最近、町の街路樹が軒並み伐採された。切られた樹の切り株が並んでいる。この町も半世紀。街路樹が大きくなり根っこが広がって道路が盛り上がっている。家の敷地にまで入り込んでいるらしい。このままだと下水道に影響が出る。伸びた枝は電線まで到達。バッサリ切られて町は殺風景になった。緑のトンネルがきれいだったのに。街路樹の落ち葉掃除も高齢化で皆さん大変になって来たと思う。公園の大きな木も半分残して切られてしまった。見通しが良くなった。防犯上はいいけれど趣が無くなった。鬱蒼とした緑が素敵だったのにさっぱりした公園になってしまった。
そしてわが家。大きな木は手に負えないと切ることにしたらしい。植木屋さんが来週来る。夫の判断。この前の棕櫚を切るのが大変だったらしい。庭が淋しくなる…。これも年齢を考えると仕方がないのかも。この家は私たちの代で終わり。後は誰も住みません。いつかは取り壊される。都心のマンションに引っ越す人もちらほら。庭付きの家。いつかはお荷物になるのかも。