■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

新木目金課題作品終了!

2014年07月31日 16時17分14秒 | 教室
今日は午前中と午後教室がありました。

今日の生徒さんは基礎コースのHさんと新木目金コースのKさん。

まずは基礎コースのHさんから。

前回焼成して終わったリングの石留から。

ご自宅でヘラがけの仕上げを行って頂いたのでチェックをし、早速石留。

石枠に石を入れ、石枠がゆがんでいたら修正するのですがちゃんと入ったので爪を倒す作業。

全ての爪が石に沿うように倒せたら完成!!

完成したリングがこちら







深いブルーの石が涼やかでとても素敵に仕上がりました。
ウェーブさせたリングのカーブが波のようです。
これからの季節普段使いしていただきたいです!

そして次の課題は「リーフモチーフの透かしペンダント」です。
リーフモチーフとありますが特にそのモチーフにしなくてはいけないという決まりはないのでまずは合成石の形を選んでいただいてからデザインを決めていきます。

ご本人いわくドラえもんのようになってしまったとおっしゃってました(笑)
とりあえずデザインの下書きに沿ってシリンジ線を描いていきます。

1段目はそう難しくはないのですが接点をきちんと合わせていくこととシリンジ線の太さを均一にすることを心がけて頂くときれいに強度も十分に仕上がります。
次に2段目、ここから少し難しくなります。
丸いシリンジ線の上に更に線をのせていくのでずれないように浮かないように気をつけるプラス先ほどの線の太さを均一にする接点を合わせることも気を付けないといけないのでなかなか大変です。

最初はどうしても線が内側に入りがちなので大き目に描く事を心がけるのがコツでしょうか?

2段目がのせ終ったところで時間となりましたs。
次回は合成石を載せていくところからです。

頑張りましょう!

そしてKさん。
午前中は新木目金ではなく、課題作品コースでやらなかった基礎ブックに載っている作品を作ることに。

ブルーミックスで型を作ることはやっておいた方がいいのでそれからやっていきます。

早速A剤とB剤を合わせて型取りをします。
方がきれいに取れたらそこに粘土を詰めて乾燥。

裏を平らにし、周りをさっとやすりがけしたら裏付けバチカンを埋めて再度乾燥。

埋めたところを整えたら焼成→ブラシがけ→磨きヘラで仕上げたペンダントトップがこちら。







きれいに型取りされています。
これができれば自分で作った乾燥体の型取りをすることができるので便利です!

次にテクスチャーシートを使ったペンダントを作ることに。
私のテクスチャーシートコレクション(笑)をご覧いただき、葉っぱの模様のテクスチャーシートを使うことに。

あらかじめ油を塗っておいたテクスチャーシートに平らに延ばした粘土を押し付けテクスチャーを写し取ったら乾燥。

こちらは金具を付ける穴を開け。周りをきれいに整えたら焼成!

あっという間に出来上がり。







ランダムにカットした周りの形がとてもクールです。

早速チェーンを通して身に着けていらっしゃいました。

Kさんテクスチャーシートのお手軽さにかなり感動しておりました。

色々と組み合わせるとお手軽ですが完成度の高い作品が出来るので是非今後も利用していただきたいです。

そして午後は新木目金。最後の課題の混ぜ込みリング、焼成して磨いてきて下さいました。

ピカピカのリングがこちら







これですべての課題が終了致しました。

本日課題作品が終了したという書類を本部に送って無事承認されれば認定ということになります。
お疲れ様でした。

まだフリーコースで通って頂くのでフォローアップセミナーで習った新木目金の作品を作ることに。

こちらも造形をし、乾燥まで出来たのでご自宅でヤスリがけて整え、焼成→磨きを宿題にしました。

この課題は焼成後に色づけという作業が残っているので楽しみです。

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レザーで作るシルバーコンチョのリールキー

2014年07月30日 22時08分43秒 | セミナー
今日は府中工房で行われた「レザーで作るシルバーコンチョのリールキー」のセミナーを受けてきました。

最近ハマっている革。

講師の先生は結城先生、レザーの講習ですでに何回かお世話になっております。

今回のセミナーでは型紙から革を裁断し、染色そして縫う。という本格的な工程ということで楽しみにしておりました。

カラフルな革は家の近所では手に入りにくいし、縫う糸も何色も買いそろえておくことは無理!と思っていたので好きな色に染められるというのは願ったりかなったり!

午前中は型紙作り→革の裁断→加工→染色(革と縫い糸)→シルバーのコンチョ制作と書いてみるとなんだかやることがいっぱいだったけど結構時間には余裕がありました。

お昼の休憩中に染色した革と縫い糸、コンチョを乾燥させて午後はいよいよそれぞれを組み合わせていきます。

縫うための穴を開け、それぞれのパーツを縫い合わせていきます。

出だしは1枚の革を縫っていきますが途中から2枚、3枚一緒に縫わなくてはいけないところがあり、穴を開けていても結構大変。
小さい割には縫うのに時間がかかりました。
それと糸の長さがちょうどよすぎてギリギリ(汗)
もうちょっと余裕が欲しかったです(^_^;)

ともあれ17時終了予定でしたが私はナント15時に仕上がってしまいました。

出来上がったリールキーがこちら



バラの花のモチーフです。コンチョは蝶のモチーフで

花は青、葉っぱは緑、中は黄色とオレンジのグラデーションにし、縫い糸はピンク。全ての色を使ってみました。ちょっと欲張りだったかな?




染料はとりあえず基本の5色を購入してきたので色々と染めてみたいと思います!!

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矢羽のペンダント

2014年07月29日 16時13分29秒 | 教室
今日は午前中と午後教室がありました。

2コマ続きでいらした今日の生徒さんは新木目金コースのKさん、いよいよ新木目金最後の課題「混ぜ込みリング」です。

その前に前回の矢羽のペンダントの仕上りをチェック。

鏡面仕上げ、とってもピカピカに仕上がっております!







ピカピカ過ぎてカメラが写り込んでしまってますがそれはご愛嬌ということで。

本来はこの矢羽のペンダントが最後なのですが作業の都合上、混ぜ込みリングを最後の課題に入れ替えました。

まずはリングの内側に銀粘土がくるように平打ちのリングを作ります。

巻き付けたら乾かないようにラップで保湿。

混ぜ込み部分を作ります。

銅粘土と銀粘土を合わせて折りたたみ、模様はお好みで折りたたむ回数を調節し、ある程度ひも状にしたら先ほど銀粘土で作った平打ちリングの上にのせていきます。

四角いリングのデザインなので角を出しながら形を整えて乾燥。

ボリュームのあるリングなので乾燥に時間がかかります。

乾燥が出来たら削り出す形を鉛筆で下書きしてからヤスリで形を整えていきます。

ボリュームのあるリングなので結構削らなくてはいけないので大変ですが角が丸くならないように気を付けて削っていきます。

削りつつ隙間があいてるところは埋めて修正しながら形を整えます。

全体のバランスをチェックしたら素焼きをしたところで時間となりました。

次回はこの作品をチェックさせて頂き本部に書類を提出すればコース終了となります。

あと少し!頑張りましょう!!

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ペアリング

2014年07月28日 18時55分03秒 | 体験教室
今日は午前中体験教室がありました。

本日の方は2名様、ペアリングを作りにリングコースをお申込み。

まずはサンプルをご覧いただいてデザインを決めて作り方を見て頂いたら早速制作開始!

今日の方お二人とも器用な方で、男性の方は以前キットを購入されて一度リングを作ったことがあるとおっしゃっていました。

作業は進み、出来上がったリングがこちら

男性用のリングは斜めにヤスリで直線の彫りを入れています








女性用のリングは指の内側のところにオプションのラベンダーの石を入れてアクセントにしています









2つ並べて


今回体験していただいたのでこのコツを制作に生かしてアートクレイでの作品作り楽しんでいただきたいです!

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カラフルスライドリング

2014年07月27日 22時00分51秒 | 作品
木曜日に受講してきた「カラフルスライドリング」

出来上がった作品が展示・サンプル用になったので実際に身につけられるリングを作ることにしました。

セミナーでは中の回るパーツは銀粘土で作りましたが銀粘土だと制作に時間がかかるのでそこも銀線と真鍮線で作ることにしました。

なのでこのリングは銀粘土ゼロの彫金作品ということになります(汗)

ただの銀線と真鍮線が回るだけではちょっと寂しいので既製の石枠(ティファニータイプ)を回るパーツにつけることに。

同じ大きさの石でもよかったのですがやはりサイズ違いの方がいい感じだったので4mmと3mmの石枠にしてみました。

出来上がったリングがこちら





どうでしょう?

シンプルですがこれなら普段使いもOKです。
くるくる回るので暇つぶしにもなるかな?(笑)

ロウ付けが出来ると作品の幅が広がるのでとても楽しいです!
是非皆さんもチャレンジしてみて下さい!

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パールジュエリーデザインコンテスト

2014年07月26日 23時00分13秒 | 教室
今日は夜教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのT・Mさん。

前回ペンダントを作り終えたの今日から新たな作品作り。

今度は何を作りたいかを聞いたところ9月締め切りの「パールジュエリーデザインコンテスト」に応募するための作品を作りたい!と。

パールジュエリーデザインコンテストは今年で18回になるコンテスト。
最優秀賞は15万円の賞金が頂けます。

もうデザインも決めてあるということで早速作業に取り掛かることに。
リングを作ることになったので得意の造形力を生かして迫力ある作品に仕上げようと意欲満々!

最後の仕上げをどうするか悩んでいましたがまずは焼成までいくことが大事なので仕上げの方法はとりあえず置いといて考えつつ制作。

とりあえずざっくりとした形は出来たのでご自宅に帰ってから彫ったり盛りつけたりを繰り返し8月半ばの完成を目指すことにしました。

お仕事が忙しいのでなかなかいらっしゃれないとおっしゃっていましたが頑張って最優秀賞目指して良い作品を作りましょう!

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くるくるリング完成!

2014年07月25日 23時00分38秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん。
トップのビーズがくるくる回るリングを制作中。

前回、リング本体と石枠パーツそれぞれ焼成が終わり今日はロウ付けから。

リング本体と石枠をロウ付けで合体させます。
ロウ付けのあとは酸洗いしてブラシがけをし、いよいよビーズを留めていきます。

石枠部分に開けた穴にビーズを固定するための銀線を差してビーズを通します。

あとはおたふく槌やイモ槌を使って銀線を叩いてつぶして両側を留めたら完成!!

完成したリングがこちら







大きいサイズのカットが入った藤色の濃い何とも言えない色のビーズがとても大人っぽいです。

そしてこれと並行して黒檀を使ったリングも制作中。

前回は黒檀をカットしてヤスリで形を整えたところで終っていたのでその続き。

覆輪を作っていきます。

黒檀パーツにぴったりと合う長さのところで特注の純銀リボン線をカット。

カットしたら切り口がぴったり合うようにヤスリをかけてロウ付け。

底板はアートクレイで作ります。覆輪の大きさを見てそれよりも大きくなるように粘土を平らに伸ばして乾燥。

乾燥後はあまり触らずにすぐ焼成。

そしてそれを覆輪とロウ付け→酸洗い。

とここで時間となりました。

次回はリングと合体するところまでいけるかな?

こちらも仕上りが楽しみです!

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全国セミナー「カラフルスライドリング」

2014年07月24日 22時00分11秒 | セミナー
今日は府中の工房で全国セミナー「カラフルスライドリング」を受講してきました!

今日の講師の方は初めて教わる先生で、岩橋先生。
今まで大阪の担当だったのですが最近こちらに東京に配属されたということでこれから教わる機会も多いかな?

今回のセミナーはロウ付けの技法を習得することがメインです。

私自身、ロウ付けは以前からやっているのであまり抵抗はありませんが全国セミナーでロウ付けを取り上げるのは初めて。
なので参加されている方の半数位はロウ付けがはじめてだったりあまり慣れてなかったりする方です。

そういった方にどうやってロウ付けを教えるのか?という教え方に興味もあり、受講しました。

午前中、早速ロウ付けの作業から入っていきます。
先生によって色々教え方のアプローチが違うのも面白いです。

本体とパーツの3つをまずは作るリングの号数に合わせてカットしてそれぞれをロウ付けしていきます。

初めての方はバーナーを使うのも怖いだろうし作品に対しての火の当て方などコツをつかむまではちょっと手間取るかもしれません。

その後その本体に合わせて中に入れる粘土パーツを作って乾燥。

乾燥させている間にお昼休憩です。

今回は初めての先生ということもありお昼の時間がどれだけ取れるかわからなかったのであらかじめパンを買っておいたので工房のラウンジで食べました。
この日は天気は良かったのですがかすんでいたので富士山はあまりきれいには見えなかったです。
(天気がいいと本当にきれいに富士山が見えます!)

そして午後、粘土パーツをヤスリで整え、石枠を付けて乾燥したら焼成。

焼成後はブラシがけをして本体とパーツを合体させて最後のロウ付け。

今までのロウ付け箇所が外れないように細心の注意を払いながら火を当てて完成!

バレル研磨した後、石留したら完成!!









分かりにくいかもしれませんが中のパーツがスライドしてくるくる回るリングになっています。
ただ、レシピ通り教室でのサンプルになればと思って作りましたがこの形、展示するのには見栄えがしますが実際に身に着けるとかなり痛いです(^_^;)

なので後日、実際に身に着けられる用のリングを作ってみようと思います。

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ジュエルライフ1-2、3/6

2014年07月23日 23時20分56秒 | セミナー
昨日は午後、府中工房で月に一度、ジュエルライフの講座を受講してきました。

このシリーズは6回で1クールで今日は3回目。
2回目のブログを書き忘れてしまったので一緒に書いておきます。

1回目の時にペンダントの中央にくる7mmのラウンドカットの天然石用石座を制作しました。

2回目はそのペンダント本体の制作、粘土作業です。

粘土作業だからほっとしていたのもつかの間、その作業のための型を真鍮板を加工して作ることになりました。

型を作らず地道にカッターでカットして言ってもいいのですが薄く伸ばした粘土は乾燥が早いので手間取るわけにもいかず、一気にカットしていくには型があった方が絶対にやりやすい。

とはいえ型紙に合わせながらその切り口が同じ形になるように真鍮板を曲げていかなくてはいけないので結構大変です。

やっと型が出来たところで作業開始かと思ったらもう一つ、乾燥させるときに使う土台をブルーミックスを使って作ることに。

なんだか粘土作業に入る前段階が長いです(汗)

土台が出来たらいよいよ粘土作業。

乾燥との戦いですがとりあえず真中に来る平らな花のパーツを何とかカットして乾燥。

あとは外側に来るカーブの付いた花のパーツを2個作ります。

カットするまではそんなに大変ではなかったのですがそのあとの土台に乗せて形を作るのが一苦労。

1つを乾燥させたところで時間となりました。

あとは自宅で地道に作ることに。

そして3回目。

宿題の花パーツを全て作り合体させたところまで終わらせて先生にチェックしていただいたらすぐに焼成できるところまでにしていきました。

チェックのあと、焼成。

焼成している間に次の課題に進みます。

次の課題はブレスレットですが同じモチーフでペンダントにしてもOKということだったので私はペンダントにすることにしました。

こちらは天然石の丸玉ビーズ(ターコイズ)を真っ二つにカットするところから始めます。

初めはきれいに2つにカットできるか不安でしたがやってみると面白い!

ビーズの方が1つあたりの単価が安いのでカボションの石を買うよりも良いかも??

使う数よりも少し多めにカットしてきれいなモノや形が揃っているモノを使うことにしました。

私は3つモチーフを作る予定なので3つを選んで・・・。

そうこうしているうちにお花のペンダントが焼成出来たので中央に1回目で作った石枠をお花の中央にロウ付け。

酸洗い後、バレル研磨したら鏡面仕上げにする部分があるので時間もかかるし持ち帰って磨いてくることにしました。

ということで先ほどカットした石の覆輪を作ることに。

今回の石は6mmなので今まで作った中では一番小さいかも?

何とか3つ覆輪を作りそれぞれロウ付け→酸洗い。

あとは丸カンの制作。

以前大きい丸カンは作ったことがあったのですが極小丸カンは初めて。

銀線を作りたい内径の線に巻き付けて作って糸のこでカットして作るのですがこちらも小さいものなので指を切らないように気を付けながらと色々大変でしたが何とか作れました(汗)

ここで時間となりました。

そして今日、忘れないうちに復習と思い、石のカットと覆輪作りをもう一度やってみました。

同じターコイズでやるのでは芸がないのでラピスラズリとサンゴを買ってきて挑戦。

本当は6mmのビーズが欲しかったのですが近所に売っていたのは5mmと5mm弱。
更に小さいですがこれも勉強。

何とかカットと覆輪作り(ロウ付けはまだですが)は成功!

とりあえず昨日と今日の成果です。

極小丸カン(バレル済み)


カットした石と覆輪。


大きさが分かりにくいかな?と思ったので定規を一緒に撮ってみました。

さて次回はお花のペンダントが無事に完成できるでしょうか?
とりあえず鏡面にしなくっちゃ!!

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2人とも頑張れ!!

2014年07月19日 23時06分50秒 | 教室
今日は午前中と午後教室がありました。

今日の生徒さんは審査課題コースのYさんと応用コースのT・Fさん。
お二人とも2コマ続けての受講でした。

まずはYさん、審査課題のペンダントとリングを平行して制作中。

ペンダントは前回焼成まで行ったので宿題で鏡面仕上げをしてくることになってたのでそのチェック。
う~んまだ鏡面になりきっていないのでもう一度やり直し。

その前にリングのトップの制作。
リングのトップはドーム状にしたいということだったのでその土台をご自宅で作られてきていました。
かなり大き目に作られたので目指す大きさに削って整えていく作業を先にしていただくことに。

削っていくと中に空気が入っていたようで穴が出てきたりと前途多難。
その穴を埋めて乾燥している間にペンダントの磨きをしてと交互に作業を進めていき、リングトップの形が整い、表面をスポンジ研磨剤等を使って滑らかにしたところで時間となりました。

ペンダントの仕上げもあと一歩!地道な作業が続きますが頑張りましょう!!

そしてT・Fさん、前回焼成して仕上がったペンダントトップですがチョーカーのパーツが届いたので早速金具を付けてチョーカーに仕上げました。





今、キャンペーンで扱っているナイロンチョーカーです。
とても涼やかで夏は特に汗をかいたりするのでシルバーのチェーンは黒くなったりします。

ナイロンのチョーカーなら気軽に洗うこともできますし、ほぼ透明なので洋服の色に左右されないのも重宝するところです。

早速身に着けて・・・前回途中だった銀線の課題のつづきから。

銀線を絡めて作ったペンダントトップの全ての交点にシリンジやペーストを塗ったところで終わったので軽くヤスリをかけて表面を滑らかにしていきます。

やりすぎるとせっかく覆った銀線が出てきてしまうのでそうなったらもう一度粘土を盛り付け、乾燥させ同じ作業を繰り返します。
全体が出来たら焼成。

焼成後は形がゆがまないようにブラシがけをし、磨きヘラをかけて完成ですが磨きヘラの作業はご自宅でやってくる事になったので次の課題。

次は「パールをあしらった流線リング」粘土をシリンジの様な容器に詰めて加工したノズルをつけて押し出し、それをひねって動きを付けたリングを作りパールを付ける芯(銀線)を立てるというものです。

まずはシリンジの加工から。

シリンジの先とノズルの先を好みの形にカットして加工します。

それとともに銀線の先を曲げて適当な長さにカットしたら下準備が完了!

粘土を詰めて押し出してテクスチャーが付いたひも状の粘土を木芯棒に巻き付けてリングの形にします。
ここでT・Fさん、形が気に入らなかったようでもう一度やり直し。

柔らかいうちなら何度でもやり直すことができます。
このリングの場合あとでヤスリで形を整えることがなかなか難しいので巻き付けた段階で80%作品の完成度が決まるといっても過言ではありません。

結局3回やり直したのですがこだわっただけあってとてもきれいに出来ました!
乾燥させている途中で時間となったので次回、補強をして焼成→仕上げとなります。

T・Fさんもだんだん手の込んだ課題に入ってきました。
納得いくまでやり直すあたり良い傾向です!
めげずに頑張りましょう!!

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教室DAY

2014年07月17日 21時35分23秒 | 体験教室&教室
今日は午前中教室、午後と夕方に体験教室がありました。

まずは午前中の教室。
今日の生徒さんは基礎コースのHさん、「デイリー使いのカジュアルリング」を制作中。

前回はリングの形を作って乾燥させたところで終っていたのでその続き、やすりがけをして形を整えていきます。
ざっくりと形を作ったのでイメージに合わせて乾燥体を削って形を整えます。

整えたところで石枠とリングの境目が少しあいていたのと内側に補強しておいた方がいいところがあったのでシリンジを使って修正。
乾燥させている間につぎの課題、「クロスパターンのラウンドペンダント」を進めていきます。

デザインを考えゴム板に彫る模様の下書きを書いてくることを宿題にしていました。
あとは周りのどんな形にするか(タイトルはラウンドとなってますが実際にはどんな形でもOKです)考え厚紙でその形をくりぬいたら準備終了。

とここでリングの作業に戻って補強した箇所をヤスリで整え最後に石枠に付いた余計な粘土を取り除いたら焼成!

待っている間にペンダントの作業に戻ります。

ゴム板にはあらかじめ油を塗っておき、柔らかいうちに粘土が剥がれるように細工をしておきます。

粘土を練ったら彫ったゴム板の上に厚紙の枠を置き、その中に粘土を押し込んでいきます。
ある程度押しこんだらローラーで平らに延ばし厚紙ごと粘土を取り枠に沿って粘土をカットし、乾燥させます。

そうこうしているうちにリングの焼成が出来たのでブラシがけ、とここで時間となりました。
リングのブラシがけと磨きヘラでの仕上げを宿題にしました。

次回はリングの写真をアップできると思います!

そして午後、ペンダントコースをお申込みの方はご友人の誕生日のプレゼントを作りにいらっしゃいました。

中国からの留学生の方で今年の4月に日本に来たばかりということだったのですがとても流暢な日本語!!でびっくりしました。

さて、デザインはクローバーのモチーフで作りたいということを事前にお問合せを受けていました。
ちょうど自作のシリコン型があったのでそれで制作することに。

型は簡単ですが完成度が高いのでプレゼントなどにはとても人気があります。

デモを見て頂いたら早速挑戦!

最初は粘土を型に詰めるだけだったので簡単です。

乾燥後はとても丁寧にやすりがけしていただき形を整え裏にはご友人のイニシャルを彫り、オプションの合成石を中央に入れたら焼成。

そして出来上がったペンダントがこちら









石は誕生石のルビーをあしらって裏にはしっかりとイニシャルが彫られています。
これならお友達も喜んでいただけることでしょう!

そして夕方こちらはご友人同士でリングコースをお申込みの2名様。

お人方とは事前にメールでデザインのご相談を受けていたのでどうやって作ろうか相談。
とりあえずやって見ることに。

お二人ともなかなか器用で順調に作業が進み乾燥。

乾燥体をヤスリで整えおひとかたはトップを別で作りそちらも成形・・・するはずだったのですがちょっと難しかったようなのでトップの制作はお手伝い。
もうひと方はオプションの石を入れて無事に両方一度に焼成!

そして出来上がったリングがこちら







オプションの石はラベンダーを選択していただきました。
ヤスリがけを丁寧にしていただいたのでとてもきれいに形が整っています。

そしてちょっとお手伝いしたリングはこちら






トップに小さい長方形の面取りしたモノを付けたいというご要望でしたがまっすぐにヤスリがけすることがちょっと難しかったようです。
面取りもこちらでお手伝いさせて頂きました。

二つ一緒に


少し経ったらお二人とも海外留学をフランスとドイツにそれぞれ行かれるそうで、その前の思い出作りの一環だそうです。
形にも残るしいい記念になったかな?

気を付けて色々なことを学んできていただきたいです!

それにしても今日はとても国際色豊かだった様な??(笑)

■ argentiere ■ M


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平井先生特別研究クラス~水晶と真鍮のジュエリー~2/3

2014年07月16日 22時54分32秒 | セミナー
今日は一日府中工房で月に一度の平井先生の特別研究クラスを受講してきました。

今日はいよいよリングを完成させる予定。

前回真鍮の丸棒でリングを作り、トップの石枠を乾燥体で作ったところで終了しておりました。

少しだけ石枠を整えたら焼成。

その間に真鍮で作ったリングをブラシがけしてきれいにし、焼成出来た石枠に合わせて接着させるところにへこみを付ける作業。

それができたらいよいよロウ付け。
7分ロウを使うので結構アッという間にロウが溶けます。十分注意していないとあっという間の出来事なので慎重に。

ロウ付けができたら酸洗い。それが終わったらお昼休憩。

いつものお蕎麦屋さんで揚げ茄子おろし蕎麦を食べ、英気を養います。

午後はいよいよ石留作業に入るのですがここからも繊細な作業が続きます。
まずは焼成した石枠の最終的な微調整。
石の高さに合わせて石枠の覆輪の高さを決め、覆輪の厚みもタガネで倒しやすい厚さにします。

金属になっているので乾燥体の時に比べて大変ですが焼成すると歪み等生じる事があるので外せない作業です。

全てOKとなったら石留。

テーブルバイスにヒートフォームでリングを固定しタガネを使って石留。

タガネで付いた後をヤスリでととのえたら完成!











かなりゴージャスなリングが完成!

そしてもう一つのペンダントの石枠を粘土で作るのですが途中で終了。
次回までに焼成出来るまでに仕上げてくることが宿題になりました。

ペンダントはブラックキュービックを使うことにしたのでこちらもモード系なペンダントになりそうです。
宿題頑張るぞー!!

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1/2成人式

2014年07月15日 20時45分46秒 | 体験教室
今日は午前中、体験教室がありました。

今日の方はペンダントコースをお申込み、お嬢さんへのプレゼントだそうです。

私も初めて聞いたのですが10歳の誕生日をお祝いすることを1/2成人式と言うんだそうです。

なのでちょっと大人っぽいモノということで手作りのアクセサリーをプレゼントしようと考え、お申込みくださったというわけです。

デザインはあらかじめご相談いただいていたルドベキアの花モチーフのペンダントです。体験なのであまり難しいことはできませんが初心者でも簡単に出来そうな作り方を提案してデモを見せて説明。

ご本人が一番やりやすい方法で作っていただきました。

オプションでお花の中心に石を2つ入れて出来上がったペンダントがこちら!







とても素敵なペンダントが出来上がりました!

これならお嬢さんも気に入って下さることでしょう。
そして絶対良い思い出になると思います。

少しでもお力になれた事、うれしく思います(^_-)-☆

■ argentiere ■ M


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審査課題のペンダントとリング

2014年07月12日 15時00分48秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

今日の生徒さんは審査コースのYさん、審査課題のペンダントとリングを制作中。

まずはペンダント、前回裏付けバチカンを埋めたところで終っていたのでその続きから。

埋めたところをやすりがけして整えていくのですが整え過ぎるとせっかく埋めた金具が出てきてしまうのでその加減が微妙です。

Yさんもやはり金具が出てきてしまったのでもう一度上からシリンジ等を載せて埋め直します。

今度は慎重にやすりがけして整え焼成。

ちょっと反ってしまいましたが金床にのせプラスティックハンマーを使って修正。

磨きは宿題としました。

そしてリング、こちらはリング部分を乾燥させたところで終っていたので形を整えていきます。

細めの甲丸っぽくしたいということだったのでまずは幅を整え、それから厚みを整えて外側の形を決めていきます。

丁寧にやすりがけを行っている途中で時間となりました。

内側を整えてくることを宿題にし、次回はリングのトップ部分の制作に入ります。

順調に審査課題の作品が仕上がってきているので夏が終わることには審査課題の提出が出来るかな?

頑張りましょう!

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くるくるリングとグラスハーモニー

2014年07月11日 23時00分32秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんは2名、フリーコースのOさんと応用コースのMさん。
どちらの生徒さんもちょっと間があいての1ヶ月ぶりです。


まずはフリーコースのOさん、トップに大きい天然石のビーズをあしらったリングを制作中。

リング部分とトップの枠になる部分の焼成が終わったのでその加工をしていきます。

まずはトップの枠になる部分。

焼成が終わってリング状だったものを糸のこで半分にカットしたのでその加工。

天然石のビーズに合わせてカーブを付けていきます。
爪芯金とプラスティックハンマーを使って叩いて形を整えます。

次にビーズを固定するための銀線を通す穴をその枠に開けていくのですが穴の位置を決め、地道にピンバイスで開けていきます。
銀は他の金属に比べて柔らかいので焼成後も比較的簡単に穴は開けられますが乾燥体の時のようにはいかないので慣れていないと時間がかかります。
めげずに2つ穴を開けたら糸のこでカットした切り口をヤスリで整えていきます。

後はリング部分と枠の接合面をそれぞれぴったり合うように平らにやすりがけ、とここで時間となりました。

次回はロウ付けと最後の仕上げなので完成できると思うので楽しみです。

そしてMさん、「グラスハーモニー」の課題の途中。

ガラスパーツに粘土を巻き付けたのと土台の一部を作ったところで終っていたのでその続きから。

土台に装飾となる部分を作っていきます。
平らに薄く伸ばした粘土を襞を寄せながらくっつけていきます。
1枚つけては乾燥→補強→やすりがけをして2枚くっつけるので同じ作業をもう1回。

次にガラスパーツをその土台にくっつけていきます。
こちらも一旦シリンジで仮止めし乾燥させてから補強→やすりがけ、とここで時間となりました。

次回は透かしのシリンジ作業から、頑張りましょう!

■ argentiere ■ M