このイメージの最も明るい青の多くは、巨大な銀河達の集団の背後に並んだ、一つの、変わった、青い、リング状の銀河である。ここの集団の銀河達は一般的に黄色に見え、集団の暗黒物質と共に重力レンズの働きをしている。重力レンズは、ワイングラスを通して遠くの街灯を見ているときの光の多くの点のように、背景の銀河達のいくつかのイメージをつくることがある。恐らくまさに形成されつつある、この背景の銀河の特徴的な形は、集団の中心から4時、10時、11時、12時の別々のイメージとして現れ、天文学者達に推論の場を提供している。集団の中心近くの青い汚れは恐らく同じ背景の銀河の他のイメージである。最近の分析は、全体で11の別々の背景の銀河達の、少なくとも33のイメージが識別できると仮定した。ハッブル宇宙望遠鏡からの銀河の集団 CL0024+1654 のこの壮観な写真は2004年11月にとられた。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリックして大きなイメージでご確認ください。