フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 




約ひと月半振りの忍野へ到着。
早速、臼久保橋の上から川を覗いてみると、橋の下に付いている魚がいつもより少なかった。
一方、下流側には、結構良い型のニジマスが群れている。

「もしかしたら、先日の台風4号の雨で、魚が落ちてしまったかな?」

そう思いながら準備を済ませ、霧の立ちこめる中、多い茂るブッシュをかき分けながら川岸へ向かうと、まだ時間が早いのか、水面は鏡のように静まり返っていた。

暫くして霧が晴れてくると、ポツポツとライズも見られるようになった。
堰堤では、まだまだライズも散発だったが、魚達は明らかに水面下で何かを補食している。
まずはルースニングを試してみるが、反応はあまり良くない。
そこで、LLに切り替えてみたところ、ワンキャスト、ワンバイトで次々と型の良いニジマスがヒットした。

ところが、どうも様子が変なのである。
釣れる魚は、どれも体高があり、しかもニジマスにしてはやけに斑点が少ないのだ。
いつものスマートで美しいヒレピンの魚とは明らかに違う。
さらに、フッキングした直後から、とてつもないパワーでロッドを絞り込み、もの凄いスピードで走り回るのだった。

半ば入れ食い状態だったが、結局掛けた魚の半分以上は取れなかった。
辺りではツバメが飛び回り、羽化したばかりのモンカゲロウのダンを補食していた。
午前中の2時間程の出来事である。

昼食のため、大臼荘へ行くと、昨日放流があったのだと教えてくれた。
道理でヒレの丸い魚が多いと思ったが、ドナルドソンを放流しているとは知らなかった。

午後はS字へ行ってみたが、こちらでも反応が良く、久々の爆釣モード。
締めくくりのヒゲナガは、2度しか出なかったが、バラシも無く納得の行く結果だった。
最後はコウモリが掛かってしまい、「キーッ、キーッ」と暴れて怖かった。

この日の釣果
ニジマス33尾、ヤマメ5尾、ブラウン1尾、そしてコウモリ1羽。

久々にニジマスのファイトを思う存分堪能出来た一日であった。

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