ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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稀勢の里関 ②

2013-05-25 14:19:43 | ひとの幸福
稀勢の里関が余計なことを考えていた・・と言ったそう。

そのせいで相撲が思いっきり取れなかったということだろう。

自然に「余計なこと」という言葉が出てきたのだろうと思う。

大関としての勝負をしなくちゃいけない、

優勝争いに絡まないといけない、といった考えのこと。

何が何処に余計なのか?

そういう考えが土俵の上では余計ということだよね~

はっけよいのこったと始まる勝負時には無我の境地に居ることが大事。

無我の境地で居ることで実力が発揮できるということなんじゃないか・・

大関として相撲を取りたい、優勝争いに絡みたい・・・

そういう願いは在って当然だ。

けれど、願いは願ったら、すぐに棚に上げること、横に置くこと、忘れること。

それが願いが叶う方法。

コレ、若い女の人向けの本にあった。「願いを忘れることが願いが叶うことです」って。

この、願いを忘れている状態のことを無我の境地ともいうのかも。

願いを持ったままでいる、ということを稀勢の里関は

大関になってからの1年以上ずーっとしていたんだろう。

それに気がついた。そういう自分だったことに気付いた。

今朝の新聞には「一皮向けた」という言葉を使ってそういう稀勢の里関のことが書かれてあった。

脱皮した、という表現も相応しい。

脱皮するというのは成長するということ。

何度も何度も人は脱皮して成長する。

稀勢の里関は今場所前不調だったことが幸いした。

不調はそのキッカケになった。

不調がよくないなんて言えないね~

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