■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

新木目金スキルアップセミナー

2015年03月30日 23時31分43秒 | セミナー
今日は府中工房にて新木目金のスキルアップセミナー「シームレスデザインアクセサリー」を受けてきました。

新木目金は焼成に時間がかかるのでなかなか作品を作る事がなく、今日も久し振りの銅粘土(汗)

今回の先生は岩橋先生。

今まで2回ほどお世話になっておりますが教えるのがとても上手な先生です。

今日は継ぎ目のない銅からシルバーのグラデーションを用いたリングを作ります。

これは彫金作業では絶対に作れない木目金の技法なのでとっても興味津々!

まず最初はリングの土台をシルバーで作ります。

幅広の平打ちリングなのでとりあえずサクサクと作業を進めます。

乾燥している間にグラデーションをどうやって作っていくかの説明。

先生はとても簡単にきれいなグラデーションを作っていらっしゃいましたがはたして出来るのか??

リングが乾燥したらヤスリで形を整え下準備OK。

いよいよグラデーション部分を作っていきます。

銀粘土と銅粘土をそれぞれ組み合わせるのですがここでカットを失敗(泣)

なぜか違う方向にカットしてしまったのでまた最初からやり直し。

出遅れましたが今日はお昼買ってきているのであせらずじっくりと作業するすることに。

何とかリカバリーしてリングに巻き付け乾燥。

ここでお昼休憩。

ラウンジで皆さんと一緒にお昼を頂いてまったり。

そして午後、午前中に巻き付けたグラデーション部分をヤスリで削って形を整え更に同じ作業をもう1回。

乾燥の合間に作業の説明。

乾燥が出来たら最終的にリングの形をヤスリで整えていきます。

焼成は時間がかかるので自宅に持ち帰ってから行うので16時までの予定でしたが15時過ぎには終了。

最後は仕上げの方法など丁寧に教えて頂いて帰ってきました。

帰宅後、焼成しましたが夜遅くなってしまったので磨きは後日。

出来上がったら写真アップしますのでお楽しみに!

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体験教室でプレゼント作り!

2015年03月28日 22時00分52秒 | 体験教室
今日は体験教室が2件ありました。

まずはリングコースとペンダントコースを1名様でお申し込みの男性。

最初にトップのデザインを決めることに。

サンプルの中から型に粘土を詰めて作るタイプのデザインを選んで頂いたのでデモをご覧いただき制作開始!

こちらは比較的簡単なので粘土を型に詰め終わったら乾燥へ。

乾燥している間にリングのデザインをご覧いただき決定。やはりデモをご覧いただいて制作開始。

順調に作業が進みこちらも乾燥。

お問合せの段階から資格に関して聞きたいことがあるとおっしゃっていたのでご説明し、トップの乾燥が出来たのでそちらからヤスリで形を整えていきます。

形が整ったらオプションの合成石を中央に入れ、金具を付ける穴を開けたら焼成。

そうしているうちにリングの乾燥も終わりこちらもヤスリで形を整えていきます。

ていねいにヤスリがけの作業をし、形を整えたらこちらも焼成!

焼成出来たトップのブラシがけをし、次にリングもブラシがけをしたら完成!

トップはイヤホンジャックの金具を付けて完成!!

完成した作品がこちら

イヤホンジャック




リング



イヤホンジャックにはクロスの中央に青い合成石をいれてあります。

作業の合間に色々とお話しさせていただいた結果、来週から教室に通われることになりました。

これから宜しくお願い致します!

そして次の方はペアリングコースをお申し込みの女性。

6月に誕生日を迎える彼氏にサプライズのプレゼントとおっしゃってました。

彼の指のサイズを聞いたら何んとなくしかわからないと。

サプライズなのであからさまにリングのサイズを測るわけにもいかず、今彼が持っているペアリングは19号だけどとてもブカブカとおっしゃってたのでそれよりは小さいサイズということで悩んだ挙句に17号に決定。

そして作りたいデザインがあるということで写真を見せて頂くと体験で作れそうな形だったのでデモをご覧いただいてから早速制作開始!

まずは練習を兼ねてご自身のリングから。

かなり器用な方で一度やり直しはしましたがするすると造形し、乾燥。

乾燥している間に彼のリングに取り掛かります。

こちらも順調に形を作り乾燥。

次はご自身のリングをヤスリで形を整える作業。

丁寧にヤスリがけをし、最終的に全体のバランスを見てから焼成!

休む間もなく彼のリングのヤスリがけ。

こちらはご自身のリングより大きいサイズなので同じグラムで作っているので少し細身になっています。

細い分ヤスリがけも慎重にして形を整えたらこちらも焼成!

焼成後は2つともブラシがけをして完成!!

完成したリングがこちら

女性用リング





男性用リング





2つ並べて



トップの部分がウェーブしていて更に少しとがったモチーフになっています。

シンプルでいつも身に付けられるデザインがとても素敵です。

6月まで隠しておかなくてはいけないので大変ですがこんなリング頂いたら喜ばれることでしょう!

あとはサイズがぴったりだといいのですが・・・。

リングのプレゼントはちゃんとサイズ調べてきましょうね。

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※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

続・続 ブリリアントカットの合成石と真鍮のリング

2015年03月27日 23時00分04秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん、引き続き「ブリリアンカットの合成石と真鍮のリング」の課題に取り組んでおります。

前回石枠の焼成が終わったのでいよいよリングと合体させる作業。

まずは真鍮で作ったリングをざっと磨きます。

次にロウ付けする箇所に石枠の形に合ったくぼみをヤスリやピンバイスをすかって彫ります。

そうしたらいよいよロウ付け第3の手という道具を使ってリングを固定します。

リングが石枠に対して傾かないように位置を注意して置きます。

無事、ロウ付けが終わったので酸洗い→重曹で中和。

ブラシがけしたら石留の前にもう一度覆輪の周りをヤスリで整えて更に薄くします。

とここで時間となりました。

次回は石留して完成!となる予定。

お楽しみに!

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初めてのプレミアム会員特典セミナー

2015年03月26日 23時00分23秒 | セミナー
今日は府中工房にてプレミアム会員になって初めての「2014年度プレミアム会員特典セミナー 岩内和生先生によるスパイラルグラス -Spiral glass-~ガラスの基礎から応用までを学ぶ~」を受講してきました。

この講座ではバーナーでガラスを溶かして加工・成形を行い、ペンダントトップパーツを制作するというものです。
ちなみに今日はアートクレイシルバーの制作はないので荷物もコンパクト!

午前中は
●ガラス工芸の基礎知識
●ガラスフュージングの基礎知識~応用
●バーナーでフュージングパーツを作る方法

午後は
●ガラスのカット方法
●フュージングのポイントについて
●バーナーワークによる多彩なパーツ制作

というスケジュールだったのですが・・・。

午前中は座学ということでのんきに構えていたらガラスの基礎知識等は要所要所のみの説明で詳細なプリントが配られ、午後イチに予定されていたガラスのカットが午前中のに繰り上がり、色紙よりも大きいガラスが一人1枚配られてひたすらガラスのカット。

教え方がとてもうまい先生なので今までちょっと苦手意識があったガラスのカットもちょっとしたコツで上手く切れるようになりました。

曲線もカットできるようになりましたが下書き通りに切るまでには至らず、これはもう少し修行が必要なようです。

そして午後は早々にバーナーワーク。
まずは先生のお手本。

簡単そうに見えますが、実際やってみると火を使っているので段どりを頭に入れておいたつもりでも次にやることが何か分からなくなってしまいます。

最初は手順を間違えあえなく失敗。

次はなんだか変な感じ。

3個目くらいからだんだん手順が身体にしみついてきたので落ち着いて作業が出来るまでになりました。

間に休憩をはさみつつ結局失敗作も含め6個作りました。

それがこちら



一番左が失敗作、右に行くにしたがって上達していく過程が良く分かります。

そして最初の3つが簡易的なばーなーを使ってフュージングしたモノ。

すすが入ってグレーっぽい色になっています。

真中の水色から右はちゃんとしたとんぼ玉とかを作る用のカセットコンロのような型のバーナーです。

こちらはすすが入らないのできれいな透明になります。

かなり面白かったので悩んだ末に専用のバーナーを購入してしまいました(汗)

最初は買っても簡易バーナーで良いかな?と思ったのですがせっかく作ってもすすが入るようではパーツとして使えないのでお高い方にしました。
今回は特別なセットということで普通だったら専用のバーナーの価格で必要な道工具やDVD、とんぼ玉がすぐに作れるようにガラス棒もセットになっています。

もちろん持って帰れる大きさではなかったので工房から発送していただくことになりました。

後日届くのが楽しみです!

買ったからには修行しなくては!

頑張ります(笑)

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森の小枝のブローチ完成!

2015年03月25日 18時45分58秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのSさん。

前回、ブローチの針先を整えることを宿題にしていたら短くなってしまったリベンジでもう1組ブローチ金具をご購入いただき再度挑戦!

今回はとてもきれいに長さもぴったりに整えてきて下さいました。

まだちょっと表面がガサガサしていたので少し磨いて頂き、金具をセットしたら完成!

紆余曲折がありましたがきれいなブローチに仕上がりました。

完成したブローチがこちら







合成石はピンクルビーとラベンダーのマーキスカットが合計3つ入ってます。

春らしい華やかなブローチになりました。

これからの季節胸元を華やかに彩ってくれることでしょう!

そして次の課題「パールをあしらった流線リング」

前回、リング状に成型し、パールを付ける銀線を立てたところで終ったので今日はヤスリで形を整えるところから。

表面のねじった部分にだいぶ乾燥によるひび割れがあったのでその部分を丁寧に紙やすりやスポンジ研磨材を使って形を整えます。

また裏から強度の弱そうな部分をシリンジを使って埋めて補強します。

後は銀線がぐらぐらしていたのでそれも思い切って一度抜いてシリンジを充填してから差し直し補強。

全体のバランスを見て最終的に手直しをしたら焼成!

焼成後は目指すサイズ11号になっているか確認。

歪みを直したらピッタリ11号になりました。

とここで時間となったので次回までに磨いてくることを宿題にしました。

次回はパールを付けて完成し、次の課題の彫りのリングに取り掛かる予定です。

これで課題が半分終了しました。

後半戦も頑張って行きましょう!!

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ジュエルライフ 2ー5/6

2015年03月24日 18時59分35秒 | セミナー
今日は月に一度のジュエルライフの授業を受けに府中工房へ行ってきました。

6回シリーズの5回目、前回でほとんどの作業が終わり自宅で石留やパールの接着を行ったので今日は完成品を先生にチェックしていただいて終了のハンコを頂くだけ・・・。

そう、授業的には内容を消化したので私は自習ということになりました。

教室でしか出来ない作業をやろうと、先日いつも行く石屋さんのセールでターコイズの原石を量り売りで購入してきたのでそれをひたすら研磨することにしました。

なるべく大きな形で取りたい!と欲張りましたがなかなか形が決まらず結局、一つの塊から大と小の2つの形の石にすることに。

石の形はまん丸ではなく不定形のカボションにすることに。

まずはざっくりと形をリューターでカット。

ターコイズは柔らかい石のハズですがなんだか途中途中で硬い層がありカットに苦戦(汗)

だましだまし角度を変えながらカットしてやっと2分割。

その後は研磨機を借りてゴリゴリと地道にひたすら形を整えていきます。

大きい石の方、なんだか細かいヒビが途中で入りかけたりしてその部分をまた磨いてとなんだかいたちごっこ的な・・・。

先生曰く、高い原石を買っても中がどうなっているかわからないから削ってみて初めて内包物が多かったりクラックがあったりするそうです。

私のターコイズも中にクラックが結構あったみたいです(泣)

しかもヒビのところ削ってすぐにかけてくれればまだきれいに出来るのですがヒビだけで欠けない・・・。

意地悪な石です。

色はとてもきれいなターコイズなのでとても残念。

ヒビはこの際ほっといて磨きを進めていったらもしかしたら大丈夫かもしれないとかすかな希望を持って磨くことに。

と、磨きの途中で時間となりました。

今日はとりあえずこんな感じ









練りのターコイズならもっと削りやすいそうです。

天然石恐るべし!!

石屋さんで買ったターコイズの原石、まだあと一つあるのですが研磨するの怖くなってきました。

次回あと1回、自習の時間があるので更に一人で石の研磨大会をしたいと思います(笑)

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今日から!

2015年03月23日 23時40分18秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは2月に体験教室にいらっしゃって今日から特別基礎コースに入会いただいたO・Aさん。

早速最初の課題「星座のペンダント」に取り掛かります。

まずはどんなデザインにするか考え、モチーフを厚紙で切りだします。

準備が整ったら粘土を平らにのばし、厚紙をのせ更に伸ばして金具を取り付ける穴を開け、周りの形をカットしたら乾燥。

乾燥している間に教室の説明等、行います。

乾燥が出来たらヤスリを使って形を整え更に紙やすりやスポンジ研磨材をってすべらかに形を整えたら焼成!

焼成後、ブラシがけをしたところで時間となりました。

次回はいよいよ鏡面仕上げといぶしの勉強です。

これから一緒に色々と勉強していきましょう!

宜しくお願い致しますm(__)m

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さざれ石のジュエリー~1/3

2015年03月19日 23時18分39秒 | セミナー
昨日は月に一度、府中工房で受けている平井先生の特別研究クラスへ行ってきました。

新しいシリーズ「さざれ石のジュエリー」にとりかかります。

今回はリングとペンダントを作るのですがまずはリングから。

まずはさざれ石、教材に入っていたのは水晶のさざれ石が沢山(汗)その中から石留しやすくカッコいい石を選びます。

私は教材の水晶以外にペリドット(黄緑色の石)のさざれ石も購入して組み合わせることにしました。

水晶のさざれ石はそれなりの大きさがあるのですがペリドットは小さい石ばかり(泣)しかも形が良くてもクラックや不純物が入っていたりとなかなか全ての条件を満たす石があまりなく、この石選び、みんなかなり苦戦してました。

この石の大きさによってトップパーツの枠の大きさが決まるので石が決まらないと何も始まらないのです。

とりあえず石が決まったところで真鍮で石枠を作っていきます。

真鍮の板から覆輪部分のパーツを切り出し、ヤットコを使って石にぴったり合った形に成形していきます。

先生のサンプルは水晶の石が1つだったのですが私は水晶とペリドットを1個ずつ組み合わせることにしたので2個作ることに・・・。

なんだか最近、自らハードルを上げてるような?

水晶の方もそれなりに大変でしたがもっと大変だったのはペリドットの方、コメ粒くらいの大きさなので作っているうちになんだか形が分からなくなってくる(汗)

それでも何とか作ってロウ付けし、再度石の形にぴったり合うように成形し直し直したところでお昼休憩。

午後は真鍮板から石枠の底板パーツを切り出し、ロウ付け。

酸洗いしたらやっと粘土造形に入ります。

石枠の大きさが分かったのでそれを元に外枠の大きさを決め、リングを作る要領で輪っかにします。

リングの腕部分も別途作って乾燥。

乾燥している間に真鍮の石枠パーツの作業。

覆輪よりもはみ出ている底板をカットし、ヤスリで形をきれいに整えます。

それと並行して粘土のパーツもヤスリがけし、形を整え焼成させたところで時間となりました。

とりあえずこんな感じ。



まだロウ付けしてないので石枠の位置は何となくおいてますがイメージとして上に水晶、下にペリドットが入る予定です。

そして次回までにペンダント用の石枠3つを作ってくることが宿題になりました。

早速今日、時間があったので忘れないうちに復習も兼ねて石枠を3つ作りました。



まだ底板をカットしただけでヤスリがけしてないのですがここまでやってあれば楽勝です!

石がいっぱいあるのでもう少し石枠、作ってみようかな??

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ブローチの針

2015年03月17日 22時00分08秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのSさんと基礎コースのY・Mさん。

まずは課題作品コースのSさん、「森の小枝のブローチ」の針を作ってくることを宿題にしておりました。

宿題をまず見せて頂こうとしたところSさん、「先生、針が・・・短くなってしまいました(泣)」

いつもSさんはやり過ぎてしまうところがあるので短くならないようにと注意をしておいたのですが形にこだわるあまり気が付いたら短くなっていたそうです(汗)

一応、見せて頂くとやはり届いてない(T_T)

こうなるともう1組ブローチ金具のセットを買って頂かないといけません。

とはいえこの針もブローチの針が短くて良いようなデザインの作品を作るときには使えるのでそのまま取っておいていただくようお伝えし、とりあえず石留からすることに。

マーキスカットの石枠に石をセットし、対角に爪を倒していきます。

石枠が3つあるのでそれぞれきっちり石が留まるまで爪を倒したら後は針を作るだけに。

今一度適切な長さにカットして後はまたご自宅で針を作ってきていただくことにして今日は次の課題の制作に。

次の課題は「パールを使った流線リング」です。

前回すでにシリンジの加工は済んでいるのでパールを立てる銀線を必要な長さにカットし、木芯棒にサイズを取った付箋を巻いてそこにリングのデザインを下書きしたら粘土をシリンジに詰めて押し出したら一気に造形をしていきます。

この課題は下準備が色々とありますが造形は粘土が軟らかいうちに一気に進めなくてはならないので結構忙しいです。

何とか形にして最後、銀線をまっすぐ立てたら乾燥。

とここで時間となりました。

次回までに針を作ってくることを宿題にしたので今度こそ、短くならないように頑張って欲しいです!

そしてもう一人、基礎コースのY・Mさん。

「リーフモチーフの透かしペンダント」と「レーシーなボールイヤリング」の2つを並行して制作中。

ペンダントの方は前回焼成し、ご自宅で磨いてくることを宿題にしていたので見せて頂こうとしたらどうやらご自宅に置いてきてしまったようです(汗)

慌ててご自宅を出られたときに入れ忘れてきてしまったということでこちらは次回、見せて頂くことにしてイヤリングの制作を進めることに。

こちらは補強する作業の途中だったのでシリンジ線のくっついてない部分や線が細くなってしまったところをチェックして地道に補強していきます。

ホントに間違い探しのような作業ですがここでしっかりと補強しておかないとシリンジだけでつくる作品は歪んでしまったり強度が足りなくて使用に耐えなかったりするので重要な作業です。

補強の作業が終わったら最後に差し丸カンを取り付けて焼成。

無事に焼成し、ブラシがけをしたところで時間となりました。

こちらの作品はバレルで研磨しないと内側は磨けないのでお預かりして次回イヤリング金具を付けて完成となりますのでお楽しみに!

■ argentiere ■ M

石枠の焼成

2015年03月17日 17時18分07秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん、「ブリリアントカットの合成石と真鍮のリング」を制作中。

前回、石枠の覆輪を作りなおしたところで終っていたのでその続きから。

覆輪の形をヤスリで整え石枠の下のパーツと覆輪を合体させます。

その時中心がずれないようにと接合部分に隙間があかないように注意してくっつけます。

はみ出た粘土を取り除き、足りない部分にはシリンジを入れ乾燥。

乾燥が出来たらいよいよ石枠の形を整えていきます。

まずは高さを調整。

実際に入れる合成石を中に入れて高さを見ながらヤスリで調整していきます。

適当な高さになったら次は覆輪の側面部分を均一な厚みになるようにヤスリで整えます。

形が整ったら今度は石枠の底の部分をきれいな円錐形に整えます。

ここでピシッとした形になるととてもシャープな印象のリングになるので頑張って形を整えます。

そして最後、円錐にしたときに思わず削ってしまった覆輪の側面部分をもう一度整えたら覆輪の石を留める部分を斜めに削って整えます。

全体のバランスをチェックしたら焼成!

焼成している合間にカシメて留めるペンダントを作る作業。

枠パーツは前回形を整えたのでその枠に銀線を通す穴をピンバイスで開ける作業とバチカンの乾燥体の形をヤスリで整える作業を。

ヤスリがけしている途中で空気の層と思われる空洞が出てきました。

最近、他の生徒さんもですがふんわり粘土をまとめるせいか空気の層がヤスリがけの途中で出てくることが多く、結果それを埋める作業をすることになり2度手間、3度手間となることがあります。

基本中の基本ですが粘土を練ったりまとめたりするときはなるべくしっかりと空気を抜くことを心がける様にすると修正の手間が省けます。
皆さんも作る際には要注意です!

そうこうしているうちに石枠が焼成出来、実際石を入れてみたら高さもちょうど良く、良い感じに出来ました。

とここで時間となりました。

次回は真鍮で作ったリングと合体して石留までいけると良いのですが、どこまでできるか楽しみです!

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三日月のペンダント

2015年03月14日 23時00分55秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのT・Fさん、前回に引き続き「三日月のペンダント」の制作を進めていきます。

前回コルクの土台の周りにひも状の粘土を巻きつけ平らにのばした粘土を一部分のせ、乾燥させたところで終っていたのでその続きから。

まずはこの状態で差し丸カンの周りやひも状の粘土と平らにのばした粘土の接合部分など補強をし、乾燥。
乾燥後は形を一旦ヤスリで整えます。

形を整えたらもう一方の平らにのばした粘土をバランスを見ながら上にのせ、乾燥。

乾燥の合間に次の課題の説明等し、乾燥後、形を整えている途中で時間となりました。

次回はシリンジとテクスチャーを付けるところまでいけるかな?

頑張りましょう!!

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審査課題2つ

2015年03月13日 23時15分30秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは審査課題コースのMさん。

「スティックブローチ」と「審査課題のリング」、「審査課題のペンダント」を並行して作っています。

スティックブローチは針を作ってくることを宿題にしていたので見せて頂くことに。

針の部分の磨きがもう一歩だったので少し磨いて後はブローチ本体の鏡面部分の磨きをしたら完成です。

こちらは次回までにやってくることになりました。

そしてリング、前回乾燥後甲丸に形を整えてくることを宿題にしていたので見せて頂くと形、きちんと出来ていたのですがMさん自身、

甲丸のリングではなく平打ちの形にして彫りを入れたいともう一度作り直したいと。

提出作品ということで気合が入っているようです。

というわけでリングをもう一度作り直すことにしました。

彫りを入れることと合成石を入れなくてはいけないので平打ちですがそれなりの厚さを持たせて更に形を整えるということも考えて厚みを決めたら造形していきます。

乾燥させている間にペンダントの方を見せて頂きました。

ペンダントはご自宅で石枠を埋めて形を整えてきたのですが形を整えるあまり厚みが薄くなっていたので裏付けバチカンを埋めることを考え平らにのばした粘土を裏に貼ってもう少し厚みを出すことにしました。

それぞれ乾燥させ、ヤスリで形を整えているところで時間となりました。

着々と審査課題の制作が進んで来ました。

納得の行く作品に仕上がるよう、頑張りましょう!

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ブローチよりも先にリング完成!

2015年03月11日 18時50分55秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのSさん、「森の小枝のブローチ」と「エレガントな流線リング」を制作中。

まずはリングから。

乾燥体を整えてくることを宿題にしていたのでそのチェック。

Sさん曰く「ちょっとやり過ぎたかも?」と不安げ。

やり過ぎということはなかったのですがシリンジ線と土台のリングの間に少し隙間がある部分が3か所程あったのでそれを埋めて乾燥。

その間にブローチの磨きの作業。

課題作品コースの方はここで初めて鏡面仕上げを学びます。

まずはブローチにブラシをかけて白いところを無くしたら紙やすりで鏡面にする部分を整えていきます。

最初は荒い番手からだんだんと細かくしていき最後はピカールをシルバークロスに付けてこすれば鏡のようにピカピカに!

書くと一行足らずの工程ですが実際は結構時間がかかります。

ただSさん鏡面がお気に召したようで地味な作業も楽しんで頂けたので良かったです。

鏡面部分が出来たら次は針をブローチの針を作っていきます。

金具を取り付けて長さをチェック。長い部分はニッパーでカットし、針をいったん外します。

ここから針先を作る作業。

工程は鏡面の工程と同じですが針の先をとがらせてそれがスムーズに布に刺さる形状にしなくてはいけないのでこちらも慣れるまではちょっと大変かもしれません。

その合間にリングを焼成し、ブラシがけとシリンジのテクスチャー部分をヘラがけして仕上げたら完成!!

完成したリングがこちら





ここで時間が来たのでブローチの針先を作ってくるのは宿題に。

次回、無事に針先が出来ていれば後は石留だけなのでブローチが完成すると思います。
あと少し!頑張りましょう。

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K14ゴールドフィルドワイヤーで作るスパイラルリング セミナー

2015年03月10日 21時15分22秒 | セミナー
今日は府中工房で単発のセミナー「K14ゴールドフィルドワイヤーで作るスパイラルリング セミナー」を受けてきました。

このセミナーはいつもの1日セミナーとは違って10:00~13:00までの3時間セミナー。

講師の先生は下先生。

今日のポイントはゴールドフィルどのワイヤーを使ってリングを作りロウ付けをするということです。

私自身ロウ付けは問題ないのですがゴールドフィルドのロウ付けをやったことがないので前からこのロウ付けやってみたかったのです。

下先生の特別研究クラスではゴールドフィルドのロウ付けをやっているのは知っていたのですが私が出られない金曜日に先生のクラスがあったのと特研を2個掛け持ちというのはちょっとツライという事情があり単発でやってくれたら良いのに・・・。と思っていたので渡りに船のセミナーでした。

しかも昨年末資格を取った生徒さんYさんもこのセミナーに興味があるということだったので一緒に受けることにしました。

リングのトップ部分はアートクレイに合成石を埋めて焼成するだけなのでそんなに難しくはないのですがやはりゴールドフィルドのワイヤーが曲者でした。

ワイヤーをねじるところがパワープレーで手力があまりない私にはとても大変な作業でいきなりここで汗だく(@_@;)

無理にねじると切れてしまうしで本当はもっとねじりたかったのですが根負けしてしまいました。

後は芯金を使ってリング状にし、焼成できたトップをざっと磨いたらロウ付け。

ロウ付けも結構コツがいるので、セミナーに出て良かったと思いました。

きっと自分だけで実験していたら失敗してたかも(汗)

そして出来上がったリングがこちら





トップの石は合成石でペアシェイプカットのルビーです。

実はトップの部分、あらかじめ他の合成石で作っておいたので帰ってから買ってきたゴールドフィルドのワイヤーを使って復習も兼ねてリングを3つ作りました。

さっきのリングはねじってありますがねじるのが大変だったのでねじらずにそのまま作ったリングがこちら





こちらも合成石、マーキスカットのクリソライト(薄緑色)です。

ゴールドフィルドのワイヤーですが粒粒が連なっているモノも売っていたのでそれでもリングを作ってみました。





こちらも合成石、ちょっとカットが珍しい四葉のクローバーモチーフのラベンダー色の石です。

最後は同じく粒粒が連なっているゴールドフィルドワイヤーですがちょっと前のキャンペーンで購入していたさっきの粒よりも小さい粒粒のもの。
こちらは普通のリングにはちょっと細身なのでピンキーリングで小さめのトップを付けてみました。





最後に3つ並べて



3つ並べると一番左のピンキーリングの大きさが分かりやすいかしら?

なんだか簡単で可愛いからいっぱい作って箱店に納品しようかな?

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想像して作ってみたリング

2015年03月07日 23時00分51秒 | 作品
教室をやりながら地道に作っていたリングやっと完成しました。

このリングは平井先生の特別研究クラスで私が入る前あった授業で作ったリングでその後単発のセミナーにもなったのですが日程が合わず受ける事が出来なかったものです。

何となく作り方は想像出来ていたのですが今まで作ってみた事がなかったので実験として作ってみることにしました。

2つ前の全国セミナーの回転リングにちょっと似ているのですが技法的にはこちらの方が簡単だと個人的には思います。

くるくる回る部分についてはどうしようかな?と思いつつ、銀線を2本より線にしたもの、線径の違う銀線に槌目を付けたもの、真鍮線に槌目を付けたものの4本を作ることにしました。

まずは元になる平打ちリングを作って焼成。

その外径に合わせて回る部分のリングを作ってそれぞれロウ付けセッティングしてからひと工程の作業をして完成!

完成したリングがこちら







想像で作っているのでこの作り方が正解かは分かりませんがだいぶ再現出来ていると思います。

もうちょっと薄い厚さの平打ちリングの方がもっと簡単に出来るかな?とか改良点もあるので機会があったらもう一回作ってみようと思います。

■ argentiere ■ M


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