■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

葉っぱのペンダント

2014年06月25日 18時40分57秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

今日の生徒さんは基礎コースのHさん。
今日は3つ目の課題「葉っぱのペンダント」を制作していきます。

葉っぱは何でもいいというわけではなく、事前にこういう葉っぱでということをお伝えし、持ってきていただいた中から葉脈のはっきりした形がカッコいい葉っぱを選んでから制作に取り掛かります。

この課題はペーストを葉っぱの裏(葉脈のある方)に塗っていきペーストのみで作品を仕上げるというものです。

最初のひと塗り目は葉脈を写し取ることを意識して慎重に塗り残しがないように塗って乾燥。

そして2層目は1層目の薄く付いているペーストをはがさないように神経を使って塗っていきます。
2層目が一番気を使うところかもしれません。

3層目からは作品に厚みを出していくことを意識してペーストを盛っていきます。

塗っては乾かしを繰り返して1mmくらいの厚みが出るまで何回も同じ作業を繰り返していきます。
途中からは忍耐が必要になってきますが完成すると本物の葉っぱからテクスチャーを取っているので本物そっくりのペンダントトップが出来上がります。

生徒さんにも好評な課題なので焼成目指してひたすら塗り重ねていきます。

最後、厚みは十分になったところで時間となりました。

次回は形を整えて焼成→完成!となるでしょう。
楽しみです!

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ちょっと復習

2014年06月21日 18時38分33秒 | 作品
今日は午前中と午後教室がありました。

そのあとはフリーだったので先日の平井クラスの宿題を兼ねて復習なんぞしてみようかな?という気分になりました。

まずは宿題。

大した宿題ではありませんが先延ばしにしていると忘れちゃいそうなので覚えているうちに・・・。

真鍮で作ったリング、ロウ付けをして酸洗いまでは終わっているのですがロウ目がそのままなのでヤスリをかけてきれいにしてくることが宿題だったのでやすりがけをしてロウ付け箇所をわからなくします。

ただ本当に分からなくなってしまうと困るのでちょこっとマジックで印を付けておきました。

そして真鍮のリングをもう一つ作ることに。

昨日習った事を思い出しつつ。

なんだか火にかけ過ぎて酸化膜がいように付いてしまった(^_^;)

私の場合、真鍮を火にかけ過ぎて真鍮の中の銅の成分が出てきてしまうことが多々あります。

今回もそんな状況になってしまいました。

特研では中指用の指輪を作っていますが同じ指のサイズだと面白くないので薬指用にしてみました。

トップは・・・特研の復習だと時間がかかるのでぱっと作れる既成の石枠でも使ってと思いましたがちょうどいいのがなかったので自作することに。

石は昨年のコンテストで予備として購入していたオニキス(黒い不透明の天然石)のラウンドカボション15mm。かなり迫力がありますが黒と金ってかなりインバクトあり!
シンプルなリングなのでこれくらいしなくちゃね。

アンティークをテーマに以前キャンペーンで購入した真鍮のロイヤルシルバー(真鍮だけど)レースがあったのでそれを使って覆輪を作り、石枠自体も真鍮で作ってみました。

ロイヤルシルバーレースを使うと簡単に凝った石枠が出来るので楽ちんで好きです。

後は全部をロウ付けすれば出来上がり。

結構簡単に出来上がりましたがさて仕上げをどうしようか?

アンティークがテーマだから以前購入してまだ使っていない真鍮用の黒染め液を実験で使ってみようか悩み中。

まずは黒染め液を使う前







結局実験してみることにしました。
使用後






そしてオニキスの石留をして完成したリングがこちら







オニキスがかなり大きいので存在感バッチリ!
やっぱり黒くして良かったです(^-^)狙い通りにアンティークっぽい雰囲気が出ました。

次は何作ろうかな?

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色々完成!

2014年06月21日 17時42分17秒 | 教室
今日は午前中と午後教室がありました。

午前中からいらして下さっていたのは審査課題コースのYさんと応用コースのT・Fさんそして午後はこのお二方に加えてフリーコースのT・Mさんと賑やかな教室でした。

まずはYさん最後の課題の「スティックブローチ」と審査課題のペンダントを平行して制作中。

まずはスティックブローチ。
前回裏にブローチ金具を付けている途中で片方の金具の穴が貫通し、埋めるための土台が無くなってしまったので穴を埋めてくることを宿題にしていました。

きれいに穴を埋めてきて下さったのでまた穴開けから。
今度は貫通しないように気を付けて、金具を埋めたら乾燥。

その間に審査課題のペンダント。
こちらは天然石の石枠を埋めて乾燥させざっと形を整えたところで終っていたので更にきれいな形にやすりがけをして整えてるところから。
土台が長方形ですが角が丸くなってしまっているのが気になるようで角を出したいと・・・。

そうなると削るか粘土を盛るかしかないのですが削るとなると今よりも一回り以上小さくなってしまうことに。
大きさは変えたくないとおっしゃったので粘土を盛りつけて角を作ることにしました。

盛りつけては乾燥させヤスリで削りを何度か繰り返し、気になった角はとりあえず修復出来ました。

スティックブローチも無事にブローチ金具を埋め焼成。
こちらは仕上げの作業、鏡面とブローチの針を作ることはご自宅でやってくることになりました。

ペンダントの方もあとはテクスチャーを付け、裏付けバチカンを付ければ焼成できるので焼成手前までを宿題としました。

次にT・Fさん前回、ご自身で作ったシリコンの型を使ってピアスを作る課題、片方は焼成もう片方は乾燥まで出来ていたのでその続きから。

乾燥させて形を整えたパーツに金具を付けていきます。
結構小さいモチーフなので穴を開けるのを慎重に・・・なかなか真中に開けることができず欠けてしまいました(^_^;)

応用コースにもなるとこれしきの事ではうろたえません。修正に取り掛かり、金具を埋めると同時にかけた部分も埋め、あとはやすりがけをしてきれいに整えたら焼成。

もうひとつ、ペンダント様に作っていた型も金具を埋めて焼成。

ブラシがけをして金具を付けたら完成!!

薔薇のピアス。






猫のペンダントトップ






きれいに型取りが出来ているのと仕上げも丁寧にしたのでとても素敵なピアスとペンダントトップが出来上がりました!

そして次の課題・・・。
私がちょっと買い忘れのモノがあり先の課題を進めることになりました。(スミマセン)

銀線を絡めて作るペンダントです。
銀線に一旦コイル状の癖を付けてからペンダントに形を作っていくというワイヤーワークを学ぶという課題です。

まずはどういった形に作るかどうやって絡めるかを考えてから取り掛かります。
デザインが決まったところで銀線にまずコイル状の癖を付けていきます。
それをある程度伸ばしてから形を作っていきます。
銀線を交差させるところは手を離してもバラけないようにしっかり絡めていきます。

全部の銀線を絡めたら交点にペーストを塗っていくのですが、T・Fさんペーストを忘れてきたということでシリンジで代用。
シリンジの方が少し硬いのでやりにくいですがしょうがないです。

全部の交点にシリンジを塗り終わったところで時間となりました。

そしてフリーコースのT・Mさん、7つの大罪をテーマに7つのペンダントトップを制作中。

土台をドックタグ風の形に成型したところで前回終わったのでその続きから。

それぞれラテン語で言葉を彫り、彫ったり盛りつけたりしてその言葉をイメージした模様を付け、差し上げる方のイニシャルを入れ最後に金具を付ける穴をピンバイスで開けたら焼成。

焼成し終わったところで時間となったのでブラシがけ等、の仕上げをしていませんがとりあえずペンダントトップの写真を撮らせていただきました。





7つ揃っているとけっこう迫力があります。

次は何を作るのかな?楽しみです(^-^)ノ

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油滴模様のリング完成!

2014年06月19日 13時59分00秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

今日の生徒さんは新木目金コースのKさん。
前回3つ目の課題「油滴模様のリングの焼成及び仕上げを宿題にしていたのでそのチェックから。

この課題は最後の仕上げがピカピカの鏡面なのですがピッカピカに磨きあげてきて下さいました。
出来上がったリングがこちら







あまりにピカピカ過ぎて油滴の模様がはっきりと写真に写ってませんがきれいに模様も出ています。

そして今日の課題は「十文字ペンダント」今日も積層の課題です!

銀粘土と銅粘土を積層(平らに伸ばしたものを交互に積み上げるという意味)させてから作るのですが積層の課題の中でこれが一番難しいと私は思っています。

それぞれ積層させては伸ばしを繰り返していくのですがそのたびごとに伸ばす厚さが異なるので順番を間違えないように気を付けないと!

私は結構おっちょこちょいなので自分が今どこの積層をしているのかが分からなくなったり・・・ということもあるので今日は気合を入れて生徒さんの作業を見守っていきたいと思いますヽ(^o^)丿

Kさんは落ち着いていらっしゃるので順調に作業を進め途中で指さし確認しながら積層を終え、目指す形にカットし、乾燥。

周りの形を整え成型して金具を付ける穴を開けたところで時間となりました。

次回までに焼成及び仕上げ(鏡面仕上げ)を宿題にしました。

宿題も完ぺきにこなしてきて下さるので順調すぎるペースで進んでいきます。
残す課題はあと2つ!頑張りましょう(^-^)

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平井先生特別研究クラス~水晶と真鍮のジュエリー~1/3

2014年06月18日 22時27分16秒 | セミナー
今日は月に一度の平井先生の特別研究クラスを受けに府中の工房へ行ってきました。

その行く途中の乗り換え駅で殴り合いのけんかに遭遇!?

私が通ろうと思った自動改札のすぐ隣の自動改札で混雑の中強引に通り抜けた人に腹を立てたぬかされた人が頭にきてぬかしていった人のふくらはぎを思いっきり蹴っ飛ばした事が発端でした。

今日の荷物はとっても重かったので巻き込まれたら私も怪我をしてしまう!!と思いあわててその場から離れ少し遠い自動改札へ避難。

その間も殴り合いは続き、劣勢になった人が駅員を呼んでくれ!と叫び駅員が駆けつけたところまでは見ましたがその後どうなったかしら?
年のころはどちらも絶対50歳は過ぎているスラックスにワイシャツを着たサラリーマン風の2人でした。

それにしても朝から本当に気分が悪い。

譲り合いの精神があればあんな喧嘩にならないものを、いつから日本人は譲り合うという心を忘れてしまったのでしょうか?
と思いつつ無事に工房へ到着。

今日からまた新しい課題~水晶と真鍮のジュエリー~に取り掛かります。

1回目の今日はリングから作っていきます。

まずはメインとなる水晶の覆輪から。

リング用の水晶は10mmととても大きい石を使用するのですが前回、先生に10mmだったら手持ちの石で作ってもいいと許可を得ていたので私の石コレクションの中からキュービックジルコニアの10mmをいくつか持っていき、先生にチェックしていただき、チェンジから―の合成石を使うことにしました。

チェンジカラーは蛍光灯の光と太陽光で別の色になるという不思議な石です。
天然石ではアレキサンドライトが同じく光の種類によって石の色が変わりますがその合成石バージョンです。

今回作るリングのデザイン自体はシンプルですが10mmの石を使うので存在感満点!になるはずです(^_^;)

午前中は粘土で覆輪のパーツを作って乾燥させるところでお昼休憩。

午後は真鍮で作るリング本体に取り掛かります。

個人的に通っている彫金教室で地金によるリングの造形は何度かやっていますが先生によってやり方が違うのでどういう風に作るのか興味津津!

色々な先生に教わることは本当に勉強になります。

真鍮のリングの制作は彫金教室のおかげかそんなに難しくなかったです。

覆輪パーツの方に戻り、乾燥させたパーツを整え、合体させサイズを見ながら(ノギスで測りながら)削る作業を行い本日は終了。

次回はリングが仕上がる予定なので楽しみです!

時間があったら忘れないうちに覆輪をもう一つ、手持ちの天然石で作ってみようと思います!

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トライアングルイヤリング(ピアス)完成!とペアのペンダント

2014年06月16日 20時30分40秒 | 体験教室&教室
今日は午前中教室、夕方から体験教室がありました。

まずは午前中の教室。
基礎コースのHさん今日が3回目。

前回2個目の課題「トライアングルイヤリング(ピアス)」の土台を作り、シリンジの練習までしたところで終ったのでその続きから。

シリンジの練習はアートクレイを使うともったいないのでアートクレイと同じくらいの柔らかさに練った真鍮をを詰めた練習用のシリンジを使って行います。

直線や曲線、三角や四角など角のあるものを一通り練習し納得がいったところで本番となります。
Hさん、私が見る限りシリンジはそんなに苦手ではないようです。

練習が終わったらシリンジのノズルをきれいに洗っていよいよアートクレイのシリンジにノズルを差して下書きに沿ってシリンジを置いていきます。

1つ出来たら冷風で表面を少し乾燥させ生乾き状態でシリンジ線を指でつぶしていきます。
指で押す力加減で模様も変化するので力加減も重要です。

1つ目が出来たら乾燥させ、その間にもう一つ同じものを作ります。

乾燥させたらスポンジ研磨材等を使って周りや表面を整え、最後に丸カンを通す穴をピンバイスで開けたら焼成。

焼成後はブラシがけをしてシリンジのテクスチャー部分を磨きヘラで磨き、ピアス金具を付けたら完成!

完成したピアスがこちら


本人いわく1つ目よりも2つ目に作った方の押し加減が気に入っているとおっしゃっていました。

このピアスはお嬢さんへ差し上げるそうです。

次回は3つ目の課題「葉っぱのペンダント」です。
かっこいい葉っぱをゲットしてきて下さいね!

そして夕方、体験教室はペンダントコースをお申し込みの2名様。

ナント高校生カップルです。
学校帰りにいらっしゃいました。

いつものようにサンプルをご覧いただきデザインを決めて頂きます。

あらかじめ作りたいデザインがあったようでデザインを見せていただいて作り方を相談。

土台の形が決まったところでデモを見て頂き挑戦!

乾燥している間に彫る文字をどうするか、オプションの合成石はどの位置に付けるかなどを相談。

表にオリオン座のデザインをしてその星の一つに合成石を入れることにして、裏には名前と日付を頑張って入れることにしました。

丁寧に作業をしていただき出来上がった作品がこちら!

女性が作ったペンダント




男性が作ったペンダント




2つ一緒に


ペアのネックレスを相談しながら中睦まじく作っていかれました。
良い記念になったとおっしゃって下さったので良かったです!

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グリ彫りのブローチ完成!

2014年06月09日 22時00分21秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

今日の生徒さんは新木目金コースのKさん。

前回制作途中だった「グリ彫りのブローチ」ご自宅で焼成と磨き、ブローチの針を作って取りつけまでやってきて下さいました。

そして完成した作品がこちら









やはり修正の作業もあったようでかなり頑張った!!

そしてやはり前回制作途中だった3つ目の課題「油滴模様のリング」

リング部分の形はやすりがけで整えてきて下さったので今日はいよいよ銀粘土と銅粘土の積層の作業。

この課題の積層はグリ彫りの時よりも単純なのであまり考えずに重ねていけます。

途中、油滴模様を施し、テンプレートを使いカット。

アールをつけて乾燥。

乾燥させたらヤスリで形を整え裏を余った粘土で埋めまた乾燥。

今度は模様をヤスリで削り出したり裏を整えて、とここで時間となりました。
形は大体整ったので続きは出来る範囲で宿題としました。

新木目金のコースは全部で課題が6つです。次は折り返し地点、4つ目の課題「十文字のペンダント」!頑張りましょう。

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2つ完成!

2014年06月07日 16時39分29秒 | 教室
今日は午前、午後と教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのT・Fさん、午前・午後の2コマ続きです。

前回、焼成して終わった「ナチュラルフォルムのトップチョーカー」革紐を通してチョーカーに仕上げてくることを宿題にしておりました。

無事完成した作品がこちら







猫のモチーフで模様をくりぬいてあります。
裏面は猫の顔と違うくりぬきです。



リバーシブルで使えるので一つで2倍楽しめますね!

そして今日は次の課題。「エレガントな流線リング」を制作していきます。

ここで初めて平打ちのリングを作るのでそのサイズの取り方や注意点などをお伝えしてから制作開始!

平らに伸ばす造形はここ何回か続けて作っているので慣れた感じで順調に作っていきます。
木芯棒に巻き付けて乾燥させている間に次の課題を。

次の課題は自分でシリコンの型を作るところから始めます。

型を取りたい原型をいくつかお持ちいただいたのでとりあえず型取りの説明。
原型によって型を取る方法が若干変わります。
ちょうど色々な種類をお持ちだったのでそれぞれの取り方を説明してから型取り開始。

ブルーミックスという型取り剤を使うのですが白と青の2つを混ぜる事によって硬化が始まるので混ぜ始めたら手早く作業を進めていかないといけないのでそこだけちょっと慌ただしいです。

3つとりあえず型取りをしてしばらく放置。

その間に乾燥させていたリングのやすりがけをして形を整えます。

とここでお昼休憩。

午後はまず固まったシリコンの型に粘土を詰めて乾燥させます。
平らな作品に比べて分厚い部分が出来るので乾燥に時間がかかります。

その間にリング。
いよいよシリンジで平打ちリングに模様を付けていきます。
あらかじめ決まった模様を付ける方もいらっしゃいますが今回はランダムにぐるぐるシリンジ線を巻き付けていくことにしました。

2,3周したところでシリンジ線が浮いてるところがないかどうかチェックしながら全体にシリンジ線を巻き付けていきます。
全体に巻き付けたら乾燥。

その間にシリコンの型に詰めて乾燥させていた粘土の裏面を平らにヤスリ、それから周囲に付いたバリをヤスリで削って形を整えていきます。

最後にピンバイスで金具を埋める穴を開けて差し丸カンを埋め、乾燥。

その間にリングが乾燥したので最終的に形をチェックしたら焼成。

焼成後はブラシがけをして一部分磨きヘラをかけたら完成!







サイズもぴったり目指すサイズになり良かったです!

シンプルですがシリンジ線がアクセントになり存在感のあるリングに仕上がりました。

ブルーミックスで作ったモチーフも乾燥後、最終的にヤスリでもう一度形を整え焼成!

焼成出来たところで時間となりました。

こちらはピアスになる予定なので同じものをもう一つ作らなくてはいけないのであとひと頑張り!

でも今回は2つ作品が出来上がったので良かったです!

次回もこの調子で頑張っていきましょう。

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七つの大罪

2014年06月05日 23時00分44秒 | 教室
今日は午後、教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのT・Mさん、前回兎のリングを焼成して磨きをしてくる予定でしたが思いっきり忘れました!と(笑)

次回までにまた磨いてくることになりました。

というわけで今日は知り合いの方に頼まれたというペンダントを作ることに。
テーマは「七つの大罪」ウィキペディアによると

「七つの大罪(ななつのだいざい、ラテン語: Septem peccata mortalia、英: Seven deadly sins)は、キリスト教の西方教会、おもにカトリック教会における用語。ラテン語や英語での意味は「七つの死に至る罪」だが、「罪」そのものというよりは、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指すもので、日本のカトリック教会では七つの罪源(ななつのざいげん)と訳している。
高慢・物欲(貪欲)・ねたみ(嫉妬)・憤怒・貪食・色欲(肉欲)・怠惰」

とあります。

私はこれを映画の「セブン」(デヴィット・フィンチャー監督、主演ブラッド・ピット)を見ていたので知っていましたがそれをモチーフに7つのペンダントを作るそうです。

形はドックタグのようにシンプルで言葉を彫って象徴的な絵を添えて作りたいと。
デザインを見た感じでは難しい技法は無く作れそうですが7個作らないといけないのでまずは本体のドックタグを大量生産。

たまたま私が持っていたテンプレートでちょうどいい形があったのでそれを使ってひたすら平らに伸ばしてはカットし、を7回繰り返し、乾燥したモノから順番に下書きをして文字をニードルで彫ってを繰り返し、その途中で時間となりました。

次回はまた続きからですが出来上がったら結構迫力があるかも知れません。

完成が楽しみです!

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鏡面仕上げ

2014年06月03日 23時42分32秒 | 教室
今日は午前中、教室がありました。

今日の生徒さんは基礎コースのHさん、本日か2回目の授業です。

前回、焼成してステンレスブラシで磨いたところで終っていた「星座のペンダント」、続きの仕上げをしていきます。

この作品は裏を鏡面仕上げ、表はヘアライン仕上げと2種類の仕上げをしてから最後にいぶしをかけていくという1作品めから盛りだくさんの課題です。

まずはペンダントの裏側を耐水ペーパーを使って鏡のようにピカピカに仕上げていきます。
荒い紙ヤスリから順番に細かい番手へと根気よくやすりがけして最後はシルバークロスにピカールを付けて仕上げます。

表はモチーフがあるのでスポンジ研磨剤を使ってヘアライン仕上げにします。

最後にいぶし液を作ってその中に作品を投入。

再度余計ないぶしを取って出来上がったペンダントがこちら







ピカピカの裏側



最初の作品にしては上出来です!
やすりがけのコツも分かったようで良かったです。

これで3通りの仕上げを一気に学んだのでこれを今後の作品作りに生かしていただきたいです!

そしてこの合間に次の作品作り。

次はシリンジを使ったイヤリング(ピアス)「トライアングルイヤリング」の課題です。

まずは最初に作ったペンダントと同様に粘土を平らに伸ばす造形を復習がてら。

イヤリングなので同じものを2つ作ります。

乾燥させている間にシリンジの練習。

シリンジは得意不得意がはっきり分かれるので納得いくまで練習用のシリンジを使って直線、曲線、鋭角模様等練習します。

と一通り練習したところで時間となりました。

次回はシリンジでの模様付けをして焼成できると良いのですが。
頑張りましょう!

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緋色ペンダントセミナー

2014年06月02日 23時18分10秒 | セミナー
今日は新木目金のフォローアップセミナー「緋色ペンダントセミナー」を受けに朝から府中の工房へ行ってきました。

今日の先生はいつも特別研究クラスでお世話になっている平井拓也先生。

このセミナーは以前、行われたことがあるのですがその時は日にちが合わず受講できなかったのでリバイバルセミナーで今回行って頂けたのでとても助かりました!

新木目金を先生に教わるのは初めてでしたが先生らしく独自のコツが学べてとても楽しかったし、勉強になりました。

午前中は粘土造形、午後はテストピースでの緋色着色の実習となりました。

粘土造形はちょっと欲張ってしまったために皆さんよりもボリューミーになってしまったのでちょっと大変でしたがまぁまぁ上手く出来たかな?と思います。(自画自賛)

乾燥体(焼成前の状態)がこちら







午後、鏡面仕上げにして緋色着色したテストピース




そして帰宅後焼成して鏡面にした後緋色仕上げをした作品がこちら







なんだか光ってしまって良く色が分からないかもしれませんが銅粘土で作った部分を赤くなるように仕上げております。

その赤がとても深い血のような色とでもいいましょうか何とも言えない怪しい色でとても魅力的です。

この仕上げ、鏡面にするととても効果的ということで今度はもっと平らで銅粘土の色がはっきりわかるような少し多きなモノを作ってみようかな?と思っております!

■ argentiere ■ M


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