フライフィッシングの話

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単身日帰り釣行@湯ノ湖 その2

2024-05-26 13:10:00 | 湖(レイク)
その後、綺麗な銀化レインボーを追加してからは、だんだんとライズも増えてきて、頻繁にフライを打ち返していたのだが、よ〜く観察していると、どうもライズの主は、シャロー近くでベイトを追い回しているようだった。そこで、マーカーをつけたまま、ライズのあった付近へフライを投げ込み、少し沈めてからスーッとロッドを立てるように引っ張ってみたところ、狙い通り、ゴン!という感触がティップに伝わった。すかさず合わせると、今度はかなり重い手応えで、ラインがキューンと勢いよく引き出され、さらにゴクンゴクンといった大型魚特有の感触が伝わってくる。ところが、しばらくやりとりした後、突然動きが止まったかと思ったら、うんともすんとも言わなくなってしまった。まさか魚が根に入るなんてことはないだろうと思ったが、少し強めに引っ張ったところ、急にテンションが軽くなり外れてしまう。引き上げてみると、フライには別のラインが絡まっていて、ラインの先にはシングルフックのスプーンがぶら下がっていた。恐らく根掛かりしたルアーのラインに運悪く絡んでしまったのだろう。すぐに気を取り直し、釣りを再開したものの、このモヤモヤした気持ちはどうしても解消することが出来なかった。

ところが、しばらくして、今度はルースニングにアタリがあり、合わせると明らかに前回より重く力強い引きだった。すぐにラインがキューンと勢いよく出て行き、リールファイトに切り替えて臨戦体制に入ったのも束の間、突然フッと軽くなりテンションを失った。良いサイズを立て続けで二度もバラすとは、あまりにもショックが大きすぎる。しかも、時合いが終了したのか、その後は釣れない時間帯に突入してしまった。それでも、何とか5尾目を追加すると、ちょうど正午になったため、とりあえず昼食をとる事にする。

駐車場へ買っておいたおにぎりを取りに行くと、レストハウスの前にカレーメニューの看板が立っていたので、ランチを再開したのだろう。湖畔に戻って椅子に座り、おにぎりを頬張りながらマーカーを見つめるが、その間まったくアタリは無かった。昼食を終えた後も、あまり期待せず釣りを続けていたが、突然マーカーが横に走ったため、慌ててロッドを立てると、白っぽい魚体がジャンプを繰り返す。一瞬ホンマスかと思ったが、ジャンプしたのでニジマスだろう。上がってきたのは、やはり銀化のホウライマスだった。


つづく


10:04 4尾目は銀化のヒレピン33センチ。




11:44 5尾目も綺麗な33センチ。




12:32 6尾目の銀化ホウライマスは30センチ。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch switch 11ft. 6wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF6/7F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 Sオリーブ


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