年末年始の台湾の写真の続きです。
大雪山の山桐子に来る希少種タイワンツグミです。
タイワンツグミ/白頭鶫/Taiwan Thrush
この21kmの山桐子にはタイワンツグミが定期的にやって来ました。
警戒心が強くて1粒食べるとすぐに谷に消えていくので油断していると全く撮れません。
運よく3回ぐらいチャンスがあり何とか撮れたかなという感じです。
OLYMPUSのOM-1の鳥認識は白や黒に弱くあまり認識しません。
なので、撮れているつもりでもややピントが甘く惜しい写真が多かったです。
タイワンツグミは台湾名の通り頭が白い台湾固有種のツグミです。
(いつの間にか固有亜種から固有種に昇格し英名もIsland ThrushからTaiwan Thrushに変更)
中低山に生息する希少種で撮影難易度は高い方になります。
タイワンツグミがやってくると台湾のバーダーさんにも緊張感が走っていました。
今年の山桐子は大当たりだったようで何よりです。
ゴシキドリは台湾ならどこにでもいる感じです。
タイワンゴシキドリ/五色鳥・臺灣擬啄木/Taiwan Barbet
緑地に赤黄青黒が配色された美しい台湾固有種です。
ゴシキドリは一度来ると長居してくれるのでいくらでも撮れます。
ちょっと太くてひょうきんな顔をしていますが一応キツツキのなかまです。
台湾のバーダーさんにとっては平地から高山までどこにでもいる普通種です。
光が当たると綺麗に色が出て美しく輝きますね。
ちなみに、タイワンギシキドリは旧ゴシキドリの台湾亜種とされていましたが再分類され独立種となっています。
台湾名も五色鳥から臺灣擬啄木になりましたがみんな単に五色鳥と呼んでいます。
英名はBlack-browed barbetからTaiwan Barbetに、学名もPsilopogon oortiからPsilopogon nuchalisになっています。
次回も山桐子に来る野鳥が続きます。
フォトチャンネルです。
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