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夜寝る前の日課になっていた辻仁成さんの日記。
いつしか離れてしまった。
よくこんなにと感心するくらい毎日料理が紹介されている。
料理の紹介が大半なので読まなくなった…。
コロナ渦を息子さんと乗り切った頃。2020年この頃から読み始めました。
反抗期で大げんかした頃。
大学受験。将来を悩む息子さんに寄り添っていた頃。
大学合格。18歳で成人。10歳からシングルファザーの子育て。
息子さんが独り立ち。家を出て行く。子育て卒業。
子犬の三四郎君を飼う。さんちゃんがやって来る。
独りになった辻さん。
犬のさんちゃんとの二人暮らしが始まる。
絵の制作に個展。執筆。田舎暮らしの計画。田舎の家の改造…。
ノルマンディ~パリ~東京~と多忙です。
でも何だかどこか淋しさが感じられる。
無我夢中だった子育てしていた頃がいかに華があったのかと、
辻さんの日記を読んでそう思う…。
74歳のおばば。毎日予定があり、忙しくしているけれど…。
どこか淋しさはぬぐえない。
夫がいるのにこの淋しさはどうなのだろう。
独りの時間が欲しい~と思っていた頃が華だった。
いまはたそがれ時なのかなあ。