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7月7日: 米国旗に敬礼する/火星のメタンのミステリーの説明に近づく/お知らせ

2021年07月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<宇宙の話題>: 2021年の旗の日:米国旗に敬礼する

毎年6月14日は米国の旗の日として祝われる。議会のオンラインサイトのライブラリによれば、1916年5月30日、ウッドロー・ウィルソン大統領は、6月14日を、国の旗の日に制定する大統領宣言を出した。この日は、米国の公式の旗として、このスターズアンドストライプスの採択を祝う。全てのNASAの宇宙船には米国の旗を含んでいる。この数十年を通して、我々の国旗は、月に置かれ、星間宇宙に向かい、火星のローバーに伴われ、宇宙服に表された。この肖像的なイメージでは、ミッション指揮官ジョンヤングが、ジャンプしている間に旗に敬礼している! アポロ16号月着陸船オリオンと月移動車が背景にある。

<出典>: 「NASAの歴史(NASA History)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 先の日曜日7月4日は米国独立記念日でした。これを記念して米国旗に関する記事を取上げました。

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<火星の話題>: 科学者達、火星のメタンのミステリーの説明に近づく

火星でのメタンの検出の報告は、科学者達と非科学者達を同様に虜にした。地球では、多くのメタンが、大部分、家畜が食む植物の微生物によってつくられる。しかし、牛、羊、山羊などがいない火星での発見は、赤い惑星で微生物が生きていたことを意味するかもしれないので刺激的である。しかしながら、メタンは、微生物または他の生物とも無関係かもしれない。岩、水、熱の相互作用を含む地質学的プロセスが、また、それを生み出すことができる。火星でメタンの源を確認する以前に、科学者達は、他が検出しないのに、なぜ、ある機器のみがガスを検出したのかの、彼らを悩ましている疑問を解決しなければならない。たとえば、NASAのキュリオシティローバーは、ゲイルクレータの地表で、メタンを繰り返し検出してきたが、ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズガス追跡軌道船は、火星の大気圏の高くで、いかなるメタンをも検出しなかった。

<出典>: 「マーズローバー・キュリオシティ(Mars Rover Curiosity)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: これは今年5月下旬に発表された記事の一部です。地球では、メタンは温暖化の大きな原因として、その発生源となる家畜が問題となっています。これまで多くの火星探査機が送られてきましたが、メタンの検出が大きく報じられたのは初めてです。イメージはキュリオシティの火星での自画像。

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<お知らせ>: ➀ 7月6日に切離しの予定であった国際宇宙ステーション「スペースX」ドラゴン貨物船は、着水予定地点の気象状態から、今日7月7日夜以降に変更されました。
➁ 今夜7月7日、国際宇宙ステーションの星出飛行士とのインタビューが予定されています。
以上、共に中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。 

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