ボーイングの CST-100 スターライナー宇宙船が、2021年7月17日に、フロリダ州ケープカナベラルの宇宙打上複合台41の垂直統合施設で、ユナイテッド・ローンチ・アライアンスのアトラスVロケットの上に積まれている。このスターライナーは、7月30日に、NASAのコマーシャルクルー計画の、ボーイングの2回目の軌道飛行試験のためにアトラスVで打ち上げられる予定である。
<出典>: 「有人宇宙(Humans in Space)」
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<ひとこと>: NASAは、スペースシャトル計画の廃止に伴って、近地球軌道へのクルーの送迎、物資の運搬などは民間へ移すことに決めた。この結果、クルーの送迎に選ばれたのがスペースXのクルードラゴンとボーイングのスターライナーだった。しかし、スペースX社のクルードラゴンが既に複数回有人での目標達成に成功しているのに対して、前回のスターライナーの試射では、国際宇宙ステーションに到達することもできなかった。このため、現在のクルーの往復は、ロシアのソユーズとスペースXのクルードラゴンの二つとなっている。
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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。