今日は朝から教室、フル回転でした。
今日の生徒さんは課題作品コースのM・Tさん。
「森の小枝のブローチ」を制作中。
2つのパーツを合体させてテクスチャーを付けたところで終っていたのでその続きから。
横や色々な方向から見てテクスチャーの足りない部分があったり、接点の補強が必要なところがあったらペーストやシリンジで埋めていきます。
乾燥後、全体をスポンジ研磨材で引っ掛かるところがない程度にヤスリがけしたらひっくり返して裏側にブローチ金具を埋めるための穴を開けます。
まずは埋める位置に鉛筆で印を付け、そこにピンバイスで穴を開けていきます。
ブローチ金具の土台がすっぽり埋まる深さまでたまに様子をみながら彫り進めます。
2つ穴が開け終わったらシリンジを使って穴を埋め、そこに金具を押し込んではみ出た粘土を筆でなじませて乾燥。
乾燥後は土台から金具を外して埋まり具合を確認します。
あふれて噴火口見たいになっているところはヤスリで平らにし、土台との間に隙間があればシリンジ又はペーストでその隙間を埋めます。
最終的に全体の形をチェックしたら焼成!
焼成している間に次の「流線リング」の課題を進めていきます。
この課題ではSTという耐硫化の粘土を使って作っていきます。
まずは粘土の説明をし、リングのサイズ取りをして木芯棒にサイズを取った付箋紙を巻いて準備完了。
このリングでは平打ちリングを作るのでサイズ取りもひも状粘土とは若干違います。
粘土を平らにのばしてまっすぐカットし、木芯棒に巻き付けていきます。
付箋から浮かないように中心線からずれないように様子を見ながら形を整え、つなぎ目をなじませたら乾燥。
乾燥している間にブローチの仕上げをしていきます。
焼成後はブラシがけをして枝の切り口部分を鏡面仕上げしていきます。
そして石留。
今回はマーキスのスマート石枠4本爪を選択されたので爪を4本倒していきます。
ピッタリと石に沿うまで倒したら最後はブローチの針作り。
金具を装着して実際の金具の距離を測り適当な長さにカット。
カットした後は針先をヤスリで整えていきます。
針先は皆さん苦戦するのですがこれも慣れで何本も作っていくうちにコツをつかんで早く形を整えることが出来るようになります。
針先の中心がずれたり、平たくなってしまったりとだいぶ苦戦していましたがきれいな針先を作ることが出来ました。
テクスチャー部分の磨きヘラはご自宅でやってくることになったので完成は次回ということでリングに専念していきます。
乾燥出来たリングはヤスリで形を整え、リングの表面にシリンジで模様を描いていきます。
ランダムに線を描くときは下書きは要りませんが狙った模様にしたい場合は鉛筆で下書きをしておくと良いです。
ここからは慎重にシリンジ線をのせていく作業。
リングの土台から浮かないように注意しながら作業を進めて全体にシリンジの模様を施せたら一旦乾燥。
乾燥後は色々な角度からチェックしてリングとシリンジ線の間に隙間がないかまた模様の具合などを見て補強をしていきます。
補強が終わったらヤスリで形を整え最終的に全体のバランスをチェック。
とここで時間となりました。
次回、ブローチとリング一度に完成すると思うので楽しみです!
次の生徒さんは基礎コースのT・Kさん。
「トライアングルイヤリング」の課題、ご自宅で磨いてくることを宿題にしていました。
頑張って鏡面にしてきていただいたのでいぶし仕上げをすることに。
いぶしの手順をおさらいしながら下準備をし、いぶし液を作ったら作品を投入!
まっ黒にはしたくないということだったので色を見ながら引き揚げました。
ほんのり赤みがかった黒と言ったらいいんでしょうか。
素敵な色に仕上がりました。
出来上がった作品がこちら
写真だとなかなか色が分かりづらいと思いますが夕焼けの濃い色と言ったらいいでしょうか?
渋みのある良い色です。
モチーフは月と星です。
そして次の課題「葉っぱのペンダント」。
ミントの葉っぱをお持ちいただきました。
この課題ではペーストを適切な濃さに水で溶く、葉っぱに塗って葉脈のテクスチャーをきれいに取る、ペーストだけで作品を作れるということが勉強ポイントです。
いうなれば葉っぱにペーストを筆で塗っては乾かしを何度も繰り返す地味な作業です。
塗り方も均一な厚さに塗らないと強度がでないのでそこも気を付けながらになります。
ひたすら塗っては乾かしを繰り返しあと1、2層塗れば焼成出来るかな?と言うところで時間となりました。
次回は焼成してペンダントが完成すると思います!
最後は特別基礎コースのO・Aさん。
リングの課題に取り組んでいます。
前回乾燥させて荒く形を削ったところで終っていたので今日はその続き。
形を更にヤスリを使って整えていきます。
同じ幅の甲丸リングなので左右対称を気を付けながら整えていきます。
初めてにしてはとてもバランス感覚が良い!きれいな甲丸が出来上がりました。
いよいよ合成石を入れていくのですがO・Aさんクリアの2mmラウンドを10個入れたい!と気合十分。
まずは下書きをして埋める位置を決めていきます。
互い違いになるように配置するようです。
まずは下穴を開け、それからピッタリの穴を開けて埋めていくのですが石の深さは深くても浅くてもいけません。
ちょうど良い高さに全ての石を入れなくてはいけないのです。
それが10個!頑張れ!!
もっと大変なことになるかと思っていたら手際良く作業を進めて行き、最後焼成して終わりました。
仕上げは次回ですがキラッキラのリングが出来上がる予定なのでお楽しみに!
■ argentiere ■ M
※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。
今日の生徒さんは課題作品コースのM・Tさん。
「森の小枝のブローチ」を制作中。
2つのパーツを合体させてテクスチャーを付けたところで終っていたのでその続きから。
横や色々な方向から見てテクスチャーの足りない部分があったり、接点の補強が必要なところがあったらペーストやシリンジで埋めていきます。
乾燥後、全体をスポンジ研磨材で引っ掛かるところがない程度にヤスリがけしたらひっくり返して裏側にブローチ金具を埋めるための穴を開けます。
まずは埋める位置に鉛筆で印を付け、そこにピンバイスで穴を開けていきます。
ブローチ金具の土台がすっぽり埋まる深さまでたまに様子をみながら彫り進めます。
2つ穴が開け終わったらシリンジを使って穴を埋め、そこに金具を押し込んではみ出た粘土を筆でなじませて乾燥。
乾燥後は土台から金具を外して埋まり具合を確認します。
あふれて噴火口見たいになっているところはヤスリで平らにし、土台との間に隙間があればシリンジ又はペーストでその隙間を埋めます。
最終的に全体の形をチェックしたら焼成!
焼成している間に次の「流線リング」の課題を進めていきます。
この課題ではSTという耐硫化の粘土を使って作っていきます。
まずは粘土の説明をし、リングのサイズ取りをして木芯棒にサイズを取った付箋紙を巻いて準備完了。
このリングでは平打ちリングを作るのでサイズ取りもひも状粘土とは若干違います。
粘土を平らにのばしてまっすぐカットし、木芯棒に巻き付けていきます。
付箋から浮かないように中心線からずれないように様子を見ながら形を整え、つなぎ目をなじませたら乾燥。
乾燥している間にブローチの仕上げをしていきます。
焼成後はブラシがけをして枝の切り口部分を鏡面仕上げしていきます。
そして石留。
今回はマーキスのスマート石枠4本爪を選択されたので爪を4本倒していきます。
ピッタリと石に沿うまで倒したら最後はブローチの針作り。
金具を装着して実際の金具の距離を測り適当な長さにカット。
カットした後は針先をヤスリで整えていきます。
針先は皆さん苦戦するのですがこれも慣れで何本も作っていくうちにコツをつかんで早く形を整えることが出来るようになります。
針先の中心がずれたり、平たくなってしまったりとだいぶ苦戦していましたがきれいな針先を作ることが出来ました。
テクスチャー部分の磨きヘラはご自宅でやってくることになったので完成は次回ということでリングに専念していきます。
乾燥出来たリングはヤスリで形を整え、リングの表面にシリンジで模様を描いていきます。
ランダムに線を描くときは下書きは要りませんが狙った模様にしたい場合は鉛筆で下書きをしておくと良いです。
ここからは慎重にシリンジ線をのせていく作業。
リングの土台から浮かないように注意しながら作業を進めて全体にシリンジの模様を施せたら一旦乾燥。
乾燥後は色々な角度からチェックしてリングとシリンジ線の間に隙間がないかまた模様の具合などを見て補強をしていきます。
補強が終わったらヤスリで形を整え最終的に全体のバランスをチェック。
とここで時間となりました。
次回、ブローチとリング一度に完成すると思うので楽しみです!
次の生徒さんは基礎コースのT・Kさん。
「トライアングルイヤリング」の課題、ご自宅で磨いてくることを宿題にしていました。
頑張って鏡面にしてきていただいたのでいぶし仕上げをすることに。
いぶしの手順をおさらいしながら下準備をし、いぶし液を作ったら作品を投入!
まっ黒にはしたくないということだったので色を見ながら引き揚げました。
ほんのり赤みがかった黒と言ったらいいんでしょうか。
素敵な色に仕上がりました。
出来上がった作品がこちら
写真だとなかなか色が分かりづらいと思いますが夕焼けの濃い色と言ったらいいでしょうか?
渋みのある良い色です。
モチーフは月と星です。
そして次の課題「葉っぱのペンダント」。
ミントの葉っぱをお持ちいただきました。
この課題ではペーストを適切な濃さに水で溶く、葉っぱに塗って葉脈のテクスチャーをきれいに取る、ペーストだけで作品を作れるということが勉強ポイントです。
いうなれば葉っぱにペーストを筆で塗っては乾かしを何度も繰り返す地味な作業です。
塗り方も均一な厚さに塗らないと強度がでないのでそこも気を付けながらになります。
ひたすら塗っては乾かしを繰り返しあと1、2層塗れば焼成出来るかな?と言うところで時間となりました。
次回は焼成してペンダントが完成すると思います!
最後は特別基礎コースのO・Aさん。
リングの課題に取り組んでいます。
前回乾燥させて荒く形を削ったところで終っていたので今日はその続き。
形を更にヤスリを使って整えていきます。
同じ幅の甲丸リングなので左右対称を気を付けながら整えていきます。
初めてにしてはとてもバランス感覚が良い!きれいな甲丸が出来上がりました。
いよいよ合成石を入れていくのですがO・Aさんクリアの2mmラウンドを10個入れたい!と気合十分。
まずは下書きをして埋める位置を決めていきます。
互い違いになるように配置するようです。
まずは下穴を開け、それからピッタリの穴を開けて埋めていくのですが石の深さは深くても浅くてもいけません。
ちょうど良い高さに全ての石を入れなくてはいけないのです。
それが10個!頑張れ!!
もっと大変なことになるかと思っていたら手際良く作業を進めて行き、最後焼成して終わりました。
仕上げは次回ですがキラッキラのリングが出来上がる予定なのでお楽しみに!
■ argentiere ■ M
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