■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

リング!

2015年06月30日 23時23分08秒 | 体験教室
今日は体験教室がありました。

女性のお友達2人組で、お申込みいただいた方が前からアートクレイシルバーに興味があったということでお誘い合わせのうえいらしていただいたようです。

まずはサンプルをご覧いただいてデザインを決めていただくことに。

それぞれデザインが決まったところでデモを見て頂いて制作開始!

お二方ともスムーズに作業が進み、乾燥。

乾燥させている間に作業工程の説明や教室の説明をさせていただきつつ乾燥を待ちます。

乾燥後はヤスリで形を整えていきます。

お一人はあまり削らなくてもいい感じだったのですがもうお一方はリングの幅を整えたいということで結構削って形を整えました。

形を整えた後、オプションのモチーフを付けて乾燥。

最後にもう一度形を整えたいということでヤスリがけをすることに。

その間にヤスリがけが終わった方のリングを焼成します。

ヤスリをかけ慣れてきたときに悲劇が!

小さい悲鳴とともに見るとリングが4分割(泣)

ここからは私が変わってリングの合体作業を。

無事にリングはくっつきこちらも焼成。

焼成後はブラシがけをしていただき完成したリングがこちら。

細く長くひも状に伸ばした粘土を絡めた繊細なデザインです。


指がスッキリと細く見えるデザインになっています。


こちらが4分割に割れてしまったリング。


何とか元通りになって良かったです。


お二人とも初めてのアートクレイでのリング作りがとても楽しかったようでこの日のうちにご連絡があり、教室に入会していただくことになりました。

しかも明日、作り方を忘れないうちにいらっしゃりたいとご予約いただきました。

これから宜しくお願い致します!

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※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

コンテストの作品制作!

2015年06月27日 23時50分08秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのYさんとT・Mさん。

まずはYさん、前回の全国セミナー「シャインストーンリング」を制作中。

前回リングを乾燥させたところで終っていたので今日はヤスリで形を整えていくところから。

セミナーでは4mmの石を5個使ったのですがYさんは1mm小さい3mmで作ることにしていたので私が作ったサンプルを参考にしながら削っていきます。

形を整えることも重要ですがここでは3mmの石を入れる幅や厚みを確保しなくてはいけないので削りすぎないことと、削って形を整えることが難しい時は盛り付けてから削るという作業も必要になってきます。

形を見極めながら作業を進め何とかサイズに近いところまで整えたところで時間となりました。

次回は石座を作る作業に入れるかな?

そしてT・Mさんは今年行われるコンテストに出品する作品作り。

提出期限が7月の中旬なのでそろそろ作り始めないと!と言うところですが作りたいモノが2種類あってどちらにするか悩み中。

とりあえずどちらも作り始めているのですが決めかねているとのことで今日は1つの作品を作りつつ話をうかがいながらアドバイス。

コンテストの作品なので制作の内容は書けませんがどちらを提出されても見応えのある作品になりそうです。

帰るころには今日作られた作品ではなくもう1つの方を提出しようかな?とおっしゃってましたがそちらもまだまだこれから作り込まなくてはいけないのでこれから追い込み頑張りましょう!

って私もコンテストの作品作り、進めないと(汗)

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もうすぐ完成!?

2015年06月25日 23時54分29秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは基礎コースのY・Mさん。

「森の小枝のブローチ」の課題前回焼成したところで終わったのでブラシがけとテクスチャーに磨きヘラをかけ、一部分を鏡面にしてくることを宿題にしていました。

鏡面がちょっと甘かったのでもう一度磨き直していただいたら石留。

Y・Mさんの石枠はマーキスが2つとティファニー枠が1つなのでちょっと特殊です。
しかもマーキスの石枠の埋め込みの角度の関係もありちょっと石留が難しくなってしまっています。

まずは簡単そうなティファニー枠から留めていきます。

一気に爪を倒してしまうと石がずれてしまう事もあるので慎重に少しずつ倒していきます。

次はマーキスの石枠、やはり簡単そうな方から留めていきます。

ここからが結構難関で、2点留なのでさらに難易度が上がってます。

ずれないように気を付けながら留めていきますがなかなかうまくいきません。

やはり思わず力が入ってしまったときに石がずれてしまったようです。

歪みを直してやり直し、何とか留めて最後の1個。

これも苦戦しましたが何とか最後には留めることができました。

そしてブローチの針を作っていきます。

まずは金具を取り付けてちょうどの長さのところをニッパーでカット。

カットした部分をヤスリで削って針先を作ります。

針先はだんだんと先に行くにしたがって細くなっていると布に差した時にすっと入ります。

急に細くなっているとブツッという音がして布地を痛めてしまいます。

針の形に注意しながら削っている途中で時間となりました。

次回までに針先を作ってくることを宿題にしました。

あとは針先だけなので次回はブローチの完成写真アップできるでしょう!お楽しみに。

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10×12のクッションカット ペンダントセミナー

2015年06月24日 22時44分24秒 | セミナー
今日は府中工房で「10×12のクッションカット ペンダントセミナー」を受けてきました。

今日の講師の先生は先日のスリーストーンリングセミナーでお世話になった関先生。

実質、このペンダントセミナーがリングのセミナーの次の段階に位置付けられています。

なので今日はアートクレイは新ペーストのみであとはほぼ地金を加工したりと彫金的な作業。

まず最初に石にピッタリと合った石座を純銀の平角線を使って作ります。

ここで少しでも形がゆがんでしまうと最後までカッコ悪くなってしまうので慎重に折り曲げる箇所に印を付け、ヤットコを使って曲げていきます。

大体の形が整ったらいらない部分をカット。

切り口はヤスリで平らにヤスリがけしてから手を離してもピッタリとくっついている状態にしてペーストを塗って焼成。

その間に既製の石枠4つに合成石を留めていきます。

見本は透明の石だったのですが私は大好きなオリーブ色の合成石(焼成可)を持っていきました。

今日は石留ヤットコを持って行ったのですんなりと石留できました(笑)

あとはミルタガネで爪をくりくりして可愛く丸くしたらとりあえずひと段落。

石座の焼成が出来たらシルバーレースを使って爪の部分を作るのですがこれもカーブに合わせて曲げる作業が大変です。

平角線との間に隙間が出来ないようにピッタリサイズのモノを4つ作りこれもペーストでくっつけて焼成。

そしてお昼休憩、いつものお蕎麦屋さんでエネルギーを補給して午後の授業に備えます。

午後は午前中石留しておいた既製の石枠の加工。

やはり新ペーストを付け、焼成。

あとはバレル研磨し、丸カンとバチカンを付け、チェーンを通したら完成!







中央の石が大きいので存在感があってキラキラのゴージャスペンダントが完成!

前回のリングを受講してアレンジ作品も作って新ペーストに慣れてきたので今回のセミナーはそんなに大変ではなかったです。

新ペースト、改めてその潜在能力に脱帽です。

これもまたアレンジ作品を作ってみようと思います!

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ジュエルライフ 3-2/6

2015年06月23日 22時00分00秒 | セミナー
今日は月に一度のジュエルライフの講座を受けに府中工房に行ってきました。

前回、リングに使用する天然石(ブルーレースアゲート)を研磨したので今日はその台座作りから。

950の平角線を石の形に合わせて曲げていきます。

結構分厚いので良くなましてから曲げるのですがそれでも硬い(汗)

大体の長さが分かったところで糸鋸でカット。

もう一度なましてから再度形を整えつつ曲げていき合わせめをピッタリとヤスリがけ。

手を離してもピッタリと端が合うようにしてからロウ付け。

ロウ付け後、更に石をのせながら形を合わせてとりあえず石座は完成。

次に爪となるパーツを作ります。

石の形を見てどれくらいの長さが必要か950の角線に印を付けて4本カット。

カットした角線を早速先ほど作った石座にロウ付けしていきます。

とりあえず爪の付く箇所に印を付け、そのしるしの箇所に1本ずつ地道にロウ付け。

ロウ付けが終わったら爪の形をヤスリで整えていくのですがここで時間となりました。

とりあえずこんな感じ







次回までに爪の形を整えリング部分の造形に入れるようにしたいと思います!

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彫金教室作品展のお知らせ

2015年06月22日 23時10分23秒 | 展示会
今日からいよいよ私が通っている江古田の彫金教室「にじこや彫金工房」の作品展が行われています。



期間は6/22(月)~6/28(日)(水曜定休)

「天然酵母パン&ギャラリー」Vieill(ヴィエイユ)というちょっと珍しいお店です。

全体的にこげ茶な感じの小さくておしゃれなお店です。

西武池袋線 江古田駅から徒歩5分、千川通り沿いにあるお店なのでそんなに分かりにくくないとは思いますが何しろ小さいお店なので隣の酒屋さんを目指していった方がいいかもしれません。(ギャラリーはその手前です)

営業時間は 月~土 14:00~21:00(水曜定休)
        日 12:00~18:00
住所:東京都練馬区旭丘1-56-2 ℡03-5996-3485

と午後からのお店なのでいらっしゃる折にはご注意を!!

工房の先生と通っている方(有志)による作品展です。

私も少し作品を展示販売しようとコンテストの作品作りをお休みしてこちらに出品する作品を制作しました!

いつものアートクレイの作品展とはちょっと違った作品がご覧いただけると思いますので是非是非お立ち寄りください!

もちろん天然酵母のパンも美味しいので味わってみて下さいね(^o^)丿

ちなみに私は金曜日、ギャラリーに在廊しておりますm(__)m

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蜘蛛の巣ペンダント

2015年06月22日 23時00分18秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん、前回制作途中だった蜘蛛の巣ペンダントを引き続き作っていきます。

デザインに沿って蜘蛛の巣をシリンジで作り、乾燥させたところまでだったので接点をペーストやシリンジを使って補強していきます。

更に石座に埋めた石を別で作っていたのでそれも合体させて乾燥。

乾燥している間にやはり制作途中のゴールドフィルドのリングのトップを進めていきます。

前回、合成石を埋めて乾燥させたところで終っていたのでヤスリを使って形を整えていきます。

形が整ったら焼成。

焼成後、ロウ付けでリングと付けることになるのですがそれは次回にじっくりやるとしてペンダントの制作に戻ります。

補強が終わったところでヤスリがけ。

シリンジの作品なので折れないよう、慎重に。

そして丸カン、ロウ付けするか悩んだ末にやはりシリンジで金具を付ける部分も作ることにしました。

丸カンを通す部分を2か所、バランスを見ながら位置を決め、シリンジで形作ります。

そして乾燥、とここで時間となりました。

次回は蜘蛛の巣ペンダント、完成するかな?

楽しみです!

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ウェービーリング達。

2015年06月20日 23時00分58秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのT・Fさんと課題作品コースのM・Tさんです。

まずはT・Fさん、前回形を整えている途中だった「ウェービーリング」の続きから。

形を整えているときに粘土にスが入っているのを発見!結構深い穴だったのでそれを埋める作業から。

前回シリンジノズルが入るように溝を広げておいたのでシリンジでがっつり埋めます。

とりあえずすり切り一杯埋めたら乾燥。

乾燥後、水分が亡くなった分だけ少しへこむので更にそれを埋めます。

慣れてくれば最初から大目に盛りつけてあとから削って形を整えるという方法もあります。

乾燥後はヤスリで甲丸の形を整え直して全体をチェック。

彫りの模様を鉛筆で下書き。

T・Fさん、とても面白い矢印の模様を一周入れることにしました。

あらかじめ購入していただいた細いヤスリを使って彫っていきます。

あとはその彫りのデザインに合わせて幅や太さをヤスリを持ち替えながら彫り進めていくのですが彫りの途中で時間となりました。

次回、焼成出来ると思うので出来上がりが楽しみです!

そしてM・Tさん、このところ順調に毎週土曜日3コマずついらしていただいています。

やはり「ウェービーリング」の課題の途中です。

M・Tさんは前回焼成出来たので。ご自宅で鏡面仕上げを宿題にしていました。

なので早速いぶし仕上げです。

課題作品コースではこれが初めてのいぶしになるので基本的な事をご説明。

よく脱脂していぶし液を作ったらその中に作品を投入。

しばらく放っておいてとりあえず彫りの中が黒くなることを目安にします。

あとはご自身の好みの色みのところで救出し、水洗い。

ほとんどの方が彫り以外のいぶしを取るのですがM・Tさんは全ていぶされたリングが好みだったようでこのままでということで完成!

完成したリングがこちら





ちょっと青味がかったいぶしの色が良かったようです。

写真ではだいぶ黒っぽく映ってますが実際はもうちょっと青味が強いです。

そして2個先の課題。「グラスハーモニー」

この課題ではガラスのフュージングを学びます。ガラスのフュージングは時間がかかるので先にガラスパーツをフュージングしておくことにしました。

まずはガラスのカットから。

ガラスは初めてなので基本的なお話から入ります。

ガラスカッターで好みの大きさにカットしていくのですが結構最初は難しいです。

やはり慣れが必要です。

M・Tさんは赤いガラスを選ばれたのでまずはそのガラスをカットし、上にのせるクリアのカバーガラスをカットします。

上にのせるガラスは赤いガラスよりも一回り大きくないといけないので赤いガラスの大きさが決まってからカットします。

色々な大きさや形にカットしたガラスをカオウールボードの上に並べて室温から電気炉に入れます。

あとは電気炉の温度とにらめっこし、時折扉を開けて中のガラスの形を確認しながらおもりします。

目指す形になったら電気炉の温度を下げ、後は徐冷。

100℃以下になったら取り出して確認するときれいに出来上がっていました。

出来上がったガラスの中からデザインに合ったガラスを選んでご自宅でデザインを練ってくることにしました。

このガラスのおもりをしている間も制作を続けます。

本来の次の課題「マラカイトのタイタック(ピンブローチ)」を進めていきます。

まずは天然石を選んでいただきその石に合わせて純銀リボン線で覆輪を作っていきます。

M・Tさんはオニキスのラウンドカボション8mmを選ばれたのでそれに合わせて純銀リボン線の長さをちょっと長めにカット。

石のカーブに合わせて曲げていきます。

リボン線の端はピッタリと合わさるようにヤスリがけし、石がすっと覆輪を抜けるくらいの形に整えて準備OK。

あとはデザインにしたがって土台を作り作っておいたリボン線を埋めて乾燥。

乾燥させた後、ヤスリで形を整えシリンジで模様を描いて乾燥、とここで時間となりました。

次回、ピンブローチ金具を埋め込んで焼成→磨きまでいけるかな?頑張りましょう!

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クローバーのペンダント

2015年06月19日 23時00分37秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのSさんと審査課題コースのMさんです。

まずはSさんから、「さざ波のペンダント」の課題でクローバーのペンダントトップを制作中。

前回それぞれのパーツを合体させたところで終っていたのでその続きから。

ご自宅で出来る範囲で補強とヤスリがけをし、裏付けバチカンを付けるということを宿題にしていました。

ちょっとまだ補強が甘いところがあったので更に補強とヤスリがけをしていただき全体を再度チェックしたら焼成!

その間にスティックブローチの中子作りをします。

今までの課題は中子というとコルク粘土でしたが紙(厚紙やコピー用紙)を使って中子を作ります。

いくつかの手順を踏み中子を作ったらその中子に平らにのばした粘土を巻き付けていきます。

ここで重要なのはふんわり巻き付けるということ。

なぜかというとこの中子、粘土が生乾きの状態で外したいのです。

ピッタリと巻き付けてしまうと取れなくなってしまう恐れがあるのでなるべくふんわりと巻き付け形を整えるのが理想です。

Sさん、思いのほかしっかり巻き付けてしまって中子がなかなかはずれず、苦戦していました。

あとはしっかりと乾燥させます。

ペンダントの方は焼成後、この課題は金箔の焼き付けをしなくてはいけないのでその下準備。

金箔を焼き付ける箇所の大きさに金箔をカット。

アートクレイの金箔は焼き付けることを前提に作られているのでかなり分厚く、手で持ってはさみでカットすることが出来ます。

そして金箔が外れないようにしっかりと密着させておきます。

とここで時間となりました。

次回、いよいよ金箔の焼き付けです。

そしてMさん、こちらは審査課題のペンダントとブローチを制作中。

前回ペンダントの裏付けバチカンを付けたところで終っていたのでその部分の形を整え、焼成。

その間にブローチのパーツを作る事に。

平らにのばした粘土をデザインに合わせてカット。小さいパーツをいくつも作ります。

そして乾燥。

ペンダントは焼成後ブラシがけをし、課題の鏡面仕上げをします。

ヤスリを丁寧にかけ、番手を上げながら何度も磨きます。

最後ピカールをシルバークロスに付けて磨いてどれだけ磨けているか確認をします。

まだちょっとヤスリがけが甘いところがあったのでその部分を重点的に磨き直そうとしたところで時間となりました。

再度ご自宅でじっくりと磨いてくることと、ブローチの乾燥体パーツも出来るだけ形を整えてくることを宿題にしました。

だいぶ審査課題も進んできましたが慌てずじっくり作品を仕上げていきましょう!

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新兵器!

2015年06月18日 23時00分55秒 | その他
先日教室の備品にと注文していた乾燥器、今日届きました!

今日の午後、時間指定しておいたので設置場所を片付けたりお掃除したり・・・。

今まで使っていたホットプレートや自作の乾燥箱、片付けてスッキリヽ(^o^)丿

届いてすぐに出して設置。こんな感じです。



これでエレカラやカラードジュエリー講座で習っている白磁への焼き付けが教室内で出来ることになります。

明日から生徒さんに使って頂けるようにカラ焼きや温度調節をし、準備万端。

これから存分に働いてもらいます(笑)

■ argentiere ■ M


ジルコンとシルバーのクラスターデザイン 1/3

2015年06月17日 23時21分00秒 | セミナー
今日は月に一度の平井先生の特別研究クラスを受講しに府中工房へ行ってきました。

今日から新しいシリーズ「ジルコンとシルバーのクラスターデザイン」です。

大ぶりなバケットカット(長方形)の合成石を使って作るアールデコっぽいデザイン。

今日は銀板を使ってそのバケットカットの石枠を作っていきます。

ペンダントとリングを作るので石枠はそれぞれ1つずつ合計2個作るのですがまとめて今日、いっぺんに作ってしまう作戦。

なのでひたすら彫金作業。

まずは銀板にカットする線をけがいていきます。石枠を2個分なのでけがくだけで一苦労。

けがき線を間違えてしまうとそれでアウトなので気を使って慎重に。

けがき終えたら糸鋸で銀板をカットします。

カットしたパーツは4つ石枠1つに付き2個使うのですが切り出した後全てのパーツの形が同じになるようにヤスリで更に形を整えていきます。

ここをちゃんとやらないと石が入らなくなってしまうので慎重な作業が続きます。

形が整ったら石がのる場所を更に削って整え、ここでお昼。

いつものお蕎麦屋さんでエネルギーを補給したら午後からはいよいよ組み立て作業。

折り曲げる部分をヤスリで切り込みを入れ、なましてから折り曲げ、それを一旦ロウ付け。

更に形を整えて石のサイズに合わせて組み立てロウ付け。

いらない部分を糸鋸でカットしたら底板をロウ付けし、酸洗い。

最後にはみ出た底板を糸鋸でカットしヤスリで形を整えたら石枠の完成!

今日は粘土作業、全く無く彫金の作業で終了しました。

とりあえず完成した石枠がこちら







サイズは小さいですがバケットカットの石は何個か持っているので次回までにサイズ違いの石枠を作ってみようと思います。

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ブローチとチョーカー

2015年06月15日 22時00分17秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは基礎コースのY・Mさん、「森の小枝のブローチ」と「ナチュラルフォルムのトップチョーカー」の2つの課題を同時に制作しています。

まずはブローチから、前回全体にテクスチャーをほどこしたところで終っていたので全体にスポンジ研磨材をかけ、触った時に引っ掛かりの内容に整えます。

乾燥体の時点で痛かったり引っ掛かったりするところは金属になると危ないので今のうちに整えます。

最後にブローチ金具の穴の中に削りかすが入ってないかしっかり粉を掃い、金具が入るかどうか再度チェックし、焼成!

チョーカーの方は形を全体の形をヤスリで形を整えている途中だったので引き続き形を整え、次に革紐を通す穴を開ける位置を決め、そして飾りとなる穴の位置も決めます。

位置が決まったらあとはひたすらピンバイスで穴を開けるのですが革紐を通すところだけは革紐が通るサイズの穴を開けていきます。

他の穴は全体のバランスを見ながら大きかったり小さかったりバラツキがあった方が動きがあって面白いです。

穴を開けた後は再度スポンジ研磨材で整えこちらも焼成!

ブローチは全体をブラシがけし、枝の切り口部分を鏡面にしてテクスチャーの盛りあがった部分は磨きヘラでピカッとさせます。

とここで時間となりました。

次回2つ完成するかな?お楽しみに!

■ argentiere ■ M

スリーストーンリングアレンジ作品

2015年06月14日 15時00分20秒 | 作品
今日、彫金教室作品展に納品する作品の磨き作業をしつつ合間にスリーストーンリングセミナーのアレンジ作品を作りました。

すでに表参道のギャラリーに納品するために1つアレンジは作ったのですがそれがなかなか素敵(自画自賛)だったので自分用に天然石を入れた物を作ってみました。

出来上がったリングがこちら







中央が天然石(スモーキークォーツ)です。脇の石は透明のキュービックジルコニアです。

たまたまエメラルドカットの石枠にぴったり合った手持ちの石があったのでこれにしたのですがなかなか大人っぽいリングに仕上がりました。

私らしくなくお上品ですが石自体はそんなに大きくないので普段使い出来ます。

と現実逃避しつつ納品する作品の磨きも終わったので後は納品書作りです。

あとひと頑張りです。

来週からの作品展、お時間なる方は是非!お立ち寄り下さい。

江古田の彫金教室「にじこや彫金工房」の作品展。



期間は6/22(月)~6/28(日)(水曜定休)

「天然酵母パン&ギャラリー」Vieill(ヴィエイユ)

西武池袋線 江古田駅から徒歩5分、千川通り沿いにあるお店なのでそんなに分かりにくくないとは思いますが何しろ小さいお店なので隣の酒屋さんを目指して行った方がいいかもしれません。(ギャラリーはその手前です)

営業時間は 月~土 14:00~21:00(水曜定休)
        日   12:00~18:00
住所:東京都練馬区旭丘1-56-2 ℡03-5996-3485

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合成石キラキラ!

2015年06月13日 22時00分06秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのM・Tさんと特別基礎コースのO・Aさん。

まずは課題作品コースのM・Tさんから。

前回、「ウェービーリング」の甲丸リングの造形途中で終っていたのでその続きから。

乾燥させて木芯棒から外しただけなのでこれからヤスリを使って形を整えていきます。

まずは天地、左右を決め、印を付けておきます。

目印があると削る目安になるのでやりやすいです。

厚み、幅、甲丸の形の順番でヤスリで整えるのがいいと思いますが個の順番はその人それぞれやりやすさもあるので度の順番でも良いです。

但し、厚みなら厚みをきちっと整えてから次に進むという風にしていかないといつまでたっても形が決まらないので何となく削っていくということはしない方がいいと思います。

最初は幅の広い中目ヤスリを使ってざっくりと形を整え、あらかた形が整ったところで紙ヤスリ→スポンジ研磨材と持ち替えてきれいな甲丸にしていきます。

甲丸は左右対称の形なのでとても難しいです。

最初はなかなか形を整わず苦労します。

M・Tさんも相当苦労していました。最初の甲丸なのであまり厳密にしすぎるとリングが薄くなりすぎてしまいそうだったので今回はある程度の仕上りでと言うところに落ち着きました。

外側の形が整ったところでリングの内側を整え指なじみ等を作っていきます。

形が整ってから彫りの模様を下書きし、いよいよ模様を彫っていきます。

細いヤスリ2種類を使って線を彫ります。

線の太さに合わせてヤスリの角度を変えたりヤスリの種類を替えたりして表情を付けていきます。

全体が彫り終ったところでバランスを見て線の太さを整えて最後にスポンジ研磨材を軽くかけ、彫った切り口を滑らかにしたら焼成!

焼成したところで時間となりました。

ご自宅で鏡面に磨いてくることを宿題にしたので次回完成した写真、アップできると思います。

そして特別基礎コースのO・Aさん、前回リングを焼成し、ブラシがけした後お預かりしてバレルをかけていたのでお渡ししました。

出来上がったリングがこちら





キュービックジルコニアが10個入ったキラキラリングが出来上がりました!

ご本人も大満足の出来で大変喜ばれていました。

今日は次の課題に向けたシリンジの練習。

シリンジは得意不得意が別れるジャンルですが習得すると作品作りに絶対プラスになるのでしっかりと練習しましょう!

と言うことで練習用のシリンジを使ってまずは直線。

直線が出来たら円、円が出来らた三角や四角など角をあるモノを練習します。

最後に自分が作ろうと思うデザインに近い形を練習したらいざ本番!

しっかりとノズルを洗ってきれいにしたらシリンジ本体にノズルを付けてまずは1層目。

O・Aさんは三日月モチーフのピアスを作られるということでデザイン画通りにシリンジ線を描いていきます。

筆で形を整えたら強度を出す為の中の模様を描きます。

更に枠は2層にして強度を出す為に慎重に真上にシリンジをのせていきます。

筆で形を整えたら乾燥。

乾燥している間に合成石を付けたいということだったのでその石枠をシリンジで絞り出し、やわらかいうちに中心に合成石を埋め、筆で形を整えたらこちらも乾燥。

とここで時間となりました。

次回、完成出来るかな?楽しみです!

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2つ同時に完成!

2015年06月12日 23時00分08秒 | 教室
今日は教室がありました。

まずは課題作品コースのSさん、前回宿題にしていた「コンビネーションリング」の鏡面仕上げのチェックから。

鏡面仕上げ、楽しいみたいでピッカピカに磨いてきて下さいました!





斜めにトップを付けて正解でした!シンプルですがとても個性的なリングに仕上がりました。

そしてもうひとつの課題「グラスハーモニー」のブローチ。

針づくりを宿題にしていたのですが以前、針を削りすぎて短くなってしまったことがトラウマになっているようで針先を整えきれずにいました。

ポイントをお伝えしながらもう一度針を削って整えて頂いて針を取り付けたら完成!





クリアベースのダイクロガラスを使っているのでとても涼やかな印象のブローチに仕上がりました。

細かいシリンジも効果的です。

そして次の課題「さざ波のペンダント」前回それぞれのパーツ(クローバーの葉っぱや茎)を作って乾燥したところで終っていたのでその続きから。

それぞれのパーツをヤスリで整え、形を揃えていきます。

クローバーの葉っぱ4枚中2枚にはテクスチャーを付け少しずつ葉っぱをずらしながら組み立てます。

最初は2枚更に1枚追加と一気に組み立てるのではなく少しずつ。

Sさん、重ね具合でなんだか最後の葉っぱがとっても浮いてしまう結果となったので急遽そこに茎を差し込むことに。

乾燥してみるとちょっとアンバランス。

それを解消すべく見本にはないのですが雫のモチーフを作る事を決めたところで時間となりました。

次回までに出来る範囲で作業を進めてくることを宿題にしました。

そしてフリーコースのOさん。

焼成をしてブラシがけをし、あとは石をカシメて留めるだけになっていたペンダントトップ、穴を開ける位置が少しずれていたために入れる予定だった天然石のビーズが入らず、それよりも小さいビーズを探してくるまで保留となっていたペンダントトップ、石を購入してきたということで合わせてみることに。

うーん微妙に穴の位置がやはり逢わず入らない(泣)

色々と試行錯誤してみて最後、天然石のビーズの穴をピンバイスで広げてみることに。

これがなんとやわらかい素材の石だったようで簡単に穴を広げることに成功!

早速枠に合わせて銀線を通してみると・・・入った!!

これには私も生徒さんともども大喜び。

せっかく作ったのにあきらめないで良かったと、早速イモ槌を使ってカシメて最後はヤスリで叩いた後をなじませれば完成!

出来上がったペンダントトップがこちら





王冠をかぶった王子様みたいに見えます(笑)

王冠の後ろにバチカンとなる金具をロウ付けしています。

本当に出来上がって良かった!

Oさん、8月に愛知県で行われる常滑焼まつりに参加して今作っている作品を販売するそうです。

なので他にも色々とそれまでに作らないと!と意気込んでおります。

次に作り始めたのは以前作った蜘蛛の巣リングのペンダントバージョン。

シリンジで蜘蛛の巣を作りペンダントにするらしい。

その時の型紙を引っ張り出してシリンジ線をその通りにのせて一旦乾燥。

とここで時間となりました。

次回は作りかけのリングもあるので同時進行で色々と作業を進めていく形になります。

酸化されるお祭り8月中旬と言うことなのでそれまでに作品作り頑張りましょう!

■ argnetiere ■ M


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