フライフィッシングの話

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釣り納め@東山湖フィッシングエリア その2

2023-12-22 10:42:25 | 管理釣場
穏やかな湖面を眺めながら淡々とリトリーブを繰り返していると、ふと昔の記憶が蘇ってくる。

思えば、45年前から管理釣場ではマラブーを使っていた。主にウーリーマラブー(ウーリーバガー)やモンタナマラブーといったシェニールボディにヘンハックルを巻いたパターンで、巻きやすい上に良く釣れるため重宝したものだ。ところが、風の強い日などにフォルスキャストを繰り返していると、螺旋状に巻いたハックルの影響でティペットがよれてしまうという欠点があり、40年ほど前からパートリッジのソフトハックルを使用したマラブーパートリッジというオリジナルパターンを使うようになった。以来、それを25年間使い続けていたのだが、やはり今どきのフライパターンには敵わない。何しろ、リトリーブ中でもたまに飲み込んでしまうほどなのだ。

そんなことを考えていると、突然グーンとティップが持って行かれ、今までと違う重い手応えに思わず胸が高鳴る。比較的近くでヒットしたため、魚はすぐに姿を見せたが、そこから寄せては走るの繰り返しで、ようやくネットに収まったのは体高のある40センチの良型ニジマスだった。ここまでずっと同じようなサイズばかりで、気分が下がり気味だったが、これで多少気分が上がってくるというものだ。同時に、湖面にも変化の兆しが現れ始め、単発だが、ライズも見られるようになった。一方、カウントダウンのスローリトリーブは反応が鈍くなってきたので、そろそろルースニングに切り替えようと思ったが、ルースニングでは、今のところ小振りのニジマスしか上がっておらず、まだ可能性はあるのではと思いとどまる。

結局、カウントダウンぜずにリトリーブを続けてみたところ、少し反応が戻ってきたものの、釣れるのは30センチ前後のニジマスばかりで、もうこれ以上変化はないだろうと判断、ここで一度ルースニングに切り替えることにした。

つづく


やりとりが楽しかった最大サイズの40センチ。




目の前に富士山が見える素晴らしいロケーション。




透明度は高くないが、マッディな感じではなく植物系の濁り。




タックルデータ

ロッド Caps Stream Trail III CFF Graphite 9ft. 6/7wt.
リール Maxcatch AVID PRO 5Seven
ライン Scientific Anglers Uniform Sink WF6S type II
リーダー バリバス ST 9ft. 3X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 4X
フライ BHスピードファイバーシェルターマラブー#8 オリーブ


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