フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 




2年半ぶりにフライフィッシングを楽しんできた。
と言っても、管理釣場なのだが・・・。
場所は、栃木県佐野市にある加賀フィッシングエリア。
実を言うと、この釣場を訪れるのは20数年振りだった。

入場時、フライ専用のスペシャルポンド券を購入しようとしたら、「減水していて釣りにくいですよ。」と言われたので、通常のルアー・フライ券に変更する。
それほどの混雑もなく、適当に風下の場所に入ると、オレンジ色のアルビノマスがたくさん泳いでいるのが見えた。
三日前の金曜日に、アルビノを大量放流したのだと言う。
早速、『加賀ばり』と呼ばれる管理釣場パターンを試すと、すぐに反応があり、間もなく一尾目が釣れた。
他の管理釣場では、まったく通用しないフライだったが、やはり『加賀ばり』と呼ばれるだけのことはある。
そう思いながら、コンスタントに魚を釣り上げていると、やがてどこからともなくネコが現れ、足下に寝転んだ。
釣り上げた魚を横取りしようという魂胆であろう。
案の定、魚が掛かると急に身体を起こし、岸際で飛びかかろうとしている。
その姿が面白かったので、試しに、魚をごぼう抜きにしてネコの頭上で吊るしてみたところ、不意をつかれたのか、見ているだけで飛びかかろうとはしなかった。
最終的に三匹ほどのネコが集まって来たが、ここでは無理だと判断したのか、岸づたいに別の場所へと移動して行った。

午後になると、家族連れが多くなり、エリア内も混雑してきた。
魚は相変わらずコンスタントに釣れ続けている。
常連の人が、今日は底を引いてもまったくダメだと言う。
確かに魚は表層に向いていて、インジケータにも反応するほどだった。
最終的には、41センチを筆頭に、ニジマス(アルビノを含む)ばかりを40~50尾ほど釣って納竿。
震災以降、なかなか行く気になれなかったが、ようやく魚の感触を楽しむことが出来た。

写真上、足下に寝転ぶネコ。
写真下、スリムだがコンディションの良いニジマス。ファイトは力強くスピードがある。

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