ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

皮膚の傷

2011-10-06 15:43:26 | 新聞を読んで
傷は治るもの→この表現の主体は 傷 で、

薬で傷を治す→この表現の主体は ひと だ。

怪我をすると、傷を治そうと思う。

けれど、治るのは傷である。

傷が治る(皮膚が正常に“なる”)ように、

ひとはどうするか・・

“なる”そのものが主体だから、それを中心に考える。

そうすると、どうしても、そのものを観察したくなるんじゃないかと思う。

傷口はどういうふうに治癒していくものなのか・・・

身体の一部分である皮膚の性質はどういうものなのか・・・

そういう性質を持ったところの皮膚の傷が正常に戻るには・・・

そんなふうに考えると、

主役は皮膚の傷口で、

傷口さんは 治る力(再生力)を持っているのだから、

脇役としての 人 は主役がその力を発揮できるように、

周り仕事として、水で洗ったり、ワセリン塗ったりしたらよろしい、

ということになる。