コペルニクス・センチネル2号ミッションは、2019年7月6日に、アイスランド南東の、ヴァトナヨークトル氷河(Vatnajokull)の氷冠の夏のイメージをとった。その解像度10メートルのイメージを見よう。ルクセンブルクの大きさの約3倍の 8400 平方キロのこの氷河はアイスランド最大の氷河であり、ヨーロッパ最大である。氷の厚さは平均約 900 メートル、この氷冠は、温暖化のために縮退を続ける約30のアウトレット氷河を持っている。
ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号は二つの衛星のミッションである。それぞれの衛星は、地球の表面を13のスペクトル帯で撮る高解像度カメラを運んでいる。それらは、全ての地球の陸地の表面、大きな島、内陸、近海を5日おきにとっている。
<出典>: 「センチネル2号(Sentinel-2)」
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<お知らせ>: 10月2日に予定されたノースロップグラマン、シグナス貨物船の打上は10月3日に再度延期になりました。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。