コペルニクス・センチネル3A衛星からの雲のないイメージのこの合成は、ヨーロッパ全大陸と更に多くに及んでいる。この視界は、北西のアイスランドから北東のスカンジナビアおよびロシアまで、また、ノルウェーとフィンランドの北端からアルジェリア、リビア、エジプトなどの遠い南まで伸びている。一方、衛星の海と陸地カラー装置がヨーロッパの多くの地域の夏の緑を描き、夏がもたらす乾燥が、特に南の、例えばスペイン、イタリア、トルコの地域に見ることができる。イメージの中心にベルリンがある。二つの同一の衛星の編成によるセンチネル3ミッションは、我々の海、陸地、氷を測定する機器のセットを運んでいる。この革新的なミッションは、陸地では、植物のインデックスを提供し、野火を監視し、川と湖の高さを計り、海では、温度、色、海の表面の高さ、海の氷の厚さを測定する。このイメージは2017年3月1日から7月30日までの間に捕えられた場面からつくられた。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
<大判>: イメージをクリック。
<お知らせ>: 日本時間明日6月3日日曜日午後、国際宇宙ステーションの金井飛行士が帰還する予定です。詳細は「ホームページ」の 「国際宇宙ステーションは今」 から。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。