フライフィッシングの話

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芦ノ湖でルースニングその1

2023-04-13 23:35:39 | 湖(レイク)
日々水温が上昇する4月の芦ノ湖は、ワカサギやウグイが産卵のために接岸したり、ユスリカのハッチが増えてくるなど、マスたちが水面を意識しはじめる時期であり、例年4月中旬はそのちょうど境目にあたる。シンキングラインかフローティングラインか、現場での判断はいつも悩ましいものだ。

朝、ボートに乗るため桟橋に出ると、けっこうな量のユスリカがハッチしていて、桟橋のすぐ近くでは良型のマスがライズを繰り返していた。当初の予定では、桟橋沖からハーリングしながらキャンプ場か早川あたりまで行こうと思っていたのだが、すぐに予定変更、桟橋沖でミッジを試してみたところ、これにはまったく反応がなく、仕方がないのでシンキングでマラブーを引っ張ってみるが、これもだめ。桃源台の岸寄りでやっていたフライマンが良型をヒットさせていたので、一度海賊船の向こう側まで行き探ってみるがやはり反応はなかった。そこから遠くキャンプ場の方まで見渡したところ、どうも釣れている様子がなく、結局戻って桟橋横でアンカーを下ろす。
この頃、多少風が出てきたものの、まだまだ良い雰囲気だったため、前回同様ルースニングを置き竿にして、引っ張りながらマーカーに目を凝らしていた。しばらくして、マーカーが水中にスーッと吸い込まれたのを見て慌てて合わせると、グングンと重い手応え。これはなかなかの良型なのでは?と思いながらリールを巻いていくと、今度はものすごいスピードで走り出す。ティペットが6Xだったこともあり、慎重にやりとりをしてネットに収まったのは、40センチの綺麗なニジマスだった。

つづく


寄せては潜られの繰り返し。6番ロッドのティップが湖面に突き刺さる。



コンディションの良い元気なニジマスは40センチ。



駐車場裏の桜はなぜか今が見頃。



タックルデータ

ロッド Maxcatch Black Star 9ft. 6wt.
リール Maxcatch AVID PRO 5Seven
ライン SF WF6F
リーダー バリバス ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェッショナルフロロカーボンティペット 6X
フライ BHスピードファイバーマラブー#12 オリーブ


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