もう1枚濃いギターアルバム
Jimi Hendrix 「Crash Landing」
ジミ・ヘンドリックスが、今日このように高く評価されている原因は、彼が単にテクニックやフィーリングに関して秀でた才能を持っていたというだけでなく、ストラトキャスターという楽器の機能を最大限に発揮するような演奏を得意とし、トレモロ・アーム、ファズ・マシーン、ワウワウ・マシーンといったエフェクトを多用し、フィードバック奏法を完成させ、更にはボブ・ディランに影響を受けたといわれる調子っぱずれのヴォーカルをひとつの新しい個性として自分のものにした - といった革新的な実験に体当たりでのぞんでいたということが認められたからであろう。
テクニシャンとしても無論超一流の人であったが、それ以上に、ひとつの時代を作り上げ、ロックの状況を変えたミュージシャンとして、彼の存在なくして、今日のロック界はあり得ないといってもいいほどだ。
精神的にもジミの影響を受けたギタリストは、エリック・クラプトン、デュアン・オールマンなど、少なくない。
と、賞賛している。 - 水上はるこのライナーノーツより
1945年生まれ 24歳で死亡
ジミヘンの名前とジャケットのデザインで買った1枚
このアルバムも私には難解な曲で構成されている。
パープル・ヘイズ、リトル・ウィング等々好きです。
ジミヘンのフォロワーで、ロビン・トロワーというギタリストがいますが、コレはなかなかよかった。
マイルスの「パンゲア」では、ピート・コージーがジミヘンぽく弾いてます。
「革命児」的に扱われるジミヘンですが、時が経ち、現代ではひとつの「オーソドックス」となっているのは凄いですね。
解説ありがとうございます。
そうなんです、
ロックのスタイルを変えた
歴史的奏法うんぬん などの評価がありますが
私が聞いた時には、すでに皆がやってることで
特に目新しく印象的なものではなかったのです。
歴史が変わるその現場に居ないと感動はないのかも、
でもそれが新しい事なのだと感じ取る力が無ければ
その場に居ても何もならない。
世に多くの例があるように、新しい事を排除する側に
回ってたりして…