わ、わからん

2024年10月10日 21時46分20秒 | 雑記
紫金山・アトラス彗星がSOHO C3の画像ですごい明るい状態で写っています。

朝から星仲間から-5等ぐらいとの情報もありました。
-5等もあれば、昼間や日没時に見えるのでは?と思いチャレンジしました。

昼は13時半頃。太陽を建物で隠してコンデジで撮りました。

さっ、さっぱり分からん。

続いて夕方。

今日は水平線に太陽が沈み、グリーンフラッシュも見えました。


日没時、200mm+フルサイズではこのような位置にいるはずです。

実際の写真がこれです。

17時53分。グリーンフラッシュまでもう少しの頃。
対象は中央付近にいるはずですが、拡大しても分かりません。この時の高度が4.4°


18:07分 高度は1.1°
水平線上にあるもやの向こうでしょうか?

明日は日没20分後で4°あり、今日より条件はだいぶん良くなります。
明日には、あちこちで捉えられるでしょう。
こちらもチャレンジしてみるつもりです。
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双眼鏡がほしいな

2024年10月09日 19時19分19秒 | 雑記
紫金山・アトラス彗星がもうすぐ西空に見え始めてきます。
撮影中に眺められるように双眼鏡がほしいなと夏頃から思ってきました。
1つ4~5cmぐらいのを持ってはいます。
双眼鏡のフロントに52mmのネジが切ってあってフィルターが付けられるのですが、
アイポイントが短いのか非常に見えにくいのです。

最初は7~8cmクラスを検討しました。
候補はSBK-1170
瞳径は6.3mm、明るさ40、アイレリーフ18mmとまずまず。
魅力的なのは価格が2万を切ること。

5cmぐらいも検討しました。
このくらいだと軽いし、EDを使った物もいいなと思いましたが、さすがにEDを使うと価格が高い。

中間の6cmぐらいを調べますが、どこのメーカーも5cmの次は7,8cmでした。
そんな中、シュミットが63mmの双眼鏡を出していました。9×63、12×63の2種類有ります
実視界が5.5°、5.4°とほとんど変わりません。瞳径は7mmと5.25mm。
価格は9倍の方が2,3千円安いです。
倍率が違うのに実視界がほぼ一緒ということは、12倍の方は周辺星像がどうなんだろう、無理してないかなと思ったので、
今回は9×63を注文しました。


同じ日に注文したビノホルダーは既に到着していますが、肝心の双眼鏡のほうはまだ発送したという連絡は着ません。
早く発送していただかないと、彗星が見え始めてしまいます。
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買って良かったと思う物①

2024年10月08日 19時07分07秒 | 機材
天体写真歴が長くなると、購入したものも増えていきます。
その中でも、これは買って良かった、これからも使っていこうと思う機材やパーツも出てきます。
今日はそんなものを紹介します。

ここ10年ぐらいでもっとも稼働率が高い機材はこれ。

ビクセンのポラリエ。
スリックのカーボン三脚にK-ASTEC社のXY50、テレスコ工作工房のPCB-EQ3などついていますが、
今回紹介するパーツはこれです。

こちらは、Unitec社ポラリエ極望イルミネーターです。

残念ながらすでに生産終了しています。

ポラリエ用の極軸望遠鏡は、おそらく磁石のような物で本体に付くようになっています。

極軸望遠鏡の先っぽに少し力がかかると、上の画像のようにスポッと抜け落ちます。
紹介した極望イルミネーターを付けると、先端に不意に力がかかって極軸望遠鏡が本体から抜けようとしても、
それ自体が本体に引っかかり抜け落ちるのを止めてくれます。
これに何度か助けられました。
現行のビクセンの極軸望遠鏡PF-Lシリーズは、北極星と付近の2星を使って極軸を合わせるようになっていますが、
この2星が月明かりや街明かりがあったり、薄明中だったりすると、まぁ分かりません。
そのため、星座早見方式の旧極軸望遠鏡を使っています。
本当はSXP2のPF-LⅡもSX用の極軸望遠鏡に代えられるなら代えたいぐらいです。

先日、イルミネーター本体のスイッチ部分が取れて使えなくなってしまいました。
さて、どうしたものか。
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帰還②

2024年10月07日 17時30分00秒 | 機材
帰ってきました。

お帰り、アトラクス。

オープン

なんかいろいろ埋もれています。

赤緯モーターの所にコネクターが追加されています。


コントローラーは2種。
左がマルチドライブ。右はGPDで使っていたAutoguider Proをアトラクスで使えるようにしていただきました。


ベルトドライブ式になっています。


Autoguider Proで接続。


こちらはマルチドライブ。


マルチドライブはコードがついていて、赤道儀に引っかけられるようになっているのがいいですね。
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SS-one社 訪問

2024年10月06日 21時00分00秒 | 機材
7月下旬に関東に行ったのは、実はこの機材の改造のためでした。

そのついでにシュミットにも行ったのです。

このNewアトラクス赤道儀は、池谷・張彗星の時にはすでに使っていたのでもう20年以上になります。
2012年にK-ASTEC社で改造をしていただきましたが、
自動導入ができないことがネックとなっていました。(PCと繋いでできるそうですが、上手くいきませんでした)
暗い彗星を導入するときも、ステラナビゲーターを見ながら星の配置を辿りつつ導入していました。
非常に効率が悪かったので、ここ数年出番をSXP2に奪われていました。
(自動導入できないからSXP2を購入しました)
しかしR200SSといった20cm級の望遠鏡を乗せたときの安定感はSXP2より上です。
いずれ観測所を作ったときにメインの赤道儀として使いたいので、どうにか自動導入はできるようにしたいところです。
AXD2・・・ 高すぎて無理!
年始にAXD2の中古が60万というのを見つけて心が揺れましたが、すぐ完売になったようでした。

年始からいろいろ調べて、SS-ONE社でマルチドライブを使う改造ができないかと思いました。
ASIAirの便利さを味わっていたので、マルチドライブなら・・・と考えるようになっていました。
春頃、SS-one社に問い合わせをしました。返答は
店舗に持ち込みなら受けます
でした。鹿児島から持っていく?
グーグルマップで調べると、距離は約1400km、約18時間と出ました。
この時点で、いったん諦めました。
OnStepは?と思いましたが、星仲間から「モーターを入れるところが厳しいみたいだよ」との返事でした。

GW頃 SS-oneニュースで「そのうちコントローラー外付けタイプは止めます!」という発言がありました。
やばい、アトラクスでASIAirを使う方法がなくなる と思い、遠いけど群馬に行くことを決意。
夏に伺うこを伝え、マルチドライブをキープしていただきました。

車で群馬まで行く、飛行機で行くなどSS-one社までの交通費を検討した結果、
飛行機+JR+レンタカーが一番安かったです。
まぁ車で行くと長距離なので、事故をする可能性も高いですし。

赤道儀は群馬のヤマト営業所で受け取ることにし、社に伺う5日前に発送しました。
三脚も送ってほしいということだったので、一緒に送りました。

7月22日、鹿児島から飛行機で羽田まで、そこからは在来線と新幹線で高崎まで行きました。

宮崎市上空

見えた!十数年ぶりの富士山。
高崎でレンタカーを借りたときには、車の温度計は39度を指していました。
アトラクス赤道儀をもってSS-one社を訪問しました。

店舗の前で店主が待っていてくださいました。
すぐに赤道儀を組み立て、部品が外されモーターやギアがあらわになりました。

まず、「モーターが小さい」と言われました。
SS-one社でGP赤道儀用に使われているモーターと比べると、確かに小さい。
赤緯は大丈夫だが赤経モーターが入るスペースが狭く、赤緯より小さいモーターしか使えないことが分かりました。
しかしモーターが小さくなると速度も出ないし、トルクも不足する。
いろいろな案を考えてくださり、とりあえず改造はできそうだと判断されました。
ギアは遊びが大きく、「これでちゃんとガイドできてました?」と言われました。
とりあえずモーターは新しく中国から取り寄せることになり、ベルトドライブになりそうなことも伝えられました。
いつ完成できるかわからないので、引き取り日も決まりません。
アルミケースに入っているので、返送は運送会社を使うことを許可してくださいました。
数万の出費が、5千円ほどで済んだのは助かりました。


その日の夕食は山岡家へ。
撮影帰りに山岡家へ行かれる方のブログを何度も見たので、気になっていました。


改造終了の連絡は8月終わり頃にいただいていたのですが、「実際の星でテストして送りたい」とのことでした。
SS-one社のブログの8月28日の記事の赤道儀は、実は私のです。
そして数日前、テストが終わったと連絡がありました。
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