「雪沼とその周辺」 堀江 敏幸

第29回川端康成賞、 第40回谷崎潤一郎賞、 第8回木山捷平賞 受賞
都会から離れた山あいの町、雪沼で暮らす人々の生活を、7編の連作で描いている。
スタンス・ドット
本日で廃業する5レーンしかない小さなボーリング場に、閉店間際、一組のカップルが来場する。
店主は最後のゲームをプレゼントする。
イラクサの庭
独りでレストラン兼料理教室を開く女オーナーの話。
この料理教室にボーリング場の、今は亡き奥さんが通っていた。
すべて、それぞれが、どこかで何らかの形で繋がっている。
小さなレコード店の店主の話( レンガを積む )
職人が設計、製作した古い裁断機を使い続けている工場主の話( 河岸段丘 )
息子を事故で失った夫婦が開いている書道教室の話( 送り火 )他。
現在の話から、過去に戻って回想シーン、その人の人生を垣間見れる。そしてまた現在に戻ってくる。
穏やかで物静かな作品ばかりで、短いけれど、一作一作をしみじみと大切に読みました。
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ありがとうございます。

第29回川端康成賞、 第40回谷崎潤一郎賞、 第8回木山捷平賞 受賞
都会から離れた山あいの町、雪沼で暮らす人々の生活を、7編の連作で描いている。
スタンス・ドット
本日で廃業する5レーンしかない小さなボーリング場に、閉店間際、一組のカップルが来場する。
店主は最後のゲームをプレゼントする。
イラクサの庭
独りでレストラン兼料理教室を開く女オーナーの話。
この料理教室にボーリング場の、今は亡き奥さんが通っていた。
すべて、それぞれが、どこかで何らかの形で繋がっている。
小さなレコード店の店主の話( レンガを積む )
職人が設計、製作した古い裁断機を使い続けている工場主の話( 河岸段丘 )
息子を事故で失った夫婦が開いている書道教室の話( 送り火 )他。
現在の話から、過去に戻って回想シーン、その人の人生を垣間見れる。そしてまた現在に戻ってくる。
穏やかで物静かな作品ばかりで、短いけれど、一作一作をしみじみと大切に読みました。


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