フライフィッシングの話

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初釣り@東山湖フィッシングエリア その4

2024-01-14 19:07:00 | 管理釣場
予想通り、ソフトハックルの表層リトリーブではサクラマスが連続ヒット。しかしターゲットをサクラマスに特化したため、群れが去るとアタリも遠のいてしまう。こんな時は寒さが身に染みるものだが、今回は某衣料量販店で買い揃えた暖パン+タイツ+長袖インナーとフル装備だったため、つらい状況には至らなかった。もっとも、今年は暖かいので例年との比較は出来ないけど、とりあえず解禁直後の芦ノ湖くらいならこれで何とかなりそうだ。

今日は自分の不注意でメインの6番ロッドを折ってしまい、おかげで現代のグラスロッドというものを多少なりとも理解することが出来た。このSグラスを使ったロッドは、グラス特有のフィールを持ちながらもアクションは現代的で、グラスにしては軽快な印象である。いわゆる昔のグラスファイバーとはまったくの別物だ。もっとも私の場合、最初のフライロッドはダイエーの釣具コーナーで買ったダイワ精工の国産グラスロッドで、今で言うEVA素材のようなスポンジのグリップに、光にかざすとピンク色に透けて見えるメタリックグリーンのブランクが美しい7フィート5番だった。そして2本目もやはりグラスだったが、こちらは米国製ブローニング/サイラフレックス社の8フィート6/7番、光を通さないチョコレート色のブランクには独特の飾り巻きが施され、太めのグリップなど無骨な雰囲気がいかにもアメリカらしく、これまで所有した中ではもっとも愛着のあるロッドとなった。両者ともかなり使い込んだので、フライフィッシングの基礎はほぼこの2本で習得したと言っていいだろう。そのせいか、今でも滞空時間の長いゆったりとしたループが自分のキャスティングスタイルになっている。

つづく


夕暮れ時の富士山は息を呑む美しさ。




サクラマスはよく走るので、しなやかなグラスロッドの引き味が存分に楽しめた。




アベレージは30センチちょっと。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Uniglass 8ft. 5wt.
リール Hardy Marquis 6
ライン Goture General WF5F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ ソフトハックルイマージャー #12


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