■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

ジュエルライフ 2ー4/6

2015年02月25日 20時00分43秒 | セミナー
昨日は月に一度のジュエルライフの授業を受けに府中工房へ行ってきました。

6回シリーズの4回目、そう4回目なのですが結構自宅で作業を進めた結果、今日ほぼペンダントが完成する予定です。

石枠本体は出来ているのと飾りパーツも焼成し、トップに丸カンのロウ付けまでやっておいたので今日はそのパーツ全部のロウ付け!

早速石枠本体と飾りパーツをロウ付けする作業。

飾りパーツは上下に分かれているのでまずは丸カンの付いてない下のパーツからロウ付け。

接点があまりないのでちゃんとロウが思ったところに流れてくれるか緊張しながらロウ付けします。

下パーツが無事にロウ付け出来たので次は上のパーツ。

上は丸カンがロウ付けされているので更にバラバラにならないよう、気を付けながらロウ付け。

何とか上パーツも付いて酸洗い。

これで完成!と思ったらバチカンの存在をすっかり忘れていました。

今回はバチカンも自作して丸カンに通してからロウ付けするんでした(^_^;)

先生に指摘され、慌てて型紙に合わせて板を糸鋸でカット。

ヤスリがけして形を整えたらなましてヤットコで2つ折りに曲げていきます。

形が出来たら早速丸カンに通してロウ付け。

丸カンにロウ付けされないように火の当て方をよーく考えて慎重にロウ付け、

1回目は思ったところに流れなかったのですが2回目で成功。

やれやれこれで後は磨きの作業と石留です。

再び酸洗いした後、バレルに入れて研磨してもらい、後は地道にヘラがけしているところで終了。

そして今日、教室の後石留とパールの接着を行い完成しました!!

完成したペンダントトップがこちら







とても素敵なペンダントに仕上がりました。

平井クラスで作ったペンダントと同じように天然石、パールを使っていますが全く印象の違うペンダントに仕上がりました。

特に石の研磨から行ったので感慨もひとしおです。

あと2回、授業は残っているので余分に買っておいた原石を使えるように研磨したいと思います!

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※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

災難な一日

2015年02月25日 15時32分01秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのSさん、前回「森の小枝のブローチ」の表面にテクスチャーを付けたところで終っていたのでその続きから・・。

と思ったら持ってきた荷物の中に作品が入ってないことが発覚!

確かに手荷物の一番上にのせたとおっしゃってましたがいくら探しても作品が入ってる箱が見つからず・・・。

さすがに歩いてる途中などで落したんなら気づくはずだし、帰ってからもう一度心当たりのところ探してみたら?ということで今日は次の課題を進めることに。

次の課題は「エレガントな流線リング」、この課題は平打ちリングの制作とSTタイプという耐硫化タイプの銀粘土を使って制作します。

耐硫化タイプとはシルバーは空気中の硫黄の成分等で次第に黒ずんできます。それを硫化と呼びますがその硫化を押さえる効果のある成分が入った粘土がSTタイプです。

通常の粘土よりも若干高めですがお手入れの手間を考えたら磨きづらい(例えばシリンジで作った)作品などはこの粘土はお勧めです。

水溶性の粘土というところは一緒なのでいつもの作業手順で進めていきます。

最初に作ったひも状のリングと平打ちのリングではサイズ取りが若干違うのでそのサイズの取り方も学びます。

まずは下準備。一番最初の課題以来のリングなのでその手順を思い出しながら。

付箋の真中に線を引き、その線をガイドに芯金でサイズを取っていきます。

サイズを写し取った付箋を木芯棒に差し替え、準備完了。

平打ちリング最終的に8mm幅にしたいので削って整えることも考え、カットするサイズは1cm幅に。

プラゲージとローラーを使って平らに延ばしたら1cm幅にカット。

カットした粘土をサイズを取った木辛棒に巻いていきます。

つなぎ目をなじませたら乾燥。

乾燥後はヤスリで同じ幅に形を整えていきます。

そのまま同じ幅の平打ちリングでも良いのですがSさんは指の内側と外側で幅を変えることにしました。

リングの幅の中心にガイド線を引き、内側の幅を決めたらそこからだんだん幅広になるようにデザインを鉛筆で下書き。

その下書きに沿ってヤスリで形を整えていきます。

最初は中目ヤスリであらかた形を整え、後は紙やすりを使って更に幅を整えていきます。

と、その作業の途中でリングが4分割に割れてしまいました(T_T)

持ち方など注意していたのですが思わず力が入ってしまったようです。

「今日は本当にツイてない。」とぼやきながら・・・。

気を取り直して割れたリングの修正方法を教えることに。

リングの場合、一度割れるとやはり強度的に問題があるのと修正するのでサイズが少し大きくなったりするデメリットはあります。

でも割れたときにどうやって直したら良いのか?というのもいい勉強なのでここは前向きにとらえ、修復していきます。

とりあえず仮留めで一体化させたところで時間となりました。

次回は忘れずにブローチ持ってきて続きをやりながらこのリングも頑張って作っていきましょう!

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ワニのペンダント

2015年02月23日 22時00分55秒 | 体験教室&教室
今日は教室と体験教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのT・Mさん、前回途中だったモリアオガエルのペンダントを作る予定でした。

さて制作に取り掛かろうとした時、「ない!!」と?

どうやら家で作業をし、そのまま置いてきてしまったようです。

もうそのペンダントは進めようがないので次の作品作りをすることに。

ご自身のデザイン帳を見ながらどれにしようか悩んだ挙句、以前全国セミナーでやったエアセッティングのリングのアレンジ作品とワニのペンダント2個を同時に進めていくことにしました。

まずはリングのサイズを取って造形。

乾燥している間にワニのペンダントを作っていきます。

T・Mさん、立体の造形はお得意なので黙々と作業を進めていきます。

ワニの口の中をチェーンが通ってるデザイン(ワニがチェーンをくわえているといった方が分かりやすいでしょうか。)の土台を造形、それを2匹分作って乾燥。

リングが乾燥したら甲丸に形を整えます。

そのリングには全体に彫りを入れるということだったのでまずは下書き。

下書きが終わったらニードルで取り合えずガイドとなる線彫りをしていくのですがその作業の等中で時間となりました。

次回はカエルのペンダントトップ必ず持ってきて焼成します!と帰って行かれました。

そして体験教室。

今日のお客様はペンダントコースをお申込みの2名様。

まずはサンプルをご覧いただきデザインを決めていきます。

お一人はネコちゃんの迷子札を作りたいと自分でスタンプも用意してきて下さいました。

もうお一人はねじったタイプのペンダントトップを作るということでデザインが決定!

作り方をご覧いただき早速挑戦!

造形し、乾燥させたらヤスリで形を整え、ネコちゃんの迷子札の方は名前をニードルで線彫りし、ねじりのペンダントはオプションの合成石を入れ焼成!

焼成後はブラシがけをして金具を付けたら完成!

完成したペンダントがこちら





オプションの合成石はラベンダーをチョイス。うす紫がとても上品です。

細長くしたのでとてもスッキリとした印象です。

ネコちゃんの迷子札





裏にはスタンプで押した電話番号が入ってます。
これで迷子になっても一安心ですね。

2つ一緒に


ネックレスは早速身に付けてお帰りになりました。

キットを買ってまた作ってみますとおっしゃっていたので色々と挑戦して楽しんでいただきたいです。

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グラスハーモニー作品焼成!!

2015年02月21日 18時26分44秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのTさん、お仕事の関係で月に一度いらして地道に作品作りに励んでいます。

今日はいよいよガラスを使ったブローチ「グラスハーモニー」の課題作品を焼成していきます。

ガラスを部分的に使っているのでガラスの形を変えないように低温で長時間焼成します。

焼成のセッティングが終わったら常温の電気炉に入れてからスイッチオン!

焼成出来るまで次の課題の制作に入ります。

次の課題は「さざ波のペンダント」薄く伸ばした粘土を立体的に形作ることと金箔を貼り付けるという事がポイントです。

前回土台部分を作って乾燥させるところで終っていたのでヤスリで形を整える作業から。

土台の形が整ったらその形に合わせて上にのせるパ―ツの型紙を作ります。

襞を寄せるので横幅は実際よりも少し大き目に作ります。

型紙が出来たら粘土を薄く伸ばし、型紙に合わせてカット、柔らかいうちに土台にのせていきます。

その際、襞を寄せながらくっつけます。

のせ終ったら一旦乾燥。

乾燥出来たら3層目も同じように粘土を薄く伸ばしカット、柔らかいうちに襞を寄せながらのせていきます。

3層目も無事のせたら乾燥。

そうこうしているうちにブローチの焼成→徐冷が終わったので電気炉から出し、ブローチの針の長さを焼成後のサイズに合わせてカットしたところで時間となりました。

次回までにブローチの磨きの作業と針先を整えてくることを宿題にしました。

次回は完成したブローチの写真をアップできると思いますのでお楽しみに!!

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審査課題のデザイン

2015年02月19日 23時42分31秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは審査課題コースのMさん、前回最後の課題作品「スティックブローチ」を焼成したので磨いてくることとブローチの針先を整えてくることを宿題にしていたのでそのチェックから。

すると「先生~大変なことが(泣)」

見るとブローチの針の根元についているはずの金具が取れてる!!

ねじの部分に負荷をかけてしまったようでぽっきりと折れていました。

これは直しようが無いので再び針を購入して頂きもう一度針先を整えてきて頂くことに再び宿題にしました。

そして審査課題のリング、前回リング状に造形し乾燥したところで終わっていたのでまずは土台となる甲丸リングの形にヤスリがけで整えていきます。

彫りが入る部分は少し厚めに作っているのでけっこうガッツリ削りの作業。

休憩しつつ形を整えます。

休憩の間に次の審査課題ペンダントのデザイン画を見せていただき作り方を検討。

ペンダントの課題は天然石を覆輪を使って留め、差し丸カンまたは裏付けバチカンの金具を使い鏡面仕上げにするという項目を入れなくてはいけません。

色々と検討した結果、デザインが決まったのでそれに合わせて天然石を選びます。

天然石は10mmのラウンドカボションのアマゾナイトきれいな青緑色の石です。

早速純銀リボン線を使って覆輪作り、覆輪ができたところでリングを削る作業に再び戻ります。

大体の形が出来たところで時間となりました。

次回までに色々と宿題を出したのでどこまでやってこれるかな?

頑張りましょう!

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オクタゴンカットのミニマルな爪留め~3/3

2015年02月18日 22時46分06秒 | セミナー
今日は月に一度の平井先生の特別研究クラスを受講するため府中工房へ行ってきました。

今日はこのシリーズの3回目、ペンダントトップが完成する予定です。

まずは前回の宿題、粘土で作った石枠を先生にチェックしていただき焼成する作業。

一発OKを頂いて焼成。

この石枠焼成してからの作業工程が結構あります。

焼成が出来たら次に爪を付けていくのですがその全段階のヤスリがけ、これが結構緻密なので大変ですがこの作業いかんで石枠の精度が決まってくるので頑張ってヤスリます。

下準備が出来たら銀線を四隅にロウ付け酸洗いしてところでお昼休憩。

いつものお蕎麦屋さんでパワーを充填したら午後の授業。

爪をロウ付けしただけなのでいらない部分の銀線はカットし、爪の形もヤスリで整えます。

石枠が出来たらいよいよ全てのパーツをくみ上げていきます。

土台となる4つのパーツを並べて裏からロウ付け、このパーツの置き方でペンダントトップの印象が変わってくるので並べるのは慎重に。

接点4か所全てロウ付けが出来たら裏付けバチカンを銀線から作ります。

ちょっと叩いて平らにし、トップのカーブに合わせて曲げ、接着面をヤスリで整えたらロウ付け。

ひっくり返して最後に石枠をロウ付けしたら最後、真鍮玉のロウ付け。

しかし私は真鍮玉の金色がなんかしっくりこなかったので片穴のパールを付けるための芯を立てることにしました。

みんなとは作業工程が違いますがパールの芯立ては得意なので黙々と作業をし、4つ付け終わったところで酸洗い。

今日はここで時間終了となったので帰宅してから磨きの作業と石留、パールを付ける作業をし、完成!

完成したペンダントがこちら









どうでしょう?

中央の大きなオクタゴンカットのオニキスと淡水パールの白と黒のコントラストがカッコいいです。

私の好きなアールデコ調のペンダントになりました。

またこれも復習のアレンジ作品、作ってみようと思います!

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こだわりのペアリング

2015年02月17日 22時44分13秒 | 体験教室&教室
今日は教室と体験教室がありました。

まずは教室。今日の生徒さんはフリーコースのKさんと課題作品コースのSさん。

Kさんは新木目金も取得しています。
その課題を作る過程で出た端材を使ってペンダントトップを作ることにしました。

モチーフはカラーの花。

花芯を新木目金の端材で外側の花びら部分をアートクレイシルバーで作ることにしてまずは実寸でデザインの下書き。

大きさが決まったらまずは花芯を削って整えます。

少し長めにしておくのがコツです。端を持ち手にして粘土を巻き付けることが出来るので長めがやりやすいです。

花芯の形が整ったら今度は花びらの大きさを決め型紙を起こします。

型紙を作るのはひと手間ですがめんどうでもこれをやっておいた方がきれいに出来ます。

型紙が出来たら後は平らにのばした粘土を型紙に合わせてカットし、先ほど作った花芯に巻き付けて乾燥。

これを3つ作ります。

3つ目を作り終えたところで時間となりました。

次回までに焼成してくるとおっしゃっていたので出来上がりが楽しみです。

そして課題作品コースのSさん。

前回「森の小枝のブローチ」のパーツ作りの途中、枝を2つ作りやわらかいうちに石枠を差したところで終わっていたのでその枝パーツをヤスリで整えてくることを宿題にしていました。

形を整えている途中で差し込んだ石枠が取れてしまったのでその石枠をシリンジで接着する作業をします。

シリンジを穴に埋め改めて石枠を差したら乾燥。

余分な粘土をヤスリ、形を整えたら2つのパーツを合体させるために接点の形を整えます。

接合部分に一番負荷がかかりやすいのでここは念入りに形を整えて形が整ったらやはりシリンジでくっつけていきます。

ここはケチらずたっぷりとシリンジを付け2つのパーツを合わせはみ出たシリンジを更に接合部分に盛り付けます。

とりあえず乾燥させ更に補強作業をしてからヤスリがけで形を整えます。

次に枝っぽく見えるようにペーストでテクスチャーを表面に付けていきます。

ここも納得のいくテクスチャーになるまで盛り付け乾燥を繰り返していくのですがこの作業の途中で時間となりました。

次回はいよいよブローチ金具を埋める作業に入ります。

このあたりの作品からだんだん複雑な工程を踏む作品になってくるので仕上がるまでにちょっと時間がかかってきますが頑張っていきましょう!

そして体験教室。

今日の方はペアリングを作りたいとリングコースをお申込み。

デザインはリング部分はシンプルにして余った粘土を使ってプレート状のトップを作りそのプレートに彫りを入れるというもの。

体験で使用する粘土の量が決まっているので大幅なアレンジは出来ませんがこの程度の事でしたら大丈夫です。

早速作り方をご覧いただき制作開始!

今日の方も器用なお二人で順調に作業が進み造形してリングを乾燥。

次に余った粘土でトップ部分を作りこちらも乾燥。

乾燥している間に彫りの練習とデザインの下書き。

いつもはイニシャルや日付を彫られる方がほとんどですが今回のお二人は模様を彫りたいとおっしゃっていたのでそのデザインを考えます。

そうこうしているうちにリングの乾燥が出来たのでヤスリで形を整える作業。

次にトップパーツの形を整え彫りのデザインを鉛筆で下書きし、彫っていきます。

彫りが出来たらオプションの合成石を入れリングと合体させて乾燥。

乾燥後、焼成し最後はブラシがけをしたら完成!

完成した作品がこちら

男性用リング





女性用リング





2つ並べて



デザインを一生懸命考えていらっしゃってこだわりのリングが出来上がりました。

自分でデザインを考えてそれが形になることはとても感慨深いものがあるので思い出深いリングになったのではないでしょうか?

体験教室でも使用できる粘土の量の範囲内で体験時間内に出来そうなデザインならば対応できますので是非ご相談下さい!

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ブリリアントカットの合成石と真鍮のリング

2015年02月16日 22時00分40秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん。

前回水晶と真鍮のリングを完成させた勢いでその次の作品、ブリリアントカットの合成石と真鍮のリングを制作していくことに。

真鍮のリング部分は前回作っていたので合成石を留めるための石枠を粘土で制作していきます。

まずは石の大きさに合わせた石枠の底の部分を制作します。

平らにのばした粘土を石の形に合わせて造形していきます。

ラウンドの石は底が尖っていますがその尖っている形をきれいに再現するのがけっこう難しいです。

造形出来たら乾燥。

次に石枠の覆輪部分を作ります。

これは前回作った石枠と同じ作り方なので復習する感じで作ります。

こちらも乾燥。

石枠の底部分が乾燥したら形を整えていくのですがまずは石に対して適正な高さにヤスリで整えていきます。

高さが整ったところで時間となりました。

次回、石枠の焼成までいけるかな?頑張りましょう!

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アールデコ調のペンダントトップ

2015年02月14日 22時00分35秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのYさん。

私が以前作ったアールデコっぽいペンダントトップを作りたいということで早速制作に取り掛かりました。

円のテンプレートを使って平らにのばした粘土をカットしていくのですがどのくらいの大きさにしたいか相談。

ヤスリで形を整えるので目指すサイズよりも大きい円を選びます。

平らに粘土をのばし、円のテンプレートを使って粘土をカットしたら4等分。

形の良いモノを2つ選び乾燥。

同じく平らに粘土を伸ばしテクスチャーを付け円のテンプレートを使って4等分にカット。

やはり形の良いものを2つ選び乾燥。

形を整えたら互い違いになるようにまずは2個ずつシリンジでくっつけて乾燥。

乾燥したらヤスリで形を整え2つのパーツを1つにシリンジでくっつけて乾燥。

とここで時間となりました。

形が単純で作り方もシンプルですがヤスリで整えた断面がまっすぐな面にするということが簡単そうで実は難しい課題です。

ヤスリの扱いにも少しずつ慣れていくと作品の幅も広がるので頑張りましょう!

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スティックブローチと審査課題のリング

2015年02月12日 22時00分27秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはお二人審査課題コースのMさんとフリーコースのT・Mさん。

まずはMさん、最後の課題作品のスティックブローチを制作中。

前回テクスチャーを付けて合成石を入れたところで終わっていたので今日は裏にブローチ金具を付ける作業から入ります。

ブローチは左胸に付けることを前提としてどういった向きに付けたいかでブローチ金具の付ける位置が変わってくるので悩みながらもまっすぐ縦に付けることにしました。

適正な位置に印をつけ、ブローチ金具を埋めるための穴をピンバイスで開けていきます。

まずは小さい穴を開け、それからブローチ金具にぴったりのサイズの穴を開け、金具を入れて様子を見ながら適当な深さになったらシリンジで付けていきます。

それを2か所行い乾燥させ、補強をしたりヤスリで形を整えたら焼成。

焼成後はブローチの針をカットし、磨きと針先を整えてくることは宿題にしました。

ブローチと並行していよいよ審査課題のリング制作に入ります。

リングは13号と決まっているのでサイズを取り、下準備。

ひも状の粘土で造形し、ヤスリで彫りを入れ、合成石を埋めいぶし仕上げをするという課題を含んだデザインをあらかじめ考えてきていただいていたのでデザインがを見ながら最終的にどう作っていくかを打ち合わせ。

作り方が固まったら早速リングを造形していきます。

Mさんのデザインはかなり彫りをたくさん入れるので最初は幅や厚みを付けた甲丸を作ることに。

造形し、乾燥途中で時間となったので次回はリングの形を整える作業を進めていきます。

後2つ、ブローチとペンダントの課題のデザインを考えてくることも宿題にしたのでどんなデザイン画を描いてきてくれるか楽しみです!

そしてT・Mさん、「モリアオがえるのペンダント」を制作中。

かえるのパーツ3匹が出来たところで終っていたのでいよいよ合体させる作業。

大きいメスにオスのかえるがしがみついてるという構図です(笑)

メスの上にオスをとりあえず1匹くっつけて乾燥。

その間にあと1匹のかえるの顔を整えます。

彫ったり盛りつけたりを繰り返し、3匹目も完成。

2匹目をくっつけた下に同じくくっつけて乾燥。

3匹くっついたところでバチカンを制作。

とここで時間となりました。

いよいよ次回は本体とバチカンを合体させ焼成出来ると思うので楽しみです!

■ argentiere ■ M


教室から体験まで!

2015年02月10日 22時00分25秒 | 体験教室&教室
今日は朝から教室→体験→体験と大忙しの1日でした。

まずは教室、課題作品コースのSさん、「レーシーなボールイヤリング」の課題の途中です。

コルク粘土で作った中子にシリンジ線を均一にのせ、形を整えてくることを宿題にしていたのでそのチェック。

何か所か強度的に弱そうな部分があったのでそこを補強して頂いたら差し丸カンをシリンジで取り付けて乾燥したら焼成!

ブラシがけをし、バレルに入れて磨いてイヤリング金具を付けたら完成!!





細かいブルーノズルで作ったので細かく均一にシリンジをのせていくのが難しかったと思いますが良く出来ました。

そして次の課題「森の小枝のブローチ」に入ります。

この課題は脚付きの石枠を使う事、乾燥した2つのパーツをくっつける事、風車タイプのブローチ金具を使う事、表面にテクスチャーを付け、鏡面仕上げの部分も作るという課題が盛り沢山です。

まずはデザインを考え、下書きをし、その通りにパーツを作っていきます。

粘土を下書きに沿って形づくり柔らかいうちに石枠を差し込み乾燥。これをもう一つ作ります。

2つ作って乾燥させている途中で時間となりました。

この作品あたりから出来上がるのに時間がかってきますがじっくりと頑張りましょう!

そして体験教室。

最初の方はご自身のリングを作りたいとリングコースお申し込みの男性。

サンプルをご覧いただいてデザインが決まったら作り方を見て頂き制作開始!

作りながら話をうかがってみるとお世話になった方へアートクレイでリングをプレゼントしたくてキットを購入したのですがまずは体験してみて作り方を学びたかったということでした。

とても熱心に質問などされながら作業は進み、乾燥。

乾燥している間にリングの内側に文字を彫る練習。

乾燥後は丁寧にヤスリがけをし、形を整えていたのですがヤスリがけの力が強かったのかヒビが入ってしまいました。

ヒビを修正し、乾燥。再びヤスリで形を整えたら内側に文字を彫り、オプションの合成石を入れ再度乾燥させたら焼成。

焼成後はブラシがけをして磨いて完成!

完成したリングがこちら





合成石はラベンダーを入れています。
少し、制作に自信が持てたようで帰ったらキットを使って色々作ってみますとおっしゃっていました。

そして最後、体験の方はやはりご自身のリングを作りたいとリングコースをお申込みの女性。

会社帰りにお立ち寄り頂きました。

やはりサンプルをご覧いただいてデザインを相談。ひも状のリングのサンプルをアレンジして蛇モチーフのリングを作ることになりました。

作り方を見て頂いたら制作開始!

作りながらお話しをしてみたら13年くらい前に一度、新宿の本部教室でアートクレイシルバーの体験教室に参加されたことがあるとおっしゃっていました。

今は新宿の本部教室は無くなっていますが私もそこに通って資格を取ったので懐かしかったです。

そうこうしているうちに乾燥。

乾燥後は丁寧にヤスリで形を整え、オプションの石を入れたら焼成。

焼成後はブラシがけをし、磨いたら完成!

完成したリングがこちら





リング表面の凹凸は制作した時に出来た凹凸を利用し、本物っぽい蛇の質感を表現しました。

ブルーの合成石の目が印象的なリングが出来上がりました。

これをきっかけにまたアートクレイでのモノづくりをしていただきたいです!!

■ argentiere ■ M


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サプライズのペアリング!

2015年02月09日 19時51分08秒 | 教室
今日は体験教室がありました。

今日の方はお一人でご自身のリングとプレゼント用のリング2個作りたいとリングコースをお申し込みの方。

体験は1回限りですが1回でペアリングを作ったり、リングとペンダントトップを作ったり複数作るのはOKです。

まずはサンプルをご覧いただいてデザインを決めて頂きます。

色々と悩んだ結果ひも状で絡めたリングを作ることにしました。

作り方をご覧いただいたら制作開始!

今日の方もとっても器用です!しかも2個目(プレゼント用)は会心の出来!!

乾燥している間に内側に文字を彫る練習。

大体の方が平打ちリングに文字入れするので比較的簡単ですが今回はひも状で丸いところに文字を入れるので難易度は高いです。

乾燥後、ヤスリできれいに形を整えたら鉛筆で内側に文字を下書きし、彫っていきます。

彫りにくそうでしたがちゃんと文字入れ出来ました!

後はオプションの合成石をお選びいただき、石を入れたら焼成。

焼成後はステンレスブラシで磨いたら完成!!

完成したリングがこちら

女性用。





男性用。





2つ並べて



女性用は紫とラベンダーの合成石が1つずつ、男性用はブルーの合成石が一つ入っています。

作りながらお話しを伺ったら実は2月14日に結婚式を挙げるそうで、そのサプライズのプレゼント用ということで作りにいらしたそうです。

今までこちらの教室では新郎が新婦に内緒でサプライズのプレゼントを作りにというパターンは多かったのですが新婦がという逆パターンは初めてでした。

今週の土曜日ということであと何日もしないうちにお式ですが、素敵なリングを作るお手伝いをさせていただいてちょっぴり幸せを分けて頂いたような気分になりました。

急なプレゼントでもその日のうちに作ってお持ち帰りいただけるので是非、プレゼントにお困りの時はご相談下さい!!

■ argentiere ■ M


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自分のリング!

2015年02月07日 16時06分19秒 | 体験教室
今日は体験教室がありました。

今日お申し込みの方はご自身のリングを作ってみたいとリングコースをお申込み。

まずはサンプルをご覧いただきデザインを決めます。

デザインが決まったら作り方をご覧いただいてから制作開始!

今日の方もとても器用な方ですんなりと乾燥。

乾燥している間にオプションで入れる合成石の色を決めていただいたり内側に文字を彫る練習をして頂き、乾燥が出来たらヤスリがけ。

ヤスリがけの作業がどれだけ丁寧に出来ているかで作品の出来が決まるのでここは丁寧に形を整えていきます。

リングの形が整ってから合成石と文字入れをし、焼成。

焼成後はステンレスブラシを使って磨いたら完成!

完成したリングがこちら





オプションの合成石はブルーとラベンダー(うす紫)を1つずつ斜めに配置し、アクセントになっています。

とてもきれいに出来上がってとても満足されて早速身に付けて帰られました。

手作りがとてもお好きとおっしゃっていたのでこれからも機会があったらアートクレイでのモノづくり、続けて欲しいです。

■ argentiere ■ M


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