先週に続いて毎日新聞日曜版「神宮とおおやしろ 日本の原像を探る」を読んだ。
出雲大社の社殿は高くないといけない、という。
地上の大国主神が天上の高天原に国土を譲る条件として、
高大な住居を建てるということを約束させたので、
出雲の社殿は小さいと意味をなさないらしい。
「神々同士の約束など、現代の目で見ればまさに神話に違いないけれど、
そうした神話が語られた時代の人たちはそれが歴史だと信じていた。
だから神話の中身が事実として実現していなければならない。
神話が歴史をつくるというのはまさにこういうことなのである。」
・・・これを読んで、アレっ?と思った。
神話が歴史をつくる、とはそういうことじゃないんじゃないか・・・が浮かぶ。
物事の道理を神話を通して伝える、そのことで、
結果的に人々でつくることになる歴史がつくられる、のではないか・・
かたちじゃないんじゃないか・・・
伝えたいことがみんなに伝わるかどうかは又別のことだけど。
この他に今日の記事の中には面白いことが載っている。
島根の古代文化センターの関さんという人の言。
天照大神の長男は地上を治めるために下ろうとするが、
天上から地上を見て、騒々しく荒れているようだと怖気づき、
、天下るのをやめた。
一番だらしない男が今の皇室の直接の祖先である。
記紀がなんでこんな情けない話を載せたのか不思議・・というもの。
地上が騒がしく荒れている時に、それをなんとかしようと思って、下手な行動をとるより、
時期が来るのを待つ、というのも賢い手ともいえると思った。
まぁ、皇室の祖先がだらしない、という解釈もなかなかいいもんだけど。
出雲大社の社殿は高くないといけない、という。
地上の大国主神が天上の高天原に国土を譲る条件として、
高大な住居を建てるということを約束させたので、
出雲の社殿は小さいと意味をなさないらしい。
「神々同士の約束など、現代の目で見ればまさに神話に違いないけれど、
そうした神話が語られた時代の人たちはそれが歴史だと信じていた。
だから神話の中身が事実として実現していなければならない。
神話が歴史をつくるというのはまさにこういうことなのである。」
・・・これを読んで、アレっ?と思った。
神話が歴史をつくる、とはそういうことじゃないんじゃないか・・・が浮かぶ。
物事の道理を神話を通して伝える、そのことで、
結果的に人々でつくることになる歴史がつくられる、のではないか・・
かたちじゃないんじゃないか・・・
伝えたいことがみんなに伝わるかどうかは又別のことだけど。
この他に今日の記事の中には面白いことが載っている。
島根の古代文化センターの関さんという人の言。
天照大神の長男は地上を治めるために下ろうとするが、
天上から地上を見て、騒々しく荒れているようだと怖気づき、
、天下るのをやめた。
一番だらしない男が今の皇室の直接の祖先である。
記紀がなんでこんな情けない話を載せたのか不思議・・というもの。
地上が騒がしく荒れている時に、それをなんとかしようと思って、下手な行動をとるより、
時期が来るのを待つ、というのも賢い手ともいえると思った。
まぁ、皇室の祖先がだらしない、という解釈もなかなかいいもんだけど。