このアメリカ国旗の金属は、2001年9月11日の世界貿易センタービルの攻撃の跡地から回収され、攻撃の10回目の記念日の2011年9月11日に火星で記録された。この米国旗のアルミニウムは、NASAの火星探査ローバーオポチュニティのツールのケーブル保護として使われており、到着後火星の日で 2,713 日目にオポチュニティの二つのカメラがこれを記録した。世界貿易センターからの金属でつくられたこのケーブル保護はオポチュニティの岩研磨ツールに使われている。イメージの色の部分はオポチュニティのパノラマカメラの異なるフィルタでとられた三つの露出を結合しており、人間の目が火星で見る色に近い。オポチュニティは2004年4月に火星での3ヵ月間の基本ミッションを終え、以来10年以上延長ミッションで働いている。
<出典>: Mars Rover Opportunity
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