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10月15日:  チリのサンラファエロ国立公園の干潟/お知らせ

2020年10月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

チリ南の太平洋岸のサン・ラファエロ国立公園(San Rafael National Park)の一部が、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションによってとられたこのイメージに描かれている。そのフル10メートルの解像度のイメージを見るためにズームインしよう。およそ 17,000 平方キロのエリアを覆うこの公園には、かってこの領域をカバーしたパタゴニア氷床の残骸、北パタゴニア氷原を含んでいる。今日、この氷原は、以前の大きさのごく小さな部分であるにも関わらず、それは、依然として、極領域外の二番目に大きな氷の連続である。このイメージは、ここに見えるサン・ラファエロ(原版の右上)とサン・クィンティンの二つの大きな氷河とともに、28の氷河の出口を持つ北パタゴニア氷原の西の地域を描いている。サン・ラファエロ氷河は、世界で最も活発な氷河の一つであり、年間約 7.6 キロメートルの速度で流れるパタゴニアで最も動きの速い氷河である。(以下略)

<出典>: 「センチネル2(Sentinel-2)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: この記事は宇宙から撮られた高精細イメージの精度を見ていただくために取上げたものです。高精細原版は こちら(18.44 MB:jpg) から。

<お知らせ>: 遠征64を乗せたソユーズ MS-14 は、米国東部夏時間午前4時48分(日本時間午後5時48分)に国際宇宙ステーションにドッキングしました。

 

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