フライフィッシングの話

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たまにはのんびり@加賀フィッシングエリア その1

2025-01-24 13:14:15 | 管理釣場
2025.01.23
じつは、直前まで王禅寺へ行くつもりだったのだが、予定より早く起きてしまい、せっかくなので少し遠出してみることにした。遠出と言っても、栃木の管理釣場では東京から最も近い加賀フィッシングエリアだ。

釣場に到着すると、今日は人が少なく、どこでやっても良さそうだったが、とりあえず、前回と同じ1号池の南側に入り、ダブルハンドのリトリーブから始めてみることにした。ダブルハンドロッドを使うのは昨年11月以来で、およそ2ヶ月振りである。その間、もちろん練習してないのだから、もはやこの釣場が練習場と言って良い。とにかく広々していて、気兼ねなくロッドを振ることが出来るのだ。

最近は、レギュレーションでスペイロッドの使用を禁止している釣場も多いが、ここではOK。ただし、休日の混雑している時などは、ご遠慮願うこともあると言う。確かに14フィートの9番なんかでビュンビュンバシャバシャやられたら、近くの人はたまったもんじゃないだろう。しかし、今はインパクトの少ないライトスペイの時代だ。スペイキャストそのものを禁止しているところもあるが、ロッドの長さやラインの重さを制限するなど、精査した上で、もう少しレギュレーションを緩めても良いのではなかろうか。

さて、釣りの方はというと、5投目くらいで、ようやく1尾目をキャッチすることが出来た。というのも、久しぶりにダブルハンドロッドを振ってみたら、始めのうちはうまく投げれず苦戦。そこで、今回ベリーポークを試してみたところ、思いのほか飛距離が伸びるようになったのだ。

その後もポツポツ程度に釣れて、のんびりキャス練をするにはちょうど良い感じ。さらに、リトリーブで色々な速度を試してみたところ、今日のフライでは、サイズやウェイトのバランスからして、スローリトリーブが最も効果的だった。

やがて昼近くになると、パタリと当たりが止まってしまったが、キャス練はそのまま継続。今日は空いているせいか、鳥がやたらうろついていて、例えば、水の中にはオオバンやキンクロハジロが泳ぎ、生簀の周りには青鷺や川鵜が、そして上空にはカラスと鳶が飛んでいるといった具合だ。さらに魚は鳥の影に反応して、浮いている鱒たちが一斉に潜ってしまうので、その後は警戒して口を使わなくなるのだろう。

そのうちに当たりが出始めると、これまでとは明らかに違うテンションで、グーンとティップが持っていかれる。かなり重いので、今度こそ良型のマスに違いないと思った。ところが、姿を見ると思ったほどではなく、しかし、そこからけっこう暴れだして、何度もロッドを伸されてしまう。長いやりとりでようやくランディング出来たのは、40センチほどの綺麗なニジマスだった。

つづく


1尾目はレギュラーサイズだが、ほぼヒレピンの元気なニジマス。



この日最大は40センチのニジマス。
とにかく凄まじいファイトで、13フィートのダブルハンドロッドが伸されるほどだった。



このニジマスは体高があって引きも強かった。




タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Spey 13ft. 6/7wt.
リール Maxcatch Avid Pro 9eleven
ライン SA マスタリーアトランティックサーモンショート DH 6/7 SI、バリバスエアーズ 24lb
リーダー ティムコ アクロンフロロカーボンハイエナジー 9ft. 3X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 1号
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ

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