は全てハンダで付けるというお勉強です。

そして出来上がったペンダントトップがこちら







ロウ付けと似てますがハンダは融点が低いのであっという間に溶けてしまい、思うところになかなか流れてくれなかったりしましたが何回か作品を作って慣れるしかないと先生もおっしゃってました。
最後の方はだいぶ慣れてましたがそれでもしつこく火を当て過ぎてしまう傾向にあるので復習がてらまたいくつか作品を作ってみたいと思います!

■ argentiere ■ M


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シリンジの透かしとテクスチャー

2013年07月24日 23時55分40秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんMさんは前回から制作途中のペンダントを制作中。
月に雲がかかったようなデザイン。
今日はその雲の部分にあたるシリンジの透かし部分の制作から。

粘土部分がありその中にシリンジの透かしがあるデザインなので粘土に引っ張られても耐えられるだけの強度を出さなくてはいけません。
最低2段重ねて後は高さを見ながら横からシリンジを足したりして強度を付けていきます。

2段重ねたところで飾りの丸玉(乾燥体)をくっつけて一旦乾燥させ、バリが出た部分をヤスリで整えます。
乾燥させて強度が足りなそうなところはまたシリンジを足してという作業を繰り返します。

シリンジの部分が出来上がったら最後にテクスチャーを付けていきます。
今回は鏡面部分とテクスチャーの部分をそれぞれ作って貰うのでテクスチャーがつかないように鏡面部分はマスキングをしてからペーストでペタペタとテクスチャーを付けて乾燥。
乾燥後マスキングを剥がしたところで時間となりました。

次回はすぐに焼成出来るよう、全体を整えてくる事を宿題に致しました。
仕上がりが楽しみです!!

■ argentiere ■ M

ステージアップクラス3-2/6&3/6

2013年07月24日 16時01分59秒 | セミナー
先日の平井先生特別研究クラスにつづきステージアップクラスの方もコンテストにかまけて2回目の授業のブログを書き損ねたのでまとめてアップします。

まずは先月6回シリーズの2回目。
1回目はここまで



進んでおりました。
右側の枠にシリンジでつくった模様はロウ付けされておりません。

そのロウ付けをするところから。
ロウ付けが出来たら酸洗いしてロウがはみ出た部分は綺麗にヤスリで整えておきます。
このパーツはとりあえずここで置いといて次はまだ枠だけの方。

こちらには銀板に糸鋸で透かしを入れたモノをロウ付けします。
なので透かしのデザインをトレッシングペーパーに書いてそれを銀板に張り付け、糸鋸で柄を切り抜いていくのですがとっかかりの穴をピンバイスで沢山開けなくてはいけないのがひと仕事。

その後そこをとっかかりにして一つ一つ糸鋸の刃を入れて切り抜いていくという地道な作業。
糸鋸の細かい作業はちょっと苦手です。
今回も糸鋸の刃を2本折りました(^_^;)
そして私の心も折れたのでここで終了。

次回までに柄を切り抜いて整え、枠にロウ付けしてくるところまでが宿題となりました。
(心が折れてしまった為か途中経過の写真、取り忘れてしまいました。)

そして昨日、3回目。
宿題はとりあえず2日前に慌てて済ませていたのでそれを先生にチェックして頂くところから。
ロウ付けした銀板と枠のつなぎ目を油目のやすりでしか整えてなかったので細かい紙やすりで丁寧に整えることになりました。

整え終わったのがこちら



透かしの柄がイマイチですが次回頑張るということで。
こちらのパーツもとりあえずここで一旦置いておきます。
前回のもう一つのパーツと一緒の写真



次はこの2つのトップ部分につけるお花のパーツを作ります。
花のデザインを決めてその花びら一枚分の抜き型を純銀リボン線で作ります。
ここでお花の出来具合がきまるので慎重に作ります。

抜き型が出来上がったら平らに伸ばした粘土に抜き型を押しつけ、1枚1枚の花びらを抜き、一つの花の形を抜きます。

柔らかいうちに花びらの形を整えて一つは石枠を埋めてもう一つはそのまま乾燥させます。
乾燥出来たらそれぞれヤスリで形を整えて焼成。

とここで時間となりました。
昨日の成果はこちら

石枠のある方の花





石枠の無い方の花





並べるとこんな感じ



このお花、結構可愛かったし、抜き型も作ったので色々アレンジして他の作品を作ってみようと思いました。

次回はいよいよこれらのパーツを合体させる作業に入ります。
楽しみです!!

■ argentiere ■ M


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平井先生特別研究クラス1/3&2/3

2013年07月18日 23時59分51秒 | セミナー
平井先生の特別研究クラス今回は「アルミの象嵌とドット留め」のペンダントとリングの制作です。

6月が1回目だったのですがコンテストの作品づくりですっかりブログを書くの忘れておりました(^_^;)
なので2回目とまとめて書いておきます。

1回目、忘れている部分もありますが・・・
まずはペンダントの本体を作っていきます。
結構ボリュームのあるペンダントなので20gの粘土のパックを全部投入。
ひも状にして完成の長さよりも少し長めに延ばしたら指を使って角を出し、ある程度四角くしておきます。

四角い棒状になったら5mmの厚さになるようにローラーをかけます。
きっちりと厚みが整ったら乾燥。

裏に着けるバチカンも今回は粘土で作ります、
平らに延ばした粘土をストローの上にのせて乾燥。

それぞれ乾燥には時間がかかるのでその間に石留め用のタガネを作ります。
今回はドット留めという新しい石留めに挑戦するのでそれ用のタガネを作るのですがこの石留めは石の周りギリギリのところで留めるのでとても石が大きく綺麗に見えます。
タガネをヤスリで削り石の径に合わせた形に先端を加工します。

ここでお昼休憩。

午後は乾燥させた本体はヤスリがけで形を整えていくのですが今回はだまし絵のようなデザインなのでヤスリがけが結構大変です。

実際の作品の厚さよりもボリュームがあるように見せる形を作っていくので色々な方向へ慎重にヤスリがけをします。
文字では書きあらわせないので出来上がりの写真を見て頂く事にして・・・。

形が出来たらアルミ線を象嵌する為の溝を糸鋸を使って彫って行きます。
ある程度の深さまで彫れたらさらに幅を広げる為にりフィールロールを板に張り付けて幅を広げるように削ります。

最後に乾燥させてヤスリで形を整えたバチカンを裏に貼りつけて乾燥。
整えたら焼成。

焼成後アルミ線を溝に入る幅に加工して入れさらにイモ鎚で叩いて入れ込みます。
とここで1日目が終了。

表面に付いた槌目をヤスリで撮ってくる事が宿題になりました。

そして昨日、2日目。

まずは槌目をヤスリで取った事により、精密にヤスリがけして作り上げた形が崩れているのでそれを再びヤスリをかけて戻していきます。
ま、実際は削って形を整えるので元の大きさよりも小さくなっているのですが・・・。

整え終わったらとりあえず一旦作業をやめてリングの造形に入ります。

リングの形はシンプルな甲丸ですがやはり中心にアルミ線を象嵌するのと石を入れるのである程度の太さは作らなくてはいけません。

やはりほぼ20gの粘土パックまるまる投入。
ひも状に伸ばしてから5mm厚にろーらーをかけ、厚みを均一にしてから木芯棒に巻いていきます。
新しい粘土で厚みのあるリングを作る時はしっかりとつなぎ目をなじませないといけないみたいです。以前の粘土よりもしつこいくらい丁寧に貼り合わせなじませます。

その後指を使ってなるべく甲丸に近い形をあらかた作ったら乾燥。

ここでお昼です。
お昼はいつもの蕎麦屋で揚げ茄子おろし蕎麦を堪能。
揚げたてのナスの天麩羅が美味しかった!

午後に向けて気合が注入されたところでいよいよペンダントの仕上げに入っていきます。

まずは作品のいぶしをします。
真っ黒にいぶせたらヒートフォームに作品を固定し、まずは石を入れる穴を開けていきます。
一回り小さいドリル刃で下穴を開けるのですがヒートフォームごと貫通させるのでかなりの重労働です。
穴があいたら石と同じ径のドリル刃で穴をあけストーンセッティングで皿もみしたら新兵器のソロバンカッターで穴の形をさらに整えます。

いよいよ石留めですが原理を説明されて頭では理解出来るのですが本当にそれで石留めが出来るのかがとっても不安です。

石に沿ってタガネで叩いて固定していくと何周かするうちに石が動かなくなってきた!
何だか不思議です。
動かなくなったらタガネで叩いた部分を磨きヘラで光らせたら完成!!

自宅に帰ってから作品のりょう線部分のいぶしを取って磨きヘラで光らせてより立体的に見えるようにしてみました。
出来あがった作品はこちら











お手本やレシピは右上がりのデザインだったの私のは作っているうちに右下がりになってました(苦笑)ま、ちゃんと出来あがったので良しとします。
象嵌自体はそれほど大変ではなかったのですがドット留めの方は何回か練習しないと行けない感じです。
まずは作りかけのリングを頑張ります!!

■ argentiere ■ M


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トライアングルイヤリング

2013年07月18日 22時01分03秒 | 教室
今日は午後教室がありました。

今日の生徒さんTさんはお忙しい方で1カ月に一度来れるかどうかのペースでいらっしゃっています。
今日も仕事の合間を見て来れそうだとご連絡を頂きました。

前回から制作途中の「トライアングルイヤリング」のつづきから。

平らに延ばした粘土をカットして乾燥させたところまで終わっていたのでヤスリを使って形をととのえる作業。
形を同じにしたいということで2つの土台の形を合わせながら削っていきます。

削り終わったら金具を通す穴の位置を決め、ピンバイスで穴を開けておきます。
乾燥体にシリンジ線の模様を鉛筆で下書きしたら準備完了。

シリンジ線をのせていくのですがシリンジの練習をしたのが2ケ月くらい前の事だったのでもう一度練習用のシリンジを使って復習・・・。ところがその練習用のシリンジがノズルの中で固まってる!?

ノズルをお掃除するところからになってしまいましたがこれも良い経験です。
気を取り直して練習再開。
模様も決まっているのでその模様の練習をして、いよいよ本番。

下書きに沿ってシリンジ線を出していきます。

2ケ月のブランクがありましたがなかなか順調に進んでいきます。
イヤリングなので出来れば表裏両方に柄を付けたいということで手数は増えますが表と裏それぞれ模様を付ける事にしました。

シリンジをのせて生乾きのうちに指で線を軽くつぶして乾燥。
乾燥が出来たらスポンジのヤスリで軽くシリンジ線の上を整えたら焼成。

焼成が出来たところで時間となりました。

次回までにステンレスブラシをかけてくる事を宿題にしました。

次は完成の写真がアップできると思います。お楽しみに~!

■ argentiere ■ M

透かしペンダント

2013年07月13日 22時50分18秒 | 教室
今日は午前中教室がありました。

今日の生徒さんT・Fさんは今日から「リーフモチーフの透かしペンダント」の課題に入ります。
まずは考えてきていただいたデザインを見せて頂いてどんなペンダントにしたいか決めていきます。
色々検討した結果3つのお花のパーツを作って最後に金具でつなげるというデザインに決定!

デザインが決まったら実寸大の下書きを描いて頂きます。
その下書きを元にシリンジ線を出していきます。

最初にシリンジを練習してからちょっと間があいてしまったのでまずは練習がてら小さめのお花からチャレンジしていきます。

やはり感覚を忘れてしまっていたようでなかなか思うようにシリンジ線を出す事が出来ません。
苦労しながら1つ目の1段目が完成。
これを3つつくるのと3段重ねなきゃいけないので遠い道のりです。

地道にまずは1段目を先に3個作る事にして2個目。そして3個目。
とここで時間となりました。

だんだんシリンジには慣れてきましたがまだ思うようには行かない様子。
とりあえず1段目3個作りましたがご自宅で作りなおしてきますとおっしゃってました。

次回は2段目3段目そして石を入れるところまでいけるといいな。
ファイト!!

■ argentiere ■ M

三日月のペンダントなど

2013年07月12日 22時25分27秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんYさんは先日教室にいらしたMさんと同じ課題を今日から取り掛かります。
デザインはこちらも三日月モチーフ、ただしだいぶ印象は違います(笑)

コルク粘土の土台はあらかじめ作ってきていただいたのでまずはひも状に伸ばした粘土を土台に巻付け、柔らかいうちに金具を差すという作業をやって行きます。

細長い土台の周り一周なのでかなり長いひも状をつくらなくてはいけません。
細く長くすればするほど表面積が増えるので乾燥が早くなります。手早く長くというのがポイントですがかなり苦戦していました。

なんとか一周巻き付け、金具を差して乾燥。

乾燥にはだいぶ時間がかかるのでその間を利用して次の課題に入ります。

次の課題は純銀丸線を使って作るペンダントです。
本当は0.6mmの銀線を使って作るのですが先日購入して余っている0.8mmの線を使う事にしました。

まずは大まかな外枠の形を決め、その形(大きさ)にワイヤーを形作ったら後はランダムに銀線を絡めていきます。
交点が多いほど強度が増します。
バランスを見ながら絡めていって銀線の端はきっちり取れないようにヤットコを使って巻き付けます。
下準備が出来たところで時間となりました。

次回は三日月のペンダントの制作を進めながら銀線を使ったペンダントも作って行きます。
上手くいけば銀線のペンダントの方は完成するかも??
楽しみです。

■ argentiere ■ M

月に雲

2013年07月10日 22時25分50秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんMさんは前回から制作途中のペンダントを制作中。
基礎ブックの最後の方の作品なので今までの総復習のような課題です。

コルク粘土の土台に粘土を巻き付け枠を作り、平らに延ばした粘土の部分とシリンジの透かし部分を作り、粘土の部分の仕上げは鏡面とテクスチャーを付けた部分の2種類の表現をするというもの。

書いてるだけでお腹いっぱいになりますがこの点をクリアするデザインを考えたりというところも審査課題の作品を作る上で勉強になります。
もうそろそろ審査課題も視野に入れた勉強になって来る時期です。

Mさんは毎回オリジナルのデザインを考えてきて下さるのでとても楽しみです。
今回は三日月に雲がかかっているようなデザイン。
なかなか風流です。仕上がりがたのしみです。

前回はコルク粘土の周りにひも状の粘土を巻き付けて金具を埋め、平らに延ばした粘土を貼りつけたところで終了していたので今日はその続きから。

平らな部分をヤスリで整えて窪みがある部分は粘土を足して埋めて乾燥、またヤスリで整えるという作業を繰り返して形を整えていきます。

形が整ったら、今回Mさんは課題には入っていませんがシリンジの透かし部分に3mmの合成石を3つ入れる事にしたのでまずはその位置を決め、シリンジ線の下書きをコルク粘土の上に鉛筆で書いて頂きます。

まずはが来る所をあらかじめ少しピンバイスで穴を開けておきます。そうすれば石のとがった部分がその穴に収まってくれるので高さをおさえる事が出来ます。

後はシリンジを使って石座を作り合成石を配置して一旦乾燥。
とここで時間となりました。

次回はいよいよシリンジの作業とテクスチャーを付ける作業に入ります。
上手くいけば焼成までいくかな??楽しみです。

■ argentiere ■ M

2ケ月ぶりの教室!?

2013年07月09日 15時36分38秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

今日の生徒さんT・Mさんは基礎コース3の6回目。
前回いらしたのが5月だったので久し振りのお教室です。
お仕事がとても忙しいらしく。貴重な休日にいらして下さいました。

今日から新しい課題「パールをあしらったツイストリング」を作って行きます。
タイトルにパールとありますが片穴のモノだったら他の天然石でもOKです。
T・Mさんはラベンダーの半貴石を使ってリングを作ります。

この課題は下準備がとても多いので制作に入るまでひと手間。

まずはスロードライ用の空シリンジを加工。
シリンジノズルの先端を加工。
天然石を付ける為の銀線加工。
リングサイズを測って木芯棒にサイズをとった付箋紙を巻いてデザインの下書きをする。

この4つの下準備が出来たら作業開始となるのですがこれは独特の作り方をするのでやり方(手順)を見て頂いてから取り掛かります。

T・Mさんが目指したデザインはアレンジブックに載っていたデザインで基礎ブックのシンプルなリングに比べて粘土の量も倍くらい使います。
そして最後に銀線を差すという工程まで柔らかいうちに一気に作ってしまわなくてはいけないので長く押し出した粘土をデザインに沿って巻いていくという作業を手早くやらなければいけないのでチョット難易度が高いです。

実際やってみると押しだすまでは上手くいくのですがその後のデザインに沿って巻いていく作業が上手くいかず、2回チャレンジしましたが断念・・・。

このデザインは再度また挑戦するということで基礎ブックに載っているシンプルデザインに変更。
こちらは一発ですんなり造形が出来ました。
最後に銀線を立てたら乾燥。

3回やり直したのでそれなりに時間が経って乾燥が出来たところで時間となりました。
次回は焼成して石を付けて完成出来ると思います。
久し振りにパール以外のこの課題。同じデザインでも雰囲気はぐっと変わると思いますので楽しみです!!

そして今まで基礎コースを進んできたT・Mさんですが今年中に資格取得を目指すべく課題作品コースへ編入する事にしました。
なので次回は課題作品コース3の1回目になります。
心機一転がんばりましょう!!

■ argentiere ■ M

ラピスラズリのインレイリング

2013年07月06日 22時29分02秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんOさんはフリーコースで今、大モノを制作中。
前回トップの大体の成形とリング部分に模様を付けたところで終わっていました。

今日はいよいよリングを合体するところまで行けると良いのですが・・・。
トップの覆輪部分を薄く削って形をさらに整えていきます。
この削りが甘いと焼成後に覆輪が分厚過ぎて倒しにくくなるのでなるべく薄く仕上げます。
かといって覆輪がかけてしまうといけないので繊細な作業です。
覆輪部分が出来たらその形に合わせて底の部分の形を削って整えていきます。
だいぶ大きめに制作しているので大きなヤスリでガンガン削って整えていきます。
その時に形が崩れないように注意しながらなのでこちらも繊細な作業です。

大体の形が整ったらリング部分にトップの座りがいいように穴を貫通させて底の形状に合わせて穴を加工します。

トップ部分を入れてみてピッタリくるまで削って整えます。
後は見た目の問題なので納得がいく形になるまで整えるのですがここで時間となりました。
次回は焼成出来るかな??
焼成後も手数が多いので完成はもうちょっと先だと思いますがそれだけ良い作品になりそうで楽しみです。

■ argentiere ■ M

ついにブローチ完成!!

2013年07月05日 22時13分18秒 | 教室
今日は午前中と夜、教室がありました。

まずは午前中の生徒さんTさんはとても久し振り(1年ちょっとぶり??)に復活された生徒さんです。
色々とご事情があったのですがまた今日から通っていただける事になりました!

休会される時に制作途中だった「削り出しのリング」の続きから。

甲丸のリングを作って下書きに沿ってヤスリを使って模様を削り出している途中だったので引き続き色々なヤスリを使って彫りを進めていきます。

彫りの形が大体整ったら全体の模様のバランスを見ながら細かい所を微調整していきます。
久し振りの割にはなかなかどうしてスムーズに作業が進んでいきます。

ヤスリでの彫り込みが終わったら最後に赤のスポンジ研磨剤でヤスリで付けたためらい傷をさっと落として焼成!

焼成後はいぶしの前に鏡面仕上げをするのでスポンジ研磨材で磨きあげます。
とここで時間となりました。
鏡面仕上げする事を宿題にしたので次回はいぶし仕上げをして完成した写真をアップできるでしょう。楽しみです。

そして夜、こちらはブローチ作りに悪戦苦闘しているYさん。
お仕事帰りに来ていただきました。

ご自宅でブローチの針を付けて来ていただいたので今日はいよいよブローチの写真のアップです!
完成した作品がこちら







とても良く木の枝の感じが表現しています。
トリコロールカラーの合成石が華やかさを演出しています。
苦労して作った甲斐がありましたね!

そして今日はやはり前回制作途中だった「ナチュラルフォルムのトップチョーカー」の続きです。
乾燥体の表面をヤスリで整えるところまで終わっていたので宿題で模様を下書きしてきていただきました。

まずは模様のとっかかりとなる穴を開ける為、ピンバイスで穴を開けていきます。
とっかかりが出来たら穴の部分からカッターを使って模様の形に削ります。
丁寧に削ったら最後にもう一度表面を赤のスポンジ研磨剤で整えたら焼成!

コルク粘土の焼成はモクモクと煙が出るので換気が出来る場所に電気炉を置いて焼成して下さい。
今回もけっこう大きめの作品だったのでしばらく黒い煙りが出ていました。

焼成後はブラシがけをして中の煤をなるべく落としてからバレルに投入。
バレルに入れる事によって中にこびりついている煤も綺麗になります・・・とここで時間となりました。

次回はかんせいしたチョーカーの作品をアップできると思いますのでお楽しみに!

■ argentiere ■ M


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