2021年7月17日: NASAは、ハッブル宇宙望遠鏡の科学機器をオペレーショナルな状態に戻し、科学データの収集が再開されるだろう。これは、6月13日に、ペイロードコンピュータが問題を起こし、科学オペレーションを中止した時以来の、初めての科学データ収集になるだろう。
最初の観測は、いくつかの機器の較正が終えた後の、土曜日の午後の予定である。科学オペレーションが中止されていた間の、失われた観測のほとんどは、後の日付に予定を変更されるだろう。チームは、7月15日に、宇宙船を予備ハードウェアに切り替えた。
NASAは、ハッブルが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を含む他の宇宙天文台とともに働き、続いて何年も、草分け的な観測を続けることを期待している。1990年に打上げられたハッブルは、31年を越えて宇宙を観測し、150万を超える宇宙の観測を行い、 そのデータによって 18,000 を超える学術論文が発表されてきた。
<出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」
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<ひとこと>: ハッブルの最も大きな科学的な発見については こちら(英語)から。なお、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は今年後半の打上が予定されています。
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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。